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以下为收费内容(by http://www.prretyfoot.com)床に腰をおろそうとした瞬間、後ろから羽交い締めにされる。


リザは相変わらず目の前に膝立ちでニヤニヤしたままこちらを眺めている。


もう一人の人間。


背中に広がる柔らかな感触。


鼻をくすぐる甘い香り。


おそるおそる後ろを振り返る。


ラウラ「くすくす♡どうしたの?屈強な看守さんがそんなよろけちゃって♡」


「え…!」


自分を羽交い締めにしていたのはこの建物の牢屋に繋がれているはずのラウラだった。


囚人服を好まず、収監されたときに身につけていた露出の多い赤いドレスのまま、僕の後ろを取っていた。


リザ「ボス〜♡♡」


驚く僕をよそに、リザが甘い声でラウラに声をかける。


ラウラ「ふふ♡二人とも楽しそうだね♡」


いつもの鉄格子の向こうで気怠そうにしている雰囲気とまったく異なる声色だった。


「な、なんで…!?どういうこと…!?」


なんでラウラがここに…!?


リザ「どうって…ちょっと借りたんです♡あなたの伝心石♡」


リザ「お兄さんが誘惑に負けて石を預けくれたときに♡ついでにボスに連絡しちゃちました♡」


ラウラ「リザちゃんにお呼ばれされちゃった♡」


ぜ、全然気付かなかった…!


でも、そしたらなんでラウラが牢屋から出られてるんだ…!?


リザ「ふふ♡びっくりしてますね♡いいお顔ですよ♡」


ラウラ「今日私の牢屋にいる彼♡あの子はちょっと前に看守さんから私の奴隷くんに転職したんだよ♡」


言われてハッとする。ここ最近のあの先輩の体たらくぶりはやはり…。


リザ「おかげで彼が当番のときは余裕でボスの牢屋に入り放題♡ここなら他の犯罪組織に邪魔されないし、私たちの作戦会議も捗るんです♡」


ラウラ「今日もさっきみんなで虐めてあげてたら、私にこれプレゼントしてくれたんだ♡」


ラウラが後ろから手を前に出し、手のひらに乗った伝心石を見せつけてくる。


リザ「プレゼントって…。みんなで散々搾って気絶させた後に服から抜き取っただけでしょ♡」


ラウラ「ふふ♡でも見つけた時はただの綺麗なお守りかなって思ってたけど、さっき急にリザの声が聞こえてびっくりしたなあ♡」


リザ「え、あれ伝心石って知らなかったんですか…?」


ラウラ「え?リザ知ってたの?」


リザ「そりゃレアアイテムですし知ってましたよ?」


リザ「盗賊なら当然の知識ですよね」


リザ「いやなんかボス石を見つけたときすごい嬉しそうにしまってたんで、あっ流石ボスも使い方知ってるんだなーって…」


ラウラ「あっ…。いや、私も知ってたよ?」


リザ「ほんとですか?」


ラウラ「ホントデスヨ?」


リザ「…………。」


ラウラ「それより!」


強引に話を変えようとしている。天然なのかな…。


ラウラ「せっかく呼んでくれたってことは、私も仲間に入れてくれるんだよね♡」


仲間に……入れる……?


リザ「もちろんです♡予期しないかたちでこの人に捕まってしまいましたが、私たちの奴隷を増やすチャンスかなと思いまして♡」


奴隷ってまさか…!


「や、やめろ!」


リザ「やめろ?…くすくす♡すぐにそんなこと言えなくなりますよ♡」


ラウラ「うーん、でもせっかくだしちょっとゲームでもしよっか♡」


ラウラは手に持っていた伝心石を僕の手に握らせる。


ラウラ「今からそれ使って他の人呼んでごらん♡」


ラウラ「私たちは呼ばれないように邪魔してあげる♡」


ラウラ「あ、でもリザちゃんは動かないの。私も使うのは親指と人差し指だけ♡」


ラウラ「君がその石を落とした段階でゲームは終わり♡」


リザ「ふふ…なるほど♡」


突然のラウラの提案。


すぐさま助けを呼べばいいだけだからこちらが断然有利だ。


この体勢で妨害はラウラだけ、しかも片手につき二本、両手で4本の指だけ…。


「…わかった」


さっそく僕は伝心石を持つ手を握り、呼吸を整える。


リザ「お兄さん♡がんばってください♡」


ラウラ「それじゃ♡スタート♡」


ふぅ…。


さっさと意識を集中させ、守衛の奴らを呼ぼう。


……コリッ♡コリコリッ♡


「んあ!?」


不意の刺激に集中力がかき消される。


身体に目を向けると両乳首が背後から伸びる手に摘まれている。


ラウラ「〜〜♪」


クリクリ♡コリッ♡モミモミ♡


両乳首が親指と人差し指に挟まれ、揉まれ、引っ掻かれる度に、弾けるような快楽が生まれる。


「あ♡あひっ♡なんでっ♡」


こんなに感じてしまってはとても仲間に連絡なんて取れない。


他人はおろか、自分でも乳首を触ったことなんてないのに…!


リザ「くすくす♡いい顔ですね♡」


コリコリ♡コリコリ♡


リザ「ボスの乳首責め、最高ですよね♡」


クリュ♡クリクリ♡コリコリ♡


リザ(ふふ、ボスったら最近奴隷ちゃんいじめて貯めた淫魔の力を使ってますね♡)


カリッ♡カリカリカリカリ♡クリュリュ♡


リザ(両手の親指と人差し指に『性感アップ』、自分の吐息に『催淫効果』を全振りしてますね♡)


クリクリ♡コリッ♡ぎゅううう♡


リザ(これなら未開発乳首も即座にドスケベ化確定♡)


こしょこしょ♡コリ♡こしょこしょこしょこしょ♡


リザ(我らがボスながらえぐすぎますー♡)


リザ(それじゃ私は…♡)


リザがチューブトップをたくし上げる。


張りのある色白の爆乳が目の前にさらけ出される。


リザ「よいしょ…♡」


その状態で膝立ちになり、胸を前に突き出すとちょうど僕のペニスの前にリザの胸が来た。


ペニスは乳首責めによりすっかり硬さを取り戻しており、リザの柔らかそうな胸を目の前にして震えている。


ラウラ「準備よさそうね♡」


乳首をいじめる手を止めないままラウラが言う。


ラウラ「ふふ♡ちゃんとお仲間さんに連絡取れるといいね♡」


グッ。


ラウラが後ろから僕の腰を前に押し出させる。


「あっ!」


乳首に与えられる快楽に翻弄されていた僕はその力に合わせて前に腰を突き出すしかなかった。


むにゅううう♡


「ああああああ♡」


突き出したペニスがリザの双丘に打ちつけられる。


剛直なペニスの突進を柔らかく受け止め、その柔乳が極上の快感をペニスに与えてくる。


「ああはあああああああ♡なにこれえええええ♡」


フェラチオによって塗された唾液、ここまでに射精した精液の残り、そして乳首責めで溢れ出た我慢汁は潤滑油として十分な量だった。


これらの液体が谷間の滑りをよくし、快感を増幅させる。


パン♡パン♡パン♡パン♡


その状態で腰が後ろから突き動かされ、谷間の中を行ったり来たりさせられる。


ラウラ「それそれ♡リザちゃんの童顔爆乳におちんちんじゅこじゅこ♡」


腰がリズミカルに突き出されるたびペニスが余すところなく巨乳に包まれる。


さっきまでの二連射で敏感になりきったペニスがその刺激に耐えられるはずがなかった。


「あ♡ああああああああ♡ずるい♡リザは何もしないってええええ♡」


ラウラ「くすくす♡なに言ってるの♡彼女は服を脱いだだけ♡あなたが勝手に腰を打ちつけてるんだよ♡」


相変わらず乳首を可愛がりながらラウラが耳元で囁く。


「んあああ♡話がちがっ♡腰♡うしろで動くのやめてええ♡」


ラウラ「なんのことー?わかんなーい♡」


パン♡パン♡パン♡パン♡


リザ「ほら♡がんばってください♡集中して助けを呼ばないと♡」


パン♡パン♡パン♡パン♡


「むり!!!こんなの無理!!!いっちゃう!もういっちゃううう!!」


ラウラ「射精はゲームの勝敗に関係ないし、好きに出していいよ♡」


リザ「だそうです♡ほら両側からギュって腕でおっぱい押してあげます♡」


ぎゅううううううう♡


「あ♡あ♡ああああ♡」


リザ「念願のおっぱいでの射精、満足するまでぴゅっぴゅしてください♡」


パン♡パン♡パン♡パン♡


ラウラ「ふふ♡幸せだね♡リザとパイズリセックス♡」


ラウラ「もうイクんだね♡イク瞬間はしっかり腰を突き出して、一番奥で乳内射精決めようね♡」


パン♡パン♡パン♡パン♡ギュッ♡♡


「ああああああ♡いっぐうううううう♡」


びゅぷ!!!びゅるるるるるるる!!!!


その瞬間、極上の快感が身体を駆け巡る。


後ろにいるラウラに半分体重を預けるようなかたち、のけぞるような体勢で精液をリザの谷間に放出する。


びくびくと精を放つたびに震える身体。その状況でも乳首を愛撫する指の動きは止まらず、射精が長引くのをサポートしている。


リザも両脇を絞めるようにして胸を寄せており、脈動するペニスを溢れ出る精液もろとも挟み込んだままでいる。


「う♡ああ♡すっご♡」


これまでのフェラチオとは異なる種類の快楽に恍惚とした表情を浮かべてしまう。


しかし、そんな射精後の余韻に浸らせてくれるほど彼女たちは甘くない。


パン♡パン♡パン♡パン♡パン♡


「あひっ!!!ああ!!!まっで!!!」


無慈悲に再開される腰の動き。


乳内の精液が更なるローションとなり、射精後のペニスを暴れさせる。


パイズリによる射精後責め。口と違い、ペニス全体がぴっちり豊乳に包まれるため、一瞬たりとて休みがない。


この時ばかりは甘美な乳房の柔らかさがとてつもない暴力的な刺激となりペニスを蹂躙する。


「うううう♡止めて♡腰もう止めたいのにいいい♡」


腰の動きを止めようと思っても止められない。


さっきまでは抵抗できずとも力を込められていたのに今はラウラのなすがままになってしむってる。


ラウラ「ふふ♡やっぱ一回出してもらえると楽だなあ♡」


リザ「あ、淫魔の特性、発動しちゃったんですね♡」


ラウラ「そう♡わたしのお手伝いで一回でも射精しちゃえば後はもう思いのまま♡」


ラウラ「腰の動きだって止められなくなるんだよ♡」


ラウラ「ほら♡」


パン♡パン♡パン♡パン♡


「ああ♡あがあああああ♡」


ラウラ「ふふ♡たのしいー♡素敵な子を見つけてくれてありがとね、リザちゃん♡」


リザ「ふふ♡私も嬉しいです…♡あ、もうイキそうです♡亀頭が膨れてきました♡」


ラウラ「あは♡催淫の効果が出てきたかなあ♡」


リザ「お兄さん、まだまだパイズリセックス楽しみましょう♡」


ラウラ「君がぶっ壊れるまで腰の動き止めてあげない♡」


ラウラ「我慢しても無駄だから早く出して♡」


リザ「そうですよ♡ほら♡」


むにゅ♡


ラウラ「イケ♡出せ出せ♡快楽に負けて奴隷になっちゃえ♡」


パン♡パン♡パン♡パン♡パン♡パン♡


「あ♡イク♡イクイク♡いっぐうううううう♡」


びゅるるるるるるる!!!びゅぶ!!!ビュク!!!びゅるるるるるるる!!!


二人の美女にされるがまま、今日4回目の射精を決めたとき、僕の手から伝心石が転げ落ちた。


「ああ…ううう…♡」


リザ「あは♡石、落としちゃったね♡」


ラウラ「やったあ♡私の勝ちー♡」


リザ「せっかくのチャンスだったのに、残念ですね♡」


リザ「それじゃあ女の子に負けた雑魚なお兄さん♡」


ラウラ「たっぷり、罰を与えてあげます♡」


ラウラ「リザちゃんのおっぱいと気絶するまでパイズリセックス♡」


リザ「意識飛ぶまでおっぱいを味わってください♡」


ズチュ♡ズチュ♡ズチュ♡ズチュ♡


リザの乳圧がさらに高まり、ラウラが腰の動きを再開させる。


コリコリ♡コリコリ♡


乳首をいじる手も止まらない。


「お゛♡お゛おおおおお♡♡無理無理無理♡敏感だからっ♡やめて♡」


ラウラ「ふふ、男の人はみんな射精後のおちんちんいじめられるとみんなこんなふうになっちゃうんだよねー♡」


リザ「罰なんだから止めるわけないですよ♡ほら♡もっとおちんちんでおっぱい掻き回してください♡」


「あひっ♡おお♡やばい♡なんか出る♡出りゅ♡」


ぷしゃあああああああああ……


くすぐったさに負けてペニスから精液ではない透明な液体が噴き出す。


リザ「んあ♡この人お潮吹いちゃってます♡」


ラウラ「すごいすごい♡でもまだ止めないよ♡もっと気持ちよくなろうね♡」


ズチュ♡ズチュ♡ズチュ♡ズチュ♡ズチュ♡ズチュ♡


「あひいいいいいいいい♡♡」


どれだけよがり苦しんでも終わらない快楽地獄はまだ始まったばかりだった。





拷問器具となった胸から解放され、床に倒れることが許されたのはそこから更に数回の射精と潮吹きを味わってからのことだった。


もう絶頂したところでペニスからはほんの少しの精液しか流れでない。


本当ならすぐさま逃げ出したいが、身体を覆う疲労感から床にへたりこんだまま一歩も動くことができない。


「はあ……♡はあ……♡」


脱ぎ捨てたパンツやズボンを手に取ることもできず、どんどん意識が遠のく。


「あ…これ、死ぬ…!」


リザ「…くすくす♡大丈夫ですよ♡このくらいじゃ死にません♡」


ラウラ「ちょっと眠くなっちゃったんだね♡しばらく横になれば大丈夫大丈夫♡」


「あ……」


僕の意識はそこで途切れた。






「………!」


目を覚ますとそこは取調室だった。


自分が倒れる前の情事の後は全く見当たらず、身体を見れば衣服も整っている。


「え……たしかにここで…」


死ぬほど搾り取られたはず。不思議に思っていると頭の中に声が聞こえた。


リザ「あ♡おはようございます♡」


リザの声だった。いつの間にやら腰に戻されていた伝心石よるものだとわかった。


「え…あ…」


リザ「ふふ♡びっくりしてますね♡奴隷くんの石を借りてお兄さんに声を送ってるんですよ♡」


リザ「これからはこれでいっぱいおしゃべりできますね♡」


リザ「いろんなことお願いしちゃうと思いますが、よろしく頼みますね♡」


おねがい…


リザ「もちろんお礼もたっぷりしてあげます♡」


お、お礼……。


リザ「あれだけの快楽♡もう私たち以外では味えないですよ♡」


リザ「言うこと聞いてくれたらもっともーっとエッチなことしてあげます♡」


さっきまで味わっていた快楽を思い出す。


温かい口内に閉じ込められるフェラチオ。


乳首を可愛がられ、ペニスを胸に挟まれたまま腰を動かされる強制パイズリ。


思い出すだけであれほど射精したはずの股間が熱くなってくる。


「…する♡なんでもします…♡」


リザ「ふふ、やる気になってくださったみたいですね♡」


リザ「それじゃ、まずはこの伝心石の収集と看守の籠絡からはじめたいと思います♡」


リザ「毎晩ひとりずつ、同僚さんを私たちに献上しなさい♡」


リザ「そしたら私たちの仲間で君にご褒美たくさんあげちゃいます♡」


リザ「連れてきた同僚さんの累計でこちらも人数を増やして差し上げます♡」


リザ「昨日やそれ以上のハーレム搾精をしてほしいなら…わかりますよね♡」


「は…はい♡がんばりましゅ♡」


リザ「ふふ♡えらいえらい♡それじゃあ日中はお仕事してるフリしながら、工作をお願いしますね♡」


リザ「夜、私たちが出入りしやすいように、いろんなところの鍵、壊しておいてください♡」


「は、はいい♡」


あんな天国を味わったら、言うことを聞くに決まってる…。


今なら奴隷に堕ちた先輩の気持ちがわかる。


リザ「それじゃあよろしくおねがいしますね♡」


その一言を最後に伝心が終わる。


「♡♡♡♡」


もう僕の頭にはご褒美のことしか浮かばない。


看守の仕事は適当に、工作をしっかり行おう。


そして同僚を売れば…♡



数週間後


ラウラ「ふふ♡嬉しいわあ♡」


監獄で一番大きな広間に看守が整列していた。


全員の目がうつろで、よだれを垂らして締まらない顔をしている。


腑抜けた看守たちが織りなす列の先にある壇上で悦に浸っているのは他ならぬラウラであった。


ラウラ「この人たち皆私たちの下僕だなんて♡」


ラウラの左右には部下である女盗賊たちがずらっと並ぶ。


リザ「こうやって見ると壮観ですね♡」


ラウラ「でもあっという間だったね」


リザ「ふふ、毎日ひとりずつ搾精奴隷化♡抵抗する人は他の看守さんを使って同士討ち♡」


ラウラ「それにしてもこの石、とっても便利♡」


リザ「これなら奴隷ちゃんたちへの指示も簡単♡」


ラウラ「怪しい人がいたら全員で倒しちゃえ♡」


リザ「活躍した人にはご褒美ぴゅっぴゅ♡」


ラウラ「これだけでなんでもいうこと聞くから楽で仕方ないなあ♡」


リザ「めんどくさそうな上官たちも今は牢屋の中♡」


ラウラ「獄長クラスの人たちもこれだけの人数を動かしたらさすがに余裕で倒せたね♡」


リザ「邪魔者はいなくなりましたし、しばらくはここを根城にして活動しましょう♡」


ラウラ「そうね、のんびりさせてもらおっか♡」


こうしてこの街の監獄は女盗賊たちの支配下に置かれたのだった。


(終わり)

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女罪犯

花村瞬 特殊犯罪対策3課の刑事。基本的に彼一人で仕事を回している。普段は軽薄とも言える態度だが、女犯罪者と対面すると熱い男の一面を見せる。

石井 刑事。少し頑固な一面があるが、優秀で頼れる男。花村のことを今ひとつ信用出来ないでいる。

坂田 石井の部下。頭の切れる冷静な性格。

小野 石井の部下。大柄で武道の達人。

ヘル・ハンド 特殊犯罪対策3課がマークする宝石強奪犯。まだあどけないギャルのような姿だが、目的のためなら邪魔する者を得意の手技で誘惑し、弄んだ末に搾り殺す残忍な女犯罪者。必殺技は『興奮必至のエア手コキ』と『男を搾り殺す神の手コキ』。

「あああっ!ああっ!!凄い!き、気持ちいいよおおお!!」
深夜の百貨店のトイレに男の絶叫がこだまする。
「あはは、まだだよぉオジサン♡見逃してくれたお礼だし♡もっと、もーっと、全部搾り取ってアゲルから♡」
女は男の耳元で囁くと、一層ペニスを扱く手を速める。
「ま、待って!待ってください!こ、これ以上されたら、し、死んじゃいます!と、止めてぇ!」
男は涎を垂らしながら、泣いて許しを乞う。
「えー!それすっごいシアワセ者じゃん♡このまま私の手で天国にイッちゃえよ♡・・・」
そして、女は口の端を歪ませた。
「あ、もしかしたら地獄かもしれないけど・・・ね♡」
女は目をランランとさせ、声を弾ませる。
それはサディスティンその者の姿だった。


「これで三日連続だな」
ベテラン刑事、石井はため息をついた。
「宝石も、それに仏さんの方もな・・・」
事件の舞台はある百貨店の宝石売り場だった。
深夜、価値のある宝石は根こそぎ奪われ、見回りに来た守衛は犯人にトイレの個室に連れ出され、無残に殺された。
「問題はその殺され方か」
石井は独り言のように呟いた。
守衛に抵抗したような形跡は無い。
むしろ、防犯カメラに映っていたのは、守衛は宝石売り場で犯人らしいパーカーのフードを目深に被った人物に遭遇。
その後、犯人と一言二言話したあと、なんと自ら犯人に連れられトイレの個室に入っているのだ。
その後、トイレから出た犯人は宝石を悠々と強奪し逃走。
守衛の死に方も異様で、まるで身体の水気が一気になくなって、干からびたような生気のない姿で発見された。
生前の逞しい姿は見る影もない。外傷はなく、死因も特定ができなかった。
「こんな連続強盗殺人事件がもう三日連続で起きてる・・・宝石の大胆な強奪、犯人を発見した守衛の無抵抗、そして怪死・・・」
石井は歯ぎしりした。

「お疲れ様でーす、特殊犯罪対策課の花村瞬でーす」
若い男の、軽い挨拶が聞こえる。
「・・・お前か」
石井は明らかに不快な顔をした。
特殊犯罪対策3課、数年前までは何人も人がいたようだったが、半年前くらいに人が一気に抜けて今はこの花村ただ1人くらいしか把握していない。
それに石井にはこの特殊犯罪対策3課というのが、全くもって得体がしれない。何をやってるのか全くわからなかった。
「まあ、確かに守衛の死因が特定出来ていないこの状況、特殊といえば特殊だが・・・」
石井は花村に話すというより、独り言のように呟いた。
「そーですよ、石井さん!俺も役に立たせてくださいよ!仲良くしましょう!」
花村はニッと笑う。
「犯人は三日連続宝石強盗を行ってる。同一犯が宝石目当てに連続強盗殺人をしていると見て間違いない」
花村の軽口を無視するように、石井は事件の話をした。
「しかも、犯行の行動範囲も狭い。狙われてるのはこの最寄り駅近辺の宝石店や百貨店の宝石売り場だ」
石井が淡々と説明していると、
花村はあっさりと言った。

「明日のターゲット、多分向かいの百貨店ですよ」

「本当に来るのかよ・・・」
部下の坂田、小野を連れて石井は指定された百貨店の宝石売り場で張り込みをしていた。
「まあ、花村はムカつくけど一理あると思いますよ。三日連続で大胆な犯行、それでいて行動範囲が狭い、特定させる気満々ですよ相手は」
坂田は静かな声で言った。
「俺たちを挑発する目的もあるって訳か・・・犯人の野郎ふざけやがって!」
武闘派の小野が息巻く。
犯人がどんな手を使うかわからないが、判断力のある坂田と、武道の達人の小野がいれば大丈夫だろう。
石井は固唾を飲んで見守っていた。

コツ・・・コツ・・・コツ・・・

足音が鳴り響く。
「き、来たのか!?」
3人に一気に緊張感が走る。
その影は何の警戒もすることなく、一直線に宝石売り場に向かってきた。

その影は・・・。

「あれ?今回は守衛さんじゃなくて、刑事さんかな?」
フードの影は宝石売り場で止まった。
「お、女か!?」
坂田が珍しく驚いた声を出す。
その高い声は確かに若い女の声だった。
「そだよー♡はじめーましてー♡世間を賑わしてる連続宝石強盗殺人犯でーす♡」
女はそういうとおもむろに大きめのフードを脱ぎ捨てた。
「な、なんだと!?」
石井も驚いた声を出した。
女は歳の頃で言うとどう見ても20代前半、巷でいうギャルのようなストレートの長い茶髪と派手なつけまつ毛を付けた容姿。
それが前開きのキャットスーツを着て、得意気にポーズをとっている。
「どう?今夜は刑事さん来ると思って怪盗コスで来ちゃったんだー♡」
女は悪びれなく言う。
「貴様のやった事は窃盗ではない!強盗殺人だ!」
石井はその態度に憤りを露わにする。
確保しようと、小野と坂田が身構えた時・・・。
「あーん、待ってぇ♡」
女はわざとらしい甘ったるい声を出す。
小娘とはいえ何人も守衛を怪死させた相手、ここは慎重になるべく刑事三人は様子を伺った。
「まずはオジサン達の張り込みでお疲れチンコ・・・バッキバキにしてあげるね♡」
女はニヤーっと笑うと自分の胸のあたりに右手を持ってくると、五本の指で輪っかを作り、ゆっくりと上下に動かし始めた。
「え、ええっ!?」
「な、なんだ!?」
三人は当惑していたが、直ぐに事態の異常さに気がつく。
女の手の動きに目が離せない。
そして、身体が徐々に熱くなっていく。
「な、なにこれ、ああっ!」
「く、くそ!どうして!?ひぅ!!」
石井は必死になって耐えているが、坂田と小野は限界なのか前かがみになり始めた。
「不思議っしょ?理解できないっしょ?でも、これ魔法とか超能力じゃなくて『ただアタシの手コキが異常にエロい』だけなんだよね♡男はもうエア手コキ見るだけで皆想像してぇ、バッキバキに勃起しちゃうんだよ♡」
そう言うと女は手を自分の股間の辺りに持っていくと、わざとらしく舌をチロチロと動かし挑発しながら、
「ほら、思いっきりエアシコってやるから三人共チンコ立たせろよ♡ほらほらほら♡」
シコシコシコ!!と音がしそうなくらい思いっきり扱きたてる女の手。まるで自分にペニスが生えているかと言わんばかりに、腰をくねらせて擦りあげる。
「ああっ!」
「だ、だめぇ!」
坂田と小野は血走った目で女を見つめながら、悶絶して、前かがみになりのたうち回る。
石井だけが、蕩けそうな頭を何とか回転させ息を荒くしながらも理性を保とうとしていた。
「ほら!オジサン達のチンコもう我慢できないでしょ♡限界でしょ♡」
女はエア手コキを続けながら意地悪く問いかける。
坂田はおねだりする子供のような視線を女に向け、小野に至ってはガクガクと首を縦に振る始末だった。
石井自身も、かつてないほどの興奮と勃起で、言うことを聞かない身体となり、荒い息を吐きながら必死に女を睨みつけることしか出来なかった。
「バッキバキになったチンコ、アタシに♡み、せ、て♡」
女はわざとらしく舌を出してウインクした。
「うああああぁぁあ!!」
「うぐぅううううう!!」
そのウインクと言葉が合図だった。
坂田も小野もおもむろにスラックスを脱ぎ捨てる。
「アッハッハッハッハッ!本当に脱いじゃったよ!自分から!アタシを逮捕しに来たのに!手コキされたくて、脱ぎやがったよ!」
女はその瞬間腹を抱えて笑い出す。
坂田と小野はバツが悪そうに、おずおずと女に近づいていった。
「なに?どうしたぁ?手コキしてほしい?」
顔を真っ赤にして俯く二人に女は、しゃがみこんで上目遣いで意地悪く問いかける。
「は、はい・・・」
「もう、我慢、出来ないです・・・」
女犯罪者に完全に手玉に取られる刑事二人。
(坂田・・・小野・・・クソっ!)
石井は怒鳴りつけてやりたかったが、自身も荒い息をするだけで頭も言葉も回らなかった。
「あれ?そこの渋いオジサンは我慢出来るんだ?凄いね♡じゃあ後回しにしちゃうね♡アタシの手は2本しかないし♡我慢できなかったら自分でシコってもいいよ♡」
女は石井にそう言うとニンマリと坂田と小野を見つめながら、左手で小野のペニスを、右手で坂田のペニスを握った。
「うあぁ!」
「おおぉ!」
坂田も小野も待ちわびた刺激に歓喜の奇声を発する。
「どう?気持ちいいでしょ♡アタシの手、マジでゴッドハンドなんだよ♡」
女は坂田と小野のペニスを弄び始めた。
ゴッドハンドと自称するだけあり、女の手は二人のペニスに複雑に引っかかり、絡みつき、包み込み、扱きあげ、快楽と温もりを与える。
「す、凄い!き、気持ちいい!!」
「さ、最高です!最高です!!」
坂田と小野は浅ましい声を上げる。
石井は普段の凛々しい姿とはかけ離れた二人の醜態に驚き、そしてそれを見てさらに興奮して身動きできない己を恥じていた。
女は坂田のペニスを見て嬉しそうに言った。
「あ、アンタ皮かむってる♡仮性包茎じゃない♡」
「ああっ!み、見ないでください!」
坂田は顔を真っ赤にして弁解する。
「アンタはチンコでかいねー!でも、ちょっとシコられただけで震えてるじゃん♡擦りがいのある、マゾチンコってとこね♡」
「す、すいません!」
マゾと早漏を指摘された小野も身悶えしながら謝罪した。
「ふふっ、じゃあ汚い仮性包茎ちんこはアタシのキレイな唾でピカピカに磨こうか♡」
そう言うと女は口をもごもごと動かすと、おもむろに泡立った唾液を坂田のペニスに垂らす。
「はあああん!」
汚い唾液のはずなのに、優しく暖かい温もりを感じてしまい、普段はクールな坂田が蕩けきった声を上げた。
「もちろん、マゾちんこにもアゲルよ♡」
そう言うと間髪入れずに小野のペニスにペッと唾を乱暴に吐きかける。
「はううう!!」
小野も乱暴に扱われ蕩けきった声を上げる。
さらに滑りの良くなったペニスは、こねくり回され、逆手で握って拗られ、指を複雑に絡ませられ、女の手に翻弄される。
二人はもう刑事ではなく、ただの女の玩具だった。
「もうダメです!イきそうです!」
早漏を指摘された小野がまず音を上げた。
「お、俺も、もうダメです!手が!手が!気持ち良すぎます!!」
坂田ももう限界だった。
「あはは!はやーい♡でも、いいよ、手コキ奴隷刑事さん達♡服従の白いザーメン、アタシの黒いスーツにいっぱいかけな♡♡」
そう言うと女は両手を一旦、自分の口元にも持っていくとベロりと手の平を舐め上げて、また二人のペニスを掴み、目にも止まらぬ速さで扱きあげる。
そして、トドメの射精を自分のキャットスーツにかけさせようと膝立ちになり、ペニスを胸のあたりに向けさせた。
「ほら♡出せ♡イケ♡強盗殺人犯の女の手コキで♡♡ダメ刑事の包茎ザーメンと早漏マゾザーメンいっぱい出しな♡♡」
「イクっ!!」
「ああっ!!」
二人のペニスから放物線が描かれた白濁液がキャットスーツ目掛けて飛び散る。
女の大きな胸のあたりにびちゃびちゃとかかり、黒いスーツは白く染まった。
「アッハッハッハッハッ!出たー!飛んだー!包茎でもマゾでも、無能刑事でもいっぱい出せるじゃーん♡♡クッサイクッサイザーメンだけはさぁ♡♡」
そう言うと、1滴も逃さないとばかりに女の手は坂田のペニスと小野のペニスを無慈悲に往復する。
絡まった唾液と精液は潤滑液になり、二人のペニスをさらに追い込んだ。
「と、止まらない!止まらない!!」
「た、助けて!助けてください!!」
二人は手が往復する度に射精し、踊るように身悶えた。
(そ、そんな、こんな馬鹿なことが・・・)
二人の目が快楽に染まる度、どんどん目から生気は消えていった。
石井は悪夢の光景を自分の股間を抑えながら、必死に自分で扱きだしそうな欲望を耐えていた。

「驚いた渋いオジサン?アタシの手コキ、人が殺せるんだよ♡」
女は嬉しそうに笑い石井を見る、
坂田も小野も目を見開き、身体を痙攣させている。
二人とも息をしていない。普通の射精、いやこれは射精などとは程遠い、終わってみれば暴力や拷問に近いものだと悟った。
「さーて、次は一番楽しみにしてた渋いオジサン♡♡」
尋常ではないくらいの精液を浴びてテラテラと光るキャットスーツを身にまとい女は・・・手技だけで強盗殺人を何度も繰り返した女はこちらにゆっくり近づいてきた。
「決めた♡あの二人は一気に何度も射精させて殺しちゃったから、オジサンは寸止め手コキにしてアゲル♡何度も何度も寸止めさせて、頭がおかしくなって自分から射精をオネダリしちゃうの♡それが最後の射精なのにね♡♡」
「くっ、クソ!逃げないと・・・!」
石井は歯を食いしばったが、あまりの興奮と恐怖に這い出すことも出来ない。
部下が無残に殺されたこんな時でも、あの光景に勃起している自分が心底おぞましく思えた。
恐怖、憤り、後悔、そして胸の奥底にある期待を感じてしまう・・・。
石井は覚悟を決めた。

「・・・すいません、遅くなりました」
静かな声が響き渡る。
気配を感じた時にはもう遅かった。
「・・・花村!」
石井はその正体に気がついた。
それは特殊犯罪対策課の花村だった。
「あら、また男刑事?ダメよ♡またアタシの神手コキで搾り殺しちゃうじゃーん♡♡」
女は嬉しそうに声を上げる。
「俺の出動に長時間議論されたのと、無傷で生け捕りにしろという上の絶対命令に抗議してたら長引いてしまいました・・・」
花村は坂田と小野の方を見る。
「・・・申し訳ないです」
花村の目が燃えるのがわかった。
「来るな、花村!その女は危険すぎる!!俺達が拳銃を持ってても勝てない!!逃げろ!!」
石井は目を見開いて叫んだ。
「知ってますよ。でも俺も特殊犯罪対策課の人間です。引き下がれない」
花村はそう言うと女を見据えて言った。
「なあ、『ヘル・ハンド』?」
花村は女にお見通しと言わんばかりに言う。
女・・・通称『ヘル・ハンド』は残忍な本性むき出しの目でニヤーっと笑った。

ヘル・ハンドはカッと花村に向き直る。
「そう!アンタも直ぐにこの2人を追うことになるわ!!」
空中で手を思いっきりシェイクさせる。
(は、花村!!それを見てはダメだ!!)
もうダメだと石井は思った。
花村も自分や、坂田や小野のように釘付けにされる・・・。
そう思ったに見えたが、
「悪いな、対策済みなんだよ」
花村はそう言うとすっと目を閉じ、そのままヘル・ハンドに突進した。
「えっ!嘘!?きゃあ!」
ヘルハンドは突き飛ばされた。
「視界での誘惑の対処の仕方は、特殊犯罪対策3課・・・『女』凶悪犯罪者対策課が最初に訓練でやるようなことだよ。俺は目を閉じても気配だけでを感知することが出来る」
花村は続けた。
「俺らはお前みたいな女犯罪者共を取り締まる役目なんだよ」
花村の体当たりがヘル・ハンドに当たる。ヘル・ハンドはよろめいて倒れた。
「たとえ相手が、お前みたいに超人的な能力者だったとしても、男を舐め腐った女犯罪者は取り締まるのみだ!」
花村はヘル・ハンドの片腕をひねり揚げた。
「い、痛い!ギブギブ!」
ヘル・ハンドは苦悶の声を漏らす。
「貴様が面白半分で殺してきた人達の前でも、その軽い台詞が吐けるか!?」
花村はさらにヘル・ハンドの腕をひねり揚げた。

その時だった。

「ごふっ!」
「ああっ、もう出ない・・・」
息をしていないと思われた坂田と小野が・・・奇跡的に息を吹き返したようだった。
「坂田!小野!」
石井が叫ぶ。
「坂田さん!?小野さん!?生きてた!?」
その声に花村も一瞬気を取られ目を開けてしまった、その時だった。

コスコスコス!!

ヘル・ハンドは舌をベロりと出して拘束されている腕と逆の手で超高速のエア手コキを花村に見せつけた。
「え!?あっ!ああっ!!」
花村はその瞬間、身体をくの字に曲げて悶えた。
さっきまでの凛々しい姿とは違う。
ヘル・ハンドの魔の手にかかった男の姿だった。
ヘタりこんで、ヘル・ハンドを睨みつける花村だったが、形勢は逆転し、もう絶望的に思えた。
「詰めの甘い刑事で助かったわ・・・」
花村はヘル・ハンドを睨みつける、
闘志の目は消えてなかったが、股間は見るのも痛々しいほど勃起していた。
「形勢逆転♡♡どうする?もう絶望的よ♡どうせ死ぬなら・・・気持ちよーく死なない♡♡」
動けない花村に挑発的に手の動きを見せつけながら、ヘル・ハンドは恐ろしい提案をした。
「どうする?悪い提案じゃないと思うけど?」


☆選択肢(選んだ選択肢のページに飛んでください)

A 花村はなるべく時間稼ぎして、石井の復活を待つことにした。3ページへ

B (も、もうダメだ・・・あの手に犯されたい・・・)花村の心は折れてしまった。4ページへ

C 「誰が・・・お前なんかに・・・」花村は精一杯強がった。5ページへ

33

『花村はなるべく時間稼ぎして、石井の復活を待つことにした』

「殺される前に・・・1つ聞かせてくれ・・・」
花村は必死にヘル・ハンドに語りかけた。
「どうしてこんなことをした!?目的はなんだ!?力をセーブすれば普通の人生だって送れたはずだ!」
花村の悲痛な声が飛ぶ。

ヘル・ハンドは嬉しそうに語り始めた。

「最初はライトなサービスでお金が稼ぎたくて、手コキ専門の風俗店で働いてたんだ。そしたら、何人目かからか、客の男が60分で5回以上はイクし、時には男が白目剥いて気絶するまで射精するしでお店で『ゴッドハンド』って話題になっちゃったんだ♡」
ヘル・ハンドは思い出話を語るように言い出した。
「お店でも話題になってマゾ客がいっぱい来てくれて売れに売れてね?予約も取れない位だったのよ♡・・・でもね、ある日、お客を殺してしまったの。そう、乗りすぎちゃって搾り殺しちゃったのよね。事件は男の突然死ってことで片付けられたのよ。その時、私は絶望しなかったわ。こんな特別な力がある私は選ばれた人間だって嬉しかったわぁ♡」
ヘル・ハンドは本当に心からそう思っているようだった。
「世間では強いとされる男が、ちょっと私が手を動かしただけで思うがまま♡最高♡さっきまでオネダリしてた男が搾られて死ぬ時の命乞いの顔が本当に最高よ♡こんな強盗も無敵のゲーム感覚よ♡本来は強い守衛や刑事があっさりザーメン出して死ぬんだもん♡」

得意気に語るヘル・ハンドに花村は意味深に笑った。
「俺は詰めが甘いかもしれないが、お前は自分語りが大好きな馬鹿女で助かったよ」
ヘル・ハンドはさも可笑しそうに笑う。
「残念ね!この話はここで終わりなのよ!貴方の人生も・・・ね!」
「それはどうかな?」
ヘル・ハンドの背後から野太い声。
驚いて振り返った瞬間、ヘルハンドの腕が締め上げられた。
石井の手によって、今度は両腕を。
「ば、馬鹿なっ!どうして!?あんなにサカってたのに・・・!」
その瞬間、石井はヘル・ハンドの首を軽く叩き、急所に入った手刀は、あっさりとヘル・ハンドは気絶させた。
「危なかった、石井さんが復活してくれると信じての、時間稼ぎだった・・・」
ヘル・ハンドが倒れて技が解けたのか、花村は脂汗を流しながらもニッと笑う。
「もう少しでこのクソみたいな勃起を沈められたからな、結局これだ」
石井は気まずそうな顔で、花村に自分の右手を見せた。
「一回出して、正気に戻したのさ。このエロ女がお前の方向いてて助かったぜ、こいつがオカズになってたら止められなかった・・・例え性根の腐ったクソ女だとわかっててもな」
「男はそんなもんだし、その対処は特殊犯罪3課的にも正しいですよ」
花村は笑って、石井とハイタッチしようと右手を上げる。
「おっと、逆の手な!こっち汚ねえから!」
石井は笑って左手でハイタッチする。

坂田と小野は病院に担ぎこまれ、一命を取り留めた。
億単位の宝石を強盗し、何十人もの男をその手で搾り殺したというヘル・ハンドは、女特殊犯罪者専用の刑務所に収容されるという。

石井は特殊犯罪対策3課のことを花村に詳しく聞こうか迷った。
しかし、会えばあの日のことが嘘のようにまた人懐っこく接してくる花村を見ると、しばらくは聞けないなと思った。

そう、またあの事件が起こるまでは。

GOOD END

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#2 女凶悪犯罪者対策課 花村瞬『第二話 爆乳で人格を破壊する警官狩りの女 前編』
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あらすじ
磨きあげた肉体、甘美な色仕掛け、男としての誇りをへし折る極限の性技…人知を超えた「女の武器」を使い、男を堕落、洗脳、時には再起不能や死に至らしめる…そんな普通の男では対処出来ない冷酷無比な女犯罪者対策のために、警視庁によって作られたのが特殊犯罪対策第3課、またの名を『女凶悪犯罪者対策課』。

気分転換に書いた女犯罪者物。
超能力と超絶性技の中間を目指しました。
今後主人公負けの選択肢増やしたり、続編も書くつもりです。
4月21日 分岐含めて完成しました。
R-18手コキギャルエアプレイ女犯罪者選択肢あり悪女搾精男性受け次回希望
29140910731
2019年4月19日晚上9点17分

ゾット
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评论

伝説
お元気ですか?
2020年8月14日
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漢風
屈服ルートのラスト良かったです!バッドエンドじゃなくてハッピーエンドだ…
2019年5月8日
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名無し

2019年4月22日
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も、もうダメだ・・・あの手に犯されたい・・・)花村の心は折れてしまった。



「・・・くっ、くそぉ!」
花村は股間を抑えてうずくまってしまった。
(犯されたい!犯されたい!あの手に!直接触られて搾り出されたい!)
脳内で何度も、ヘル・ハンドのエア手コキの残像が蘇る。
「・・・し、してください」
花村はガックリと項垂れた。この絶望的な状況から、覆せる可能性はない。
それならば・・・どちらにせよ死ぬのなら、誘惑に負けたといわれようと、快楽を味わいながら死にたかった。
これは花村の精神力が弱かった訳では無い。
ヘル・ハンドは凶悪女犯罪者の逮捕を専門とする、特殊犯罪対策3課ですら特別警戒していたターゲット。
花村のような女犯罪者相手のプロでも、初めから非常に危険な相手だったのだ。
「は、花村・・・お前まで・・・」
そうとも知らない石井は、花村に動揺と失望の目を向ける。
ヘル・ハンドは二人のそんな光景を見て高らかに笑った。
「ちょうど良いじゃない♡最後は二人仲良く一緒に、天国と地獄に送ってアゲル♡」

花村と石井は全裸にされ、直立させられていた。その真ん中にヘル・ハンドはしゃがみこんで、笑みを浮かべながら、上目遣いで二人を見ていた。
「若い刑事くんは素直になったから、何回でもイかせてアゲルから、好きな時に何時でもイッてね♡」
優しく声をかけて、花村の陰嚢に手を伸ばして揉みほぐす。
「ああっ!は、はい!ありがとうございます!」
すっかり心の折れた花村は、敵のヘル・ハンド感謝の声を上げてしまう。
「素直じゃない渋いオジサンは、絶対にイかせてアゲない♡気が狂うまで寸止めして、それでも絶対にイかせてあげないから♡」
「勝手にしろ!お前なんかには・・・俺は屈したりせん!」
石井は精一杯の強がりを言い放った。
「ふふ、どーでもいいけど二人とももうビンビンじゃーん♡♡」
ヘル・ハンドはそう言うと右手で石井のペニスを、左手に花村のペニスを包み込むようにやんわりと握った。
「ああっ!」
「く、くぅ!」
二人は歓喜と苦悶の声を上げる。それを見て嬉しそうに唇を濡らすヘル・ハンド。
「地獄の手」による狂乱の宴が始まろうとしていた。

「まずは一番フツーの手コキから味わってね♡基本は大事♡上下の運動で小手試しよ♡」
そう言うとヘル・ハンドは二人のペニスを上下に扱きあげ始めた。
誰でもするかのような、まさに普通の手の上下運動。しかし、ただそれだけでもヘル・ハンドの手は一般人のそれとは一線を画していた。
絶妙な力加減で握り、時に男の手にはない女の手の滑らかさや柔らかさ、温もりを伝え、二人を確実に高めていく。
「あああっ!き、気持ちいい!」
「く、クソっ!あああっ!ああっ!」
花村は夢見心地のような顔で蕩けきり、石井も耐えようとするもその巧みな手技に心まで絡め取られていく。
「はーい、まずは一回射精しましょうねぇ♡」
ヘル・ハンドはそう言うと、さっきまでの優しい動きから、徐々にスピードを上げ、圧を加えて二人のペニスを搾り出そうとする。
「神の手」のグイグイと精液を汲み出す動きに、二人はすぐに限界に達した。
「い、イきそうですっ!」
「クソっ!ダメだっ!」
花村と石井の心が同時に折れた。
その瞬間、ヘル・ハンドはニヤッと笑うと石井のペニスだけ手から離した。
「な、なにっ!」
石井が当惑する間もなく、ヘル・ハンドは花村のペニスをそのまま射精に追い込むため、扱きあげ追い込んだ。
「オジサンは射精禁止だからダメ♡若い刑事くんはいいよぉ♡いっぱい出してぇ♡イクとこ見せてぇ♡」
ヘル・ハンドは目を見開いている石井を挑発しながら、ねっとりと花村に射精の許可を出した。
「は、はい!い、イクっ!」
花村が身震いすると、ペニスから溜め込まれた精液がビュクッビュクッと撒き散らかされた。大量の精液が百貨店の床を汚す。
「うわぁべっとり、すごいよォ♡ドロッドロじゃん♡でも、まだまだだよ♡もっと、もーっと楽しんでね♡」
ヘルハンドは手に付着した精液を舐め取りながら、嬉しそうに笑った。

「続いては、亀頭責め手コキをしてアゲル♡亀頭責めの仕方はいっぱいあるけど、今回はこうしよっか♡」
ヘル・ハンドはそう言って笑うと二人のペニスを、黒のキャットスーツ越しの自分の胸に押し当てた。
「あ、あぁ!や、柔らかい!」
「うお!す、すげぇ!」
花村も石井も不意打ちの胸での亀頭責めに身体を仰け反らせる。
「ふふふ♡好きでしょ?おっぱい♡♡アタシ、手コキ専門だけどまあまあおっぱいも自信あるんだよねぇ♡」
ヘル・ハンドはいたぶるように笑いながら、ペニスを乳房に突き刺すように軽く埋めさせ、亀頭をラバー越しの乳肉で擦り込ませる。
そして竿の部分を激しく扱きあげ、亀頭を小刻みに動かし、乳房ですり続けた。
「こ、これ!す、凄すぎる!」
「こ、こんなの、耐えられねえ!」
花村も石井も膝をビクつかせた。強く柔らかい刺激に、二人は早くも限界に達した。
「二人ともおっぱい好きだねえ♡いいよ、射精しても♡・・・オジサンはダメだけど♡」
ヘル・ハンドはそう笑うと石井のペニスをまたぱっと離して、胸からも解放する。
「ひ!そ、そんな!」
石井の顔が歪んだ。
「若い刑事さんは、遠慮なくアタシのおっぱいにかけていいよぉ♡♡」
そして、花村のペニスを思いっきりラバー越しの乳房に強く柔らかく埋めさせると、竿の部分を思いっきり扱きたて、トドメを刺した。
「ひぎぃ!い、イく!」
花村は目を見開いて、また精液を迸らせた。黒のキャットスーツにラインを作るように、白い精液がビュッと溢れ出した。
「ああん♡出てる出てる♡本当、おっぱいと手コキって最高の組み合わせでしょう♡♡」
イタズラっぽく囁くヘル・ハンドを、物欲しそうに見つめる石井。そして、度重なる強い快感と強烈な射精で肩で息をする花村。
二人は対称的な姿になっていた。

その後、二人は何度も何度もヘル・ハンドに弄ばれた。

「次は複雑な手コキね♡」
ヘル・ハンドの不規則な手の動き、指の動き、緩急に二人は快感の予想ができず、ひたすら喘ぎまくった。
ここでも石井は射精を許されず、花村だけがまたも精を放った。

「次は・・・期待してた人もいるんじゃない?ヨダレ手コキよ♡」
暖かで粘着質な唾液を、大量にペニスに垂らされ、ひたすら弄ばれられた二人は、時に夢見心地で蕩けきり、時に滑らかで激しすぎる快感に狂わされた。
ここでも、石井は射精を許されず、花村は連発で射精させられた。

「あ、あの・・・す、少し休ませてください・・・もう、無理です・・・」
花村は床に膝をついてヘル・ハンドに懇願した。何度も連発で強烈な射精をさせられた花村はもう完全に限界で、朦朧とする頭と重くなる身体で必死に耐えていた。
「は?ダメに決まってるだろ♡イかせてくださいって言ったのアンタじゃん?あと最低50回はイッてもらうし♡」
立てよ、と言わんばかりに膝をつく花村に軽く蹴りを入れるヘ・ルハンド。
「ご、50回も!?そ、そんなに無理です!し、死んじゃいますよぉ・・・」
花村は泣いて許しを乞う。内蔵も脳も、極限を超えた快感と負担で身体中悲鳴をあげていた。
普通だったら最初の一発目でもう倒れこんでしまっているところだ。ヘル・ハンドの手だからこそ、そのテクニックだからこそ無理矢理勃起させられ、意識を失うことも許されず、射精させられてしまっているのだ。
「じゃ、じゃあ俺をイカせてください!もう頭が!頭がおかしくなりそうなんです!」
石井は執拗な寸止め責めで言葉は憎まれ口から敬語になり、泣きながら許しを乞う姿勢になっている。
「えー!?オジサンは絶対に私の言いなりにならないって言ったじゃん♡射精しないって言ったじゃん♡シコられても我慢するんでしょ?私を捕まえに来た刑事さんが私の手コキ奴隷になるとか許されないよ♡」
ヘル・ハンドはそう言って意地悪く笑う。
「も、申し訳ありませんでした!ヘル・ハンド様!ご慈悲を!なにとぞご慈悲を!」
石井はもう恥も外聞もなく、ヘル・ハンドに震えながら土下座して頼み込んでいた。
超絶テクニックで限界寸前の快楽を叩き込まれ、ほんの寸前で射精させてもらえず寸止めを繰り返され、花村以上に正義感と意思の強い石井ですらも、まともな思考は出来なくなっていた。
「えー、オジサンはアタシに様付けで土下座までしちゃうんだ♡ウケる♡♡何かカワイソーになってきたわ♡♡」
ヘル・ハンドは石井の頭に足を置きグリグリと軽く踏みにじる。石井はそれでも、屈辱感はもう感じなかった。何とかヘル・ハンドのご機嫌を取ろうと必死だった。

「しょうがないなぁ♡じゃあ、カワイソーだし次の射精で二人とも殺してあげるわ♡最期の射精、楽しんでねー♡♡」
ヘル・ハンドは嘲笑しながら、高らかに宣言した。
「ああっ・・・そ、そんな・・・た、助けてぇ・・・」
花村は涙目になりながら後ずさりしようとするが、もう身体はピクリとも動かなかった。
「あ、ありがとうございます!ヘル・ハンド様!ありがとうございます!」
石井は殺されるとわかっていても、その言葉に歓喜した。
「プクク♡最初に射精させてもらっいたがってた、若い刑事がアタシの手コキの恐ろしさ思い知って命乞い♡逆に射精しないって言ってたオジサン刑事が今度は射精させてほしくて土下座って・・・♡」
アッハハハハ、とヘル・ハンドは大爆笑する。
「男ってチンコ握ったら、本当に馬鹿で弱くて、ゴミみたいな存在だよねー!!サイコー!!」
花村も石井も所詮は意図通りに弄ばれただけだった。最初から、ヘル・ハンドの掌の上だったのだ。

「じゃあ、最初は若い刑事くんからね♡人生最後の射精、楽しもうね♡」
ヘル・ハンドは花村を横に寝かせると、自分も添い寝するような形になり、手を花村の直立したペニスに添えて扱きはじめた。
「ああっ!ゆ、許して・・・!許してください!」
花村はそう言いながらも、容赦のない快感に身悶えする。次が最後の、自分を死に至らしめる射精とわかっていながら。
「ねえ、じゃあ我慢すればいいじゃん♡精子飛ばすの我慢すれば死なないよ?出来ればだけど♡」
ヘル・ハンドは花村の耳元で囁く。
「む、無理です!だって、こんなの、気持ちよすぎますぅ!!」
花村は涙目で震える。
精液が上ってくるのがわかる。死のカウントダウンが始まっている。
「ふふふ当たり前じゃん、アタシの手なんだから♡イーケ♡イーケ♡イーケ♡」
そう言うとヘル・ハンドはトドメとばかりに、弾みをつけて思いっきり扱き始めた。
「あがぁ!誰か・・・助けて・・・!石井さん・・・!誰か・・・!」
死を目前に突きつけられ、快感に狂わされ、花村は哀れにも助けを求めた。
それでも「神の手」は無慈悲にも花村から搾り取ろうと、どんどん加速していく。
「イーケ♡イーケ♡イーケ♡」
必死で耐える花村を煽りながら、ヘル・ハンドは一瞬で逆手にペニスを持ち替え、捻るように扱いた。。
「イーケ♡イーケ♡・・・死ーネ♡♡」
予想がつかなかった刺激の変化と「死ね」の煽りで、花村の最後の抵抗も決壊した。
「ぐあああああぁっ!!」
花村はカッと目を開き最後の射精をする。
飛び散る精液は自分の頭をゆうに飛び越え、花村自身とヘル・ハンドのキャットスーツを汚していく。
「きゃはは♡死ーネ♡死ーネ♡死ーネ♡♡」
ヘル・ハンドは最期の射精をする花村を、さらに煽り無慈悲に逆手をグルグル回して、搾り上げる。
花村の心臓が止まるまで、それは続けられた。

「ごめんね、渋いオジサン♡お・ま・た・せ♡」
立たせた石井にヘル・ハンドは、猫撫で声で甘い声をかけ、立膝にって石井に向き合うと、度重なる寸止めで異様なくらい肥大したそのペニスを握った。
「ヘル・ハンド様!ありがとうございます!ありがとうございます!」
石井はもう完全に心が折れて、壊れていた。正義感と良い意味での頑固さ、聡明さを持ち合わせた姿はもうどこにもない。
手コキが超人的に得意な女犯罪者に、射精を望み、搾り殺されることを望むだけの存在に成り下がった。
「オジサンは頑張ったから、最期はもうアタシの本気の手コキで殺してあげるね♡心置き無く射精して死んでね♡♡」
そう言うと、ヘル・ハンドは石井のペニスにたっぷりと唾液を垂らすと、滑りの良くなったそれに、容赦なしの究極の手コキを叩き込んでいった。
順手、逆手、指を使ったミミズ千匹、時には滑らかな腕や、柔らかな手の平を使った責めも駆使した。
「あがぁ!イきそうっ!!もうダメですっ!」
石井はあっという間に追い詰められ、最期の射精寸前まで追い詰められた。
「いいよ、オジサン♡オジサンは渋くてカッコイイし、よぉく頑張ったから・・・♡」
そう言うと、ヘル・ハンドは舌なめずりしながら、自分の前開きのキャットスーツのチャックをゆっくり開けた。形がよく大きな胸を露出される。
「特別に、オッパイにかけていいよ♡我慢強くてカッコ良かったから大サービスだからね♡」
そう言うと上目遣いにニヤッと笑って挑発しながら、扱く手と別の手で自身の胸を揉みしだく。
「う、嬉しいです!ありがとうございます!ああっ!もうイキマス!!」
艶かしい手が往復する度に、ヘル・ハンドの巨乳がプルプルと揺れる。その胸はまるで、石井の射精を・・・絶命を催促しているかのようだった。
「いいよぉ♡ほら、オッパイにかけな♡遠慮しないで♡♡」
そして、ヘル・ハンドの手も淫らな水音をたてながら容赦なく石井のペニスを扱きあげ、最期へと追い込んだ。
「手マンコで天国にイっちゃえー♡♡
「ああっ!イクっ!イキマスっ!!ぐああぁああああ!!」
石井の最後の射精が始まった。
今まで溜め込んでいたそれは、まるで歯止めがないように一発、一発が大量で、異常に濃く、ヘル・ハンドの少し日焼けした胸を白く染めあげた。
「きゃはは!スゴいじゃん、オジサン!オッパイが熱いよ!ヤバい!マジヤバい!」
ヘル・ハンドは大爆笑しながらも、石井のペニスを休ませることなく扱きあげ、射精させ、射精させ、さらに加速させて射精させた。

「うわぁ、クッサ♡今日は調子に乗りすぎたわ♡いつも以上にセーシ浴びちゃったし♡」
その後、当然のように息を吹き返した坂田と小野に無理矢理射精させて絶命させたヘル・ハンド。
彼らの残りの精も自身の脚にかけさせ、その身体は精液まみれだった。
「うーん、でもこの臭いって嫌いじゃないんだよな♡クッサいけど、コイツらの命詰まってる♡♡」
そう言って宝石を悠々と回収して、その場を去っていく。
フロアには荒らされた宝石売り場と、無残な男達の死体が四つ転がっていた。


BAD END

555

「誰が・・・お前なんかに・・・」花村は精一杯強がった。


「へー、誰が?お前なんかに?言ってくれるじゃーん♡手コキされたくないんだ?」
ヘル・ハンドはむしろその言葉を聞いて目を輝かせる。
花村はギョッとした。その瞳は・・・「その言葉を待っていました」と言わんばかりだったのだ。
「じゃあ、全然興奮してないんだよね?アタシなんかで全っ然興奮してないんだよね?」
ヘル・ハンドはますます目を輝かせて、花村の顔をじっと覗き込む。
「あ、当たり前だ!誰が・・・お前・・・みたいな・・・犯罪者に・・・」
花村は必死に抵抗していたが、恥ずかしくて顔が真っ赤だった。
ヘル・ハンドの起死回生の悪魔のエア手コキを見てしまい・・・その手が絡みつき、搾り取ろうとする姿を想像してしまった花村は、ズボンを思いっきり突き上げてしまい全く説得力が皆無だった。
「ふーん、そうなんだー?やっぱり女犯罪者専門の刑事は違うんだね♡せっかくエア手コキ見せつけても全然興奮してないなんて♡」
そう言うとニヤニヤと笑いながら、コスコスと空中で右手を上下される。
(あひぃ!く、クソっ!反応してしまう!)
花村は歯を食いしばって誘惑と辱めに耐えるが、下半身は言うことを聞かず、脳とペニスは手コキを想定してしまいビクビクと脈打ち、存在と興奮を主張する。
「ふーん、じゃあさ・・・♡」
ヘル・ハンドはニンマリと笑う。
「脱ぎなよ♡ズボン脱いで♡『チンコ勃ってません』って証明して♡」
(な、何!?)
花村はあまりの辱めに目を見開いた。
「そ、それは・・・」
花村の声が震える。恥ずかしさで顔から火がでてしまいそうだった。
「早く♡脱いで♡見せてよー♡誘惑に負けない女犯罪者対策課刑事の正義のフニャちん見せてー♡」
(ち、ちくしょう!こいつ!脱がなくても、もうわかってるはずなのに!!)
花村は屈辱感で震える。
花村が動けずへたりこんでいることを見れば、興奮で身体中の血がグルグル回る真っ赤になった顔を見れば、何よりこのズボンを突き破らんばかりの強烈な張りを見れば、脱がなくても花村が十分興奮していることはわかるはずだ。
ヘル・ハンドだって知っている。
知っている上で花村を辱め、貶めようとしているのだ。
「で、出来ない・・・」
震える声で花村は拒絶した。
「オラっ、いいから早く脱げよ!無理矢理脱がせて、今から思いっきりシコって、天井まで精子吹かせて殺してやろうか?あ?」
さっきまでの甘い懇願が嘘のように、強い語彙でヘル・ハンドは脅した。
「ひ、ひぃ!わ、わかった!ぬ、脱ぐ!脱ぐから・・・」
凛々しかった花村も、絶望的な状況に追い込まれ、心が弱くなってしまっていた。
直接的に脅され、震えながらズボンを下ろした。
「あれー?あれれー?このチンコ・・・本当に勃起してないの?」
ヘル・ハンドは意地悪く笑いながら、完全に勃起している花村のペニスを、わざとらしく驚いた顔で見つめ続ける。
「や、やめてくれ!そ、そんな!み、見ないで・・・」
強がりと嘘をわざとらしく指摘され、花村は恥ずかしさに消え去りたくなる。
「あ、先っぽから何か出てるけど?」
ヘル・ハンドは目を丸くし唇を尖らせて(もちろんわざとらしくだが)、ペニスから出た先走りを見つめる。
(や、やめて!やめてくれぇ・・・!)
恥ずかしさで花村の目に涙が滲む。身体が動くなら、少女のように手で顔を覆っていただろう。
「なーに、このお汁?正義の汁?女犯罪者に負けない我慢強い刑事が出す正義のお汁なの?」
ヘル・ハンドは惚けながら先走り汁を見つめる。
そして上目遣いに花村の方を見ながら・・・

フー♡♡

優しく吐息を先端に吹きかけた。
「ああっ!?や、やめてぇ!」
花村は悲鳴をあげて腰を浮かせる。

フー♡ フー♡ フーー♡♡

ヘル・ハンドは笑みを噛み殺しながら、花村のペニスを甘い吐息だけで、身悶えさせる。
吐息を吹きかけられる度に、先走りがビュクッと溢れ、穏やかな快感に歓喜する。
「うーん、チンコ勃ってないなら手コキ出来ないなぁ♡フェラしちゃおうかなー♡フェラだったらチンコ勃ってなくても出来るしぃ♡♡」
ヘル・ハンドは上目遣いに花村を見つめながらそう言うと、ペニスの先端目掛けて、ゆっくり唇を近づける。
花村はその動作に口をパクパクと無言で喘ぎながら、期待と懇願の表情でヘル・ハンドを見つめる。
「フェラしちゃうぞー♡」と目で言わんばかりの見開いたイタズラっぽい目。
ぽってりとした唇を大きく開き、舌が出される。
そして、その舌はペニスの先走りを浮かせる先端目前で、止まる
「あ・・・あ・・・あ・・・」
花村の胸が期待でピンクに染まる。
そして舌は動かされた・・・もちろん、一切舌はペニスの先端に触れることはなく、ただ空中をレロりと舞っただけ。
しかし、もう恥辱と焦らしを受け続けた花村を追い込むには十分だった。
「あ、あ・・・」
何も触れていないペニスから少量の精液がビュっと溢れ出し、ヘル・ハンドの舌にかかる。
「あ、あ・・・ああ・・・」
(ま、負けた・・・完全に弄ばれて・・・負けた・・・)
花村の目に絶望の涙が伝う。
ヘル・ハンドは精液を口で受け止めた後ニヤっと笑い、それを見せつけるようにゴクリと飲むと、花村のペニスの真横に自らの美しい手を持っていき、小刻みに手を、男なら誰もが勃たずにはいられないエア手コキを見せつけた。
「ま、待ってください!す、すいませんでした!俺の負けです!!」
花村の心がどんどん折れていく。
「え、何で?エア手コキで?勃起しないんでしょ?」
ヘル・ハンドはニタニタと笑いながら、挑発するように手を動かし、追い詰めていく。
「言っとくけど、これアンタの人生最後の射精だから♡エア手コキ見せつけで、イキな?勃起してないチンコなんでしょ?余裕でしょお♡♡」
「ぼ、勃起してました!興奮してました!ごめんなさい!手で扱いてください!お願いします!」
花村は泣き叫んで懇願する。人生最後の射精・・・死を招く射精が、何も触れていない、ただの見せつけられ、不完全燃焼で終わるなんて絶対に嫌だった。
「ダメ♡アタシ、『お前なんかに』って言われて傷ついちゃったもん♡絶対にシテアゲナイ♡♡」
「そんな!謝ります!土下座でもなんでもします!何でもしますから!」
花村は泣き叫んで、許しを乞うた。
「ダメよ♡そうね、でも素直になってちょっとカワイソーだし、せめて・・・」
そう言うと花村の右手を掴むと、花村自身のペニスにグイッと押し当てた。
「アタシの手ソーゾーして、自分でシコって死ね♡♡口だけのザーコ♡♡♡」
「あひぃ!?そ、そんなぁ、あがぁ!」
花村は泣き叫びながらも持ってきた自分の手で、ヘル・ハンドの手に合わせてペニスを扱きあげる。
ヘル・ハンドは可笑しそうに笑いながら、花村に自慰行為のお手本を見せるように、その手を舞わせ、空中を扱きあげる。
花村はそれを見て、その通りに自分を追い詰めていく。
絶頂に、憎むべき犯罪者への完全屈服に、死に。
「ごめんなさい!もうダメです!出ちゃいます!だ、だから・・・」
顔をどけてください、と言おうとした。敵のヘル・ハンドの顔に精液がかかってしまう・・・花村はそれは避けようと顔を歪ませながらも叫ぶ。
ヘル・ハンドは平然と言ってのける。
「いーよ♡顔に思いっきりかけて♡♡アタシ、男にぶっかけられるの嫌いじゃないんだ♡♡だってさ・・・」
ヘル・ハンドはそう言うと心底底意地悪く笑って言った。
「最期の射精の瞬間がアタシの顔って、これから死ぬ男の人生を、征服したみたいでサイコーじゃん♡♡」
そして、舌をベロリと出すと射精を促すように、片目をつぶり媚びたウインクをする。
それを見た瞬間、花村の脳はショートした。
「ほら、出せ♡ヘル・ハンド様の顔オカズに射精しろ♡♡人生最期でサイコーのオカズにぶっかけろー♡♡」
「ああっ!!ごめんなさい!!ヘル・ハンド様ぁあ!!あがぁ!!」
花村は泣き叫びながら太く濃い精液を、ヘル・ハンドの顔にドクンドクンと吐き出し続ける。
ヘル・ハンドはそれを嫌な顔せず受け止めて、淫らにウインクした顔を見せつけるように嘲笑う。それを見て花村はさらに興奮して射精した。
興奮と射精と自慰の無限サイクル。花村は壊れたように吐き出し続けた。その身体が完全に動かなくなるまで。

「あー、楽しかった♪ザコ相手にはシコらせて射精させんのも楽しいな♪てか、刑事全員、最期にアタシを様付けしてたのウケるわぁ♡」

花村を始末した後、予告通り石井を寸止め手コキで一撃で仕留め、弱々しくも息を吹き返した坂田と小野にも無慈悲なトドメの射精をさせたヘル・ハンドは宝石を回収しながら、気がつく。
「あら、防犯カメラ?守衛のオジサンいるの?」
ヘル・ハンドは防犯カメラを覗き込んで猫撫で声で言った。
「ねえ、守衛のオジサン!何で刑事さん4人も死んでるのに助けに来ないの?ケーサツの増援を呼ばないの?ねえ何で♡」
ヘル・ハンドはそこで妖艶にニヤッと笑う
「解ってるよ♡シコってたんでしょ♡今の様子みて、自分で寂しくヘル・ハンド様ぁって言いながらシコってたんでしょ♡」
ヘル・ハンドはそう言うとカメラ目線で手を見せつけた。
「今からそんな寂しい守衛さん達にも、防犯カメラで見れるオカズ動画提供しちゃうから、ちゃんとシコりながら見ててねー♡♡もちろんお金はいらないよー♡♡」
ヘル・ハンドはそう言うと、舌と手を防犯カメラに見せつけながら上下させる。
「お代はオジサン達の命だから♡♡」

その後、現場では宝石を根こそぎ奪われ、4人の刑事の死体と、監視室から守衛複数人の死体が見つかった。
刑事たちの死因は不明とされ、未解決事件となり迷宮入りを余儀なくされてしまった。

BAD END

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「いたた……。さすがは準決勝の相手ともなると、強いなぁ」

 少年は独りごちりながら傷の手当を終えた。
 空っぽになった小さい軟膏ツボを眺めると、大切にバッグの中にしまう。
 ふと顔を上げると美しい庭園の情景が目に飛び込んでくる。
 都会の喧騒から隔絶されたそこに、少年は自らの故郷の眺めを重ねた。

(ついに次は決勝戦か。村の皆が出してくれた資金でどうにか都会までやってこれたんだ。ここに来れたのは皆のおかげだ。必ず優勝して故郷に錦を飾らなきゃ)

 望郷の念に浸る少年。
 庭園の一角に設けられた休憩所代わりの四阿で戦いの傷を癒やす彼こそ、王朝最大の都で開かれる武闘会にはるばる辺境からやってきて参加した若き獅子であった。
 童顔の矮躯を質素な薄い服で包んだ姿に、観衆は当初こそ笑いをもって迎えた。だが細腕から繰り出される壮絶な一撃によって勝ち上がるさまに、次第と笑いではなく熱狂で湧くようになった。
 歴戦の参加者は次々と破られ、今では少年の動向が武闘会における最大の関心事になっている。
 そして迎えた準決勝で、少年は辛くも勝利を収めたのだった。

(あと一勝。あと一勝さえすればすべてが報われるんだ。そうしたら僕は……。……僕はここを去らなくちゃならない)

 少年の胸中に針で突くような感覚が生まれた。
 次の戦いの結果がどうであれ、少年は故郷に帰らねばならない。
 仮に優勝賞金を手に入れたとしても、故郷の人々に資金を出してもらっている以上、遊んで浪費するような無駄使いは決してできない。
 ましてや敗退したらなおのことさっさと帰らねばならない。
 少年の故郷は貧村であった。ゆえにいくら村人総出で資金を集めたと言えど、都会の市街で宿を取るにはまるで足りない。
 武闘会準決勝まで登り詰めた少年が、宿ひとつ取らずに庭園の四阿でここ数日のあいだ寝起きしている理由がそれであった。

(……都会、全然楽しめなかったな。屋台で売っていた食べ物も、面白そうな演劇も、見たこともないような宝石も……。全部見ただけで終わっちゃうんだ)

 去来した寂しさと無念さをどう処理することもできない少年は、美しい庭園を駆ける爽やかな風を、灰色の気持ちで受け止めていた。
 腰掛けている粗末な造りの長椅子が、やけに冷たく感じられる。
 その時であった。

「そこの可愛いボク~❤ ひょっとして、武闘会で決勝まで勝ち上がった子かな~❤」
「えっ」

 にわかに涼やかな声が耳に染み込んできて、思わず少年はパッと顔を上げた。
 緑色の絨毯のような芝生の上に、伸びやかな美脚をあらわにした美女が三人立っていた。
 服飾の知識に乏しい少年は知らなかった。
 三つの美貌が纏う装束が『チャイナドレス』と呼ばれていることを。

「くすくす❤ 隣、いいかしら❤」

 まるで天女のような三人は、そう言って妖艶な笑みを浮かべた。


………
……
…


「戦ってるところ、見たよ~❤ すごく強くてカッコよくて……。おねーさん達、キミのファンになっちゃったんだ❤」
「は、はぁ……」

 急激に人口密度を増した四阿の中で、少年は俯いたままの童顔に恥じらいの色を滲ませていた。
 右隣で赤いチャイナドレスを着た美女――紅蘭(ホンラン)が何か言っているようだがまとも耳に入らない。

「技のキレが良くて、ひと目見ただけでこれこそ本物の達人だってわかりましたよ❤ まだ小さいのにこれなら、将来有望ですね❤」
「ど、どうも……」

 反対側の左隣で話を続けたのは白いチャイナドレスの美少女――雪花(シェンファ)だ。相槌を打っているらしい。

「貴方、辺境の村から来たんですって? たったひとりで都まで来て大会に参加するなんて……。ますます応援したくなっちゃったわ❤」
「そ、そうですか……」

 そして少年の目の前、四阿の中央に設置された丸机に腰掛けている黛良(ダイリャン)――黒いチャイナドレスに身を包んだ長身の美女が、見下ろしていることだけが辛うじてわかった。
 少年は何事か話しかけられている間も、まともに会話をおこなうことができないでいる。
 何故か?

(み、みんなすごい格好で目のやり場がないよぉ……!)

 理由は明快。左右と前を美麗な女性に囲まれて、完全に気が動転していたからだ。
 三人とも、程度の差こそあれど素晴らしい肢体の持ち主であることは共通していた。
 しかもその衣装は胸元が大きく開き、深いスリットの入ったノースリーブのチャイナドレスである。

(うぅっ……胸ってあんなに大きくなるんんだ……♡ 村の女の人とは全然違うし……。お話する時は目を見て話さないと失礼なのに……。……あっ♡ いま何か足の付け根に見えた……♡ し、下着かなぁ……♡)

 服というよりも身体の前後を隠すだけの布と言ったほうが適切なデザインであるのに、肝心な部分は見えないのだからもどかしい。
 だが深いスリットから覗くなだらかな腰骨の上に、色の付いた紐のようなものが結ばれているのが見えている。

(あ、あれ……もしかして下着の横の部分なのかな……? じゃあ紅蘭さんの赤い紐の先には赤い下着があって……♡ 雪花さんのは白い下着……♡ 黛良さんのは黒い下着があるってことなのかな……♡)

 少年は脳内で前垂れの奥にある下着を妄想した。
 材料となるのは、声をかけられてしどろもどろになった少年に向かって、なだれ込むようにして四阿に詰めかけた時の三人の姿だ。
 しかし隣に本人がいる状態ではまともに妄想すらできない。
 たまらず少年は、

(い、一回見るだけだから……♡)

 とまるで犯罪を犯すかのような慎重さで視線を滑らせた。
 目に飛び込んできたのは暴力的なまでの色香である。
 深い谷間を形作る豊かな乳房はドレスのバスト部分に詰め込まれ(たぷんっ❤)、なだらかな腰まで見えるほどに深いスリットから覗くハリのある太もも(むちっ❤)と、前垂れによって隠された鼠径部の先にある秘めやかな丘のシルエット(ムンムン❤)に、油断すれば目が吸い付いてしまいそうだ。
 純朴な田舎者の少年としては、ただでさえ刺激の強い都会の女性が、過激な衣装を身にまとって素肌と布越しの肢体を見せつけてくるのだからどう対処していいかわからない。

(だ、ダメだ! 余計なこと考えちゃいけない! せめて変な所は見ないようにしなきゃ!)

 精神力を全開にして顎を引き、俯くしかないのだが、視線の先にあるものと言えば象牙のように滑らかな美脚×3である。

(き、綺麗な脚だなぁ……♡ スベスベしてそう……♡ あっ♡ 布がまくり上がって太もも見えて……♡ も、もうちょっとで下着が見えそう……♡)

 と思考が何度も蕩けて満足な返答ができないのも、刺激の少ない生活を送ってきた少年には致し方ないことであった。
 ゆえに、少年の耳が真っ赤に染まっていることも、

「……ふふ❤」

 片翅の蝶のような一対のそれを三人の美女が薄い笑いを浮かべたことも知らなかった。

「あっ❤ そう言えば、ボクくんは試合の後で疲れてるでしょ? よければ、私達が特別なマッサージで癒やしてあげるよ❤」
「え? あ、いやそんなことまでしてもらわなくても……」

 紅蘭が両手を合わせて提案すると、少年の返答も聞かずに袖を捲りあげて右腕を露出させると、

むにゅぅ~んっ❤

「……私のおっぱいで、ね❤」

 はひぃっ♡と情けない声を上げた少年の二の腕が、たわわな双丘の中に消えた。
 胸の媚肉に挟み込まれるというよりも、咥えこまれたという表現の方が正しいだろう。
 そのまま紅蘭は少年の腕を左右に揺すり、身体を動かして上下に擦り上げる。

ずにゅっ❤ ずにゅうっ❤ ずにゅううっ❤

 じっとりと蒸れた谷間の肉にしゃぶられて、筋肉のついた腕の表面は、湯気立つような香り高い汗の雫にまみれた。

「あぁん❤ ボクくんの、とっても逞しいんだね❤ ちょっと見直しちゃった❤ だけどちょっとコリがあるかな❤ 試合で疲れたボクくんの、私が揉みほぐしてあげるね❤」

ぱふっ❤ ぱふぱふっ❤ むにゅむにゅうぅっ❤

 目的語をあえてぼかした言い回しで、紅蘭は硬くなった二の腕を乳房で『マッサージ』し続ける。
 大会中はしなやかな鞭のように唸った腕は、今はただの棒のようになって、力が入らない。

(や、柔らかいぃ♡ む……胸ってこんなに柔らかいのぉ♡ 腕が水飴の中に入ったみたいになってるぅ♡)
「ま、待ってください……♡ 胸でマッサージされなくても……へ、平気ですからぁ……♡」

 しどろもどろになりつつも、理性をかき集めて控えめな拒絶を口にする少年。
 しかし紅蘭が返したのは肯定でも否定でなく、

「うふふ❤ ボクくん。女の人の胸はね……『おっぱい』って呼ぶんだよ❤ ちゃんと『おっぱい』って言わないといけないの❤ ほら、私と一緒に言ってみて❤ 『お・っ・ぱ・い』❤」
「お……♡ おっぱいぃ……♡」

 若い純朴な少年に、下品なオスが好む言葉を教える堕落への囁きであった。

「ふふ❤ ボクくん、私の『おっぱいマッサージ』で気持ちよくなってくれてるんだ❤ それなら私、もっと頑張っちゃうよっ❤」

むぎゅううぅぅ~❤❤❤

 ぺろりと唇を舌で舐めた紅蘭は、少年の脇の下に手を入れると、全身で腕に絡まるように抱きついた。
 二の腕をがっちりと抱え、豊かな双乳の間に挟み込まれている。手の先は太ももの間に潰れて見えなくなってしまった。
 今や少年の腕は、紅蘭の胸から腹、腰に至るすべての媚肉に咥えこまれており、自然と顔同士が接近し合う。
 紅蘭の顔立ちは少女らしさの中に「おんな」が息づく絶妙なバランスによって成立していた。長いまつ毛にスッと通った小鼻、形の良い唇は薄いリップに輝き、高級な飴玉のようでつい口を開いてしゃぶりつきそうになってしまう。
 胸元の奥、腹、腰、そしてその先にある身体の底から漂う甘酸っぱい体臭が少年の鼻をくすぐって、頭が真っ白になった。
 赤いチャイナドレスもあいまって、紅蘭が少年に抱きつくさまは、さながら食虫植物に捕まった虫のようである。
 がっちりと掴まれて二度と離さずに、餌をドロドロに溶かして食す恐ろしくも美しい花。

(な、何か指先にある……?)

 餌――もとい少年が人間らしい思考を取り戻したのは指先に絡みつくきめ細やかな布の感触であった。
ぼんやりとした頭で感触の正体を確かめようとして指を動かして見ると、

さわさわっ……♡

ふにょんっ……❤

「んはぁあんっ❤ もう~……❤ ボクくんったら、ソコは『大事な場所』なんだよ❤ 『マッサージ』なのにどさくさに紛れて触っちゃうなんて……❤ もしかして意外とエッチなのかな~❤」
「ちっ♡ 違いますっ♡」
(こ、この反応……! ま、まさか僕がさっき指の関節で擦った場所ってまさか……お、女の人のあ、アソ……コ……♡)

 咄嗟に指を丸めて拳にしたものの、指先に残る火傷のような熱さと弾力のある柔らかさは、稲妻のように神経を駆け巡り、少年の脳髄を沸騰させる。
 言うまでもないことだが、腕そのものに絡みつき、手の先まで太ももでホールドした紅蘭の肝心な部分は、少年の指を数ミリ動かせば届く位置にあるのだ。

(だ、ダメだ……動かせない……♡ 動かしたらまた……あ、アソコに指が当たっちゃう……♡)

 少年が右腕をめくるめく弾力に拘束されていると、紅蘭とは反対側から声がかかった。

「それじゃ私は、ボクくんの脚をマッサージしてあげましょう❤ 失礼します……っと❤」

 あっと声を上げたときには一瞬遅く、すぼまるように閉ざされていた少年の両脚は、雪花の手によって開かれてしまった。
 脚を元に戻そうと力を入れようとするも、身を屈めた雪花の胸元にある乳肉の渓谷に思考を落としてしまった少年は、だらしなく開脚した姿勢を余儀なくされてしまった。
 雪花はふわりと立ち上がると、チャイナドレスの裾を翻して優雅に半回転し、豊かな尻肉をキメ細かい布地越しに見せつけた。
 そして尻のシルエットを少年の眼前で振ってから、ゆっくりと左足の上に腰を下ろした。

のしっ❤ むちむちっ❤

「んっ……❤ あはっ❤ かった~い❤ ボクくんのも、よく鍛えられてるみたいですね❤ でも私のデカケツで擦って血行を良くする『マッサージ』を受けたら、きっと技のキレが更によくなる筈ですよ❤」

 少年の左足に跨った雪花は、腰を前後に動かし始めた。
 時には回転を加え、時には止まって尻肉を擦り付けるように振るわせる。
 もっちりとした重量感のある尻肉が、ツルツルした布地を巻き込みながら、左足の上で何度も滑った。

すりっ❤ すりっ❤ すりっ❤ すりっ❤

(はああぁぁ~♡ お、お尻も柔らかいぃ♡)
「あ、あのぉ……♡ お、お尻が……♡」
「あぁん❤ お尻じゃなくて『デ・カ・ケ・ツ』❤」
「で、デカケツぅ……♡」

 布地が擦れ合う音が響き、左大腿部の上が妖しい熱感に灼かれた。チャイナドレスの後垂れとズボン越しであるにも関わらず、雪花の尻と太ももの感触がはっきりと感じられる。
 ぽっかりと口を開けて乱れた呼吸を始めた少年が、長年叩きこまれた礼儀作法によって反射的に絞り出した拒絶の言葉も、下品な淫語を被せられたことで四阿の天井に向かって霧散するだけだった。
 夢見るような蕩け顔をした少年には、肩越しに振り返った雪花の顔に嘲りの表情が浮かんでいても気付けない。

「くすくす❤ 気に入って貰えたようで何よりです❤ それではもっとストロークを長くしましょう❤ デカケツを思いきりボクくんの腰に押し付けるようにして……❤」

すりすり~……❤

 少年に向かって尻を突き出すようにする雪花。先程の小さいグラインドで白いチャイナドレスの裾は乱れ、豊かな臀部の上にかろうじて乗っているだけのようになっている。
 眩しいほどに白いうなじ近づくごとに、花のような香りが強まって、細やかな髪がサラサラと揺れた。
 その状態で左足に跨ったまま前屈をすれば、当然のように後垂れのヴェールが捲れ上がり、尻肉を包んでいるであろう下着が姿を表すはずだった。

(あっ……♡ し、下着が見えそう……♡)

「……そして、膝頭に向かってまたスライドさせま~す❤」

するする~……❤

「あっ……。あぅぅ……♡」

 あと数ミリという所で接近する動きが止まり、魅惑の尻が膝頭に向かって遠ざかってしまう。少年は情けない声を漏らしてしまった。

(あとちょっとで……あとちょっとで下着が見えたのに……)

 雪花がニヤリと笑ったことなどつゆ知らず、少年は見えるはずだった白い腰紐の先にある下着に思いを馳せた。

「……それではまた腰に向かってスライドして~……❤」

すりすり~……❤

「おおっ♡」

「……また戻しま~す❤」

するする~……❤

「うぅ……」

 左足の上で美少女が尻を滑らせるたびに少年は鼻を膨らませて目を凝らし、そして絶妙な位置で再び遠ざかっていくと情けない呻き声を漏らす。

すりすり~…❤ するする~…❤

すりすり~…❤ するする~…❤

(次こそっ……♡ 次こそ下着がっ……♡)

 期待感に溺れた少年は、行きつ戻りつするチャイナドレス越しの尻を何度も見つめていた。
 どれくらいそうしていたのか、もはや少年の脳内では時間の感覚すら溶け出し、下着が見えるか見えないかに全神経を集中させていた(もっとも実際に雪花が少年の左足の上で腰を振っていたのは、ものの数分にも満たない時間だったのだが)。

「あら❤ ボクくん、すごい汗かいてるわよ? 熱いのかしら?」
「……えっ? あっ! いやその、なんというか。僕の村は寒い場所でして――」

 よって黛良が急に声をかけてきて、少年がぱっと顔を上げて喋ったとき、それは見えた。

「あら、そうなの❤ それじゃあ暑い都にいるの大変ね❤」

(あ……♡ く、黒い下着が……♡ 組んだ脚の向こうにあるぅ……♡)

 長椅子に座る紅蘭と雪花とは違い、黛良は四阿の中央に配された丸机に腰掛けていた。
 机である以上、長椅子よりも高い位置にあるそれに、優雅に脚を組んでいるため太ももの付け根の部分が見えやすいのだ。
 一瞬の出来事であったが、その奥に黒い下着に包まれた三角地帯が見えたのだった。

(くぅ……♡ もっと……もっと下着見たいぃ……♡)

 少年の脳裏に何度もビターチョコ色のデルタが明滅する。
 だがほんの数瞬であったために、その映像は実に不鮮明だ。何度も思い返す内に急速に輪郭がぼやけ、滲んでいってしまう。

(ちゃんと下着見たいぃ……♡ 黒い下着ぃ……♡)

 まるでそこを見ていれば透視できるかのように組み替えられた脚へ視線を向け続ける少年。
 黛良は女王のような笑みを浮かべると、額に汗を浮かべている武闘家少年に提案した。

「……あらあら❤ どんどん汗が出ているわ❤ そんなに暑いのなら、『マッサージ』をうけている間、扇いであげる❤ ……あら、今日は扇子もってきてないわ。仕方ないから……『コレ』で扇いであげるわね❤」
「――!」

 黛良の行動に少年は完全に言葉を失った。

ぱたぱた……❤ ぱたぱた……❤
ちらっ❤ ちらちらっ❤
むわっ……❤ むわぁっ……❤

「チャイナドレスの前垂れで扇ぐなんてお行儀が悪いけど、目の前で男の子が汗をかいているなら仕方ないわよね❤ ほら、おねーさんの涼しい風❤ たっぷり堪能してね❤」

 黛良は黒いチャイナドレスの前垂れを両手で摘むと、それをぱたぱたと扇ぎ始めたのだった。
 当然隠されていた黒い下着は完全に見えている。ミルクのような白い太ももの付け根の奥に、こんもりと堆積した媚肉が黒い股布をゆるやかに押し出していた。
 顔面を撫で回す風に涼やかさはない。むしろその逆――湯気のような熱量を湛えた、甘酸っぱさと汗と得体のしれない獣のような匂いが混然一体となった、フェロモンで作られた手のようである。
 シンプルなデザインの黒い紐パンと、くらくらするような淫臭に我を失いかけつつも、礼儀正しくあれと教えられてきた少年の半生が、本人の意志に抗うように言葉を紡ぐ。

「あ……♡ あの……♡ し、したぎが……♡」
「下着? そんな野暮ったい言い方はダメよ❤ 都会ではこう呼ぶの。『パ・ン・テ・ィ』ってね❤ ほら、言ってみなさい? 言わないともう扇いであげないわよ?」

 ぱたり、と布の団扇が黒いチャイナドレスの前垂れに戻ると、少年は居ても立っても居られなくなり、自らの半生をかなぐり捨てた。

「ぱ、パンティ……♡ パンティがみえてますぅ……♡」
「ふふ❤ そうね❤ 恥ずかしいわ❤ でもボクくんになら見せてあげてもいいかなって思ったの❤ だって、今まですごく頑張ってたんだから❤」

……ぱたぱた……❤ ぱたぱた……❤
むわっ❤ むわあぁっ❤

「はぁ~…♡ はぁ~…♡ パンティ……♡ パンティ~……♡」
「そうそう❤ ボクくんのようなエロガキには、そういうスケベな物言いの方が似合ってるわよ❤」

 うわ言のように女性用下着の呼び名を繰り返しだした少年に、黛良は勝ち誇ったような表情で見下ろした。瞬時に少年の両隣――紅蘭と雪花に目配せをする。
 少年の右腕を抱え込んでいた紅蘭と、左足の上で尻を滑らせていた雪花は、笑顔を浮かべて頷いた。

「ふふ❤ そっか~❤ ボクくんはパンティが好きだったんだね~❤ それならおねーさん達のチャイナドレスにエッチな視線を向けて興味津々だったのも頷けるな~❤」
「くすくす❤ バレてないと思ってずっとスリットから見えてる紐パンの結び目をガン見してましたもんね❤ でもパンティフェチなら仕方ないですもんね❤」
「あらあら❤ ふたりとも意地悪してはダメよ❤ ボクくんは都会に来るのも初めての田舎者❤ きっと自分がパンティフェチだったことも知らないのよ❤ ようやく本当の自分を見つけられたのだから、お祝いしてあげないと❤」

 三人の美女が見下したような笑みで何やら喋っているが、少年の耳には届かない。
 彼の全神経は、右腕に抱きつく紅蘭の柔らかなおっぱいの感触、左足に跨る雪花のハリのある尻の弾力、そして眼前に陣取った黛良の魅惑の黒パンティに注がれていた。
 もはや何のために美女に囲まれているのかすら忘れた少年が集中する対象を変えたのは、紅蘭、雪花、黛良の三人が悪魔的とも選択を採ったからであった。

「じゃあ、みんなでパンティ見せてあげようか❤」
「賛成です❤ ボクくんもずっと見たがっていたみたいですし❤」
「あら❤ それなら私はふたりに負けないようもっとちゃんと見せてあげないと❤」

 そう言うと、少年を包囲する三人はパンティを完全に露出させた。
 右腕に絡みつく紅蘭は自分の片手を使って器用に前垂れをたくし上げて、股間を包む赤いパンティを。
 左足に座る雪花は白いチャイナドレスの後垂れを後ろ手に持ち上げて、尻を覆う純白のパンティを。
 目の前に座っていた黛良は、腰を突き出すような姿勢を取って、少年の顔面に向けてクロッチを差し出すように黒いパンティを。
 絶世の美女三人が、あられもない姿で少年に迫っている姿は、蛇に巻き付かれた小動物を思い起こさせる情景だった。
 唯一の違いは、少年は喜んで美女の誘惑に絡め取られていっているという点である。

「はぁっ♡ はぁっ♡ み、みんなのパンティっ……♡」

 息を呑んだ少年は更に呼吸を荒くした。
 パンティフェチに開花したばかりの少年には暴力的に過ぎる行為に、興奮のボルテージはどんどん上がっていく。
 三人の美女は獲物にとどめを刺すべく、最後のアプローチをかけた。

「ねえボクくん❤ 黛良の黒いパンティ、どんな感触がするのかな?」
「ど、どんなって……♡」
「触ってみればいいんですよ❤ あ、でも私達が座ってたら腕が動かせませんね❤」
「それなら問題ないわ❤ 紅蘭、あなたのパンティは私のものと同じ材質でしょう❤」
「ええ❤ それならボクくん❤ 私のパンティ、指で触って❤ 黒い黛良のパンティ見ながら、私のパンティ触って感触を楽しんで❤」
「ずるいですよ❤ だったら紅蘭のおっぱいを揉んだら実際にはどんな感じなのかを、私のおっぱいを触ってみて感じてみてください❤」
「あらあら❤ ふたりとも素晴らしいわ❤ 私にはパンティを見せつけることしか出来ないけど、せめてよく見えるようにもっと近くで……❤ そう、鼻にくっつくほど近くまで寄せて見せてあげるわ❤」

 本人の意向など無視した提案が流れるように決まっていく。
 もっとも、少年の方も思考を放棄して欲望を受け入れて動く人形と化しているため、異論を挟むどころか壊れたように頷き続けたのだが。

「「「さぁ、ボクくん❤ どうぞ、ご堪能あれ」」」

こすこすこすこすっ❤
もみもみ❤ もにゅもにゅっ❤
ぐりぐりっ❤ むわあぁっ❤

 三方向から極上の美女が淫猥に少年を。
 赤いチャイナドレスの美女が少年の右手に自分のそれを重ねて、パンティ越しの秘所を擦らせた。

ふにふに❤

 すべすべした二重布の向こうに、淫らな熱を発散し続ける感触があった。そのまま指先を擦りつけていると、触り心地に変化が訪れた。

ふにふに……❤ すりすり……❤
…………くちゅ❤

「ぁ、んっ……❤ クリ……❤ 触られちゃったぁ、……っん❤」

 紅蘭が小さいため息を漏らした。
 少年の細い指先が布越しに僅かに尖ったものと、その下から染み出してくるとろみの存在を感じ取った。

 白いチャイナドレスの美少女が少年の左手を取り、自分の豊かな胸を揉ませた。

もにゅっ❤ もにゅむにゅうぅっ❤

 少年の掌には収まりきらないほどに膨らんでいる巨乳が、チャイナドレスの薄い布地を巻き込みながら揉み込まれていく。
 細い指が柔らかい乳肉の中に食い込み、今にもとぷん❤と沈みこんでしまいそうだった。
手の形をお椀を持つようにして、今度は突き出た乳房を掬い上げてみる。

たっ……ぷん❤ たぷんっ❤ たぷたぷたぷっ❤

 大きい果実はそれに相応しい重量感で少年の掌にのしかかる。
 ゴム毬のように跳ねる感触はあまりも甘美で、指が温かい肉饅頭を掴むたびに快感が走るほどだ。

こりっ……❤ こりこりっ……❤

「あっ……❤ 乳首……❤ ダメで、すぅ……❤」

 脂肪の塊というにはあまりにも魅惑的な柔軟さの中に一点、硬く尖ったものがあった。
 指先で摘むと、雪花が浅く吐息をついて、うなじをわななかせる。

 黒いチャイナドレスの美女が前傾した少年の鼻にクロッチを押し付けた。

むわっ❤ むわぁっ……❤

 艶のある黒い下着の股間部に、卵型の染みがあった。そこから漂う強いフェロモンが少年の鼻腔いっぱいに充満し、脳が麻痺していくような錯覚に陥る。
 たまらず頭を倒し、鼻先をめり込ませるようにした。

ぐりぐりっ❤
むっちぃ❤ みちみちぃっ❤

「ん……っ❤ ボクくんったら❤ そこにあるのは女の人の大切な場所……『オ・マ・ン・コ』よ❤」

 鼻に当たる濡れそぼった黒い布。匂い立つその奥に淫らな泥濘がたしかに広がっているのが少年にはわかった。

 そのまま三人の身体に、少年は溺れていく。

むにゅむにゅうっ❤
くちゅくちゅくちゅっ❤

すりすりすりっ❤
もにゅぅっ❤ もにゅもにゅぅっ❤

ぐりぐりぐりっ❤
むわあぁっ❤ むわぁ~んっ❤

 五感はおろか全身で美女の身体を堪能した少年のズボンの前は、内側から爆発しそうになっている勃起でテントを張っていた。
 めざとく見つけた三人は、それぞれが音もなく脚を近づけていく。
 紅蘭は膝頭を。雪花は後腿を。黛良は足の指先を。
 三つの美脚が、先端部を濡らしてズボン越しに主張する少年の男性器に向かって忍び寄り、やがて一点に集まった。
 嘲りと興奮の入り混じった顔で、天女は悪魔のように命じた。

「「「『イ・け』❤ 田舎者❤」」」

「――♡」

どびゅうぅっ♡ どぶっどびゅどびゅうぅぅっ♡

 質素なズボンの下で、少年は精を放った。
 ズボンの前が一気に濃く変色し、青臭いヌメリが滴り落ちる。
 海産物のような匂いが拡散し、美女たちの作った人間の檻はおろか、四阿の全体に満ちていった。

びゅぶっ♡ びゅぶるるっ♡ どぷっ♡ どぷどぷどぷ……っ♡

「――……♡」

 少年は精液をペニスの先から吐き出しながら、圧倒的な性感に身を任せ続けた。


………
……
…


「うふふ❤ ボクくんったら、『マッサージ』が気持ちよすぎてお漏らし射精しちゃったのね❤ でも心配しなくていいよ❤ 初めて私達の『マッサージ』を受けた人はみんな、情けないアヘ顔どっぴゅん❤しちゃうんだから❤」
「そうですよ❤ むしろ思いきりイカ臭いザーメン❤を吐き出して、無駄撃ち射精❤しまくった方が良いくらいなんですから❤」
「ボクくん❤ 青臭いショタザーメン❤で濡れたままのズボンで決勝戦には出られないわよね? 良かったら私達と一緒にホテルに来ない? 服を洗わなきゃいけないし、それに……まだまだ射精したりないんじゃないかしらって思うの❤」
「おねーさん達の裸、見たいでしょ❤ いくらでも見せてあげるよ❤」
「一緒にお風呂に入って❤ そしてそのまま『もっと特別なマッサージ』を受けられるんです❤」
「なんなら、ボクくんとエッチなこと❤だってしていいわよ❤ 都会での思い出つくりは大事だと思うわ❤」
「私達のお口でジュポジュポ❤ってフェラしたり……❤」
「私達のおっぱいに挟んでズリズリ~❤ってパイズリしたり……❤」
「私達のオマンコに、ボクくんの童貞ショタチンポを挿れてパンパンパンッ❤って筆下ろしセックスしたり……❤」

「「「さぁ、どうするの❤ 可愛いボクくん❤」」」



 その日、美しい庭園にある四阿から、ひとりの少年武闘家の姿が消えた。


………
……
…


「……はい、完全に骨抜き完了っと❤ どんなに腕が立つ武闘家でも、『コレ』には勝てないんだよね~❤」

 都のどこか。
 闇に包まれた一室に性臭が充満していた。
 脱ぎ散らかされた衣服とゴミ、そしてベッドシーツが散乱し、いままでおこわれていた行為の激しさを物語っている。
 紅蘭は容器に注いだ水を飲みながら、部屋の中央で死体のように転がっている少年を見た。

「でも故郷のためにお金を出して貰ってまで来たのに、結果がセックス疲れで敗北というのも可愛そうな気がしますね……」

 シャワーを終えた雪花が、タオルで髪を拭きながら憐れむように言った。
 ベッドの近くまで歩いていって、うつ伏せに倒れている少年の後頭部を優しく撫でる。

「しょうがないわよ。田舎には田舎の、都会には都会のルールがあるの。優勝者が決まってる大会に勝手にやって来て荒らされたら、こっちも困るんだから」

 黛良は冷たく言い放って、漁り終わった少年の財布を部屋の隅へ向けて投げ捨てた。
 ボロ布のような財布には、彼の故郷へ帰るのがやっとの通貨しか入っていなかった。

「ま、ハニートラップにかかって無気力試合をするって未来は決定してるし、極上の童貞卒業搾精コースを受けられただけ良かったんじゃない?」
「でも、もう田舎のつまんない女じゃ満足できない身体になってるんじゃない? 可哀想~。もうこれからの人生ずっと私達を引きずっている生きるんだ。護衛兼ペットとして雇うにも定員いっぱいだし。あ~あ、もっと早く来てれば私達に飼われるって選択肢もあったのに」
「完全に人生破滅しちゃいましたけど、悪いのは本人ですしね……。どうせなら私達でお金の代わりになるものをあげましょう」
「たとえば?」

 黛良と紅蘭が、雪花の方へ振り向いて尋ねた。
 ん~、と指を唇に当てて思案した雪花は、ぽんと手を叩いて提案した。

「そうだ! これからどんな人生を歩むにしても、一生オカズに困るでしょうし。それなら私達の脱ぎたてパンティなんてどうです?」
「う~ん……悪くないかもね♪ 優勝金とトロフィーの代わりに女のパンティを持って帰るなんて笑えるわ♪」
「それじゃさっさと準備して渡しちゃいますか~♪」

 三人は手早く出発の準備を済ませた。そして赤・白・黒の三着のチャイナドレスを身にまとった美女が部屋の鍵を開けてから、いっせいに脚から腰にかけて入ったスリットに手を入れた。

するする……❤

 美女達はそれそれの手の中でくるまり、香り高い布のオブジェと化したパンティを、仰向けにした少年の顔の上へ放り投げた。

……ぱさっ❤ むわぁっ……❤

「「「さよなら❤ おバカなボクくん❤」」」

 三人はドアが閉まる前にそう言い残した。
 バタンと扉が締まり、部屋の中に再び静寂と闇が訪れた。

「……あへぇ……♡」

……ぴゅっ♡ ぴゅっぴゅっ♡

 三枚のパンティに顔を覆われた少年がだらしなく口を開く。天を向いたペニスから白い精液が噴き出た。
 射精の勢いの頂点で重力に負け、床に向かって落ちた先にあったのは、少年の荷物の中にあった軟膏ツボだった。
 部屋を掃除する業者は、きっと精液にまみれた軟膏ツボと部屋の中に散乱したゴミとの区別がつかないだろう。

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