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11以下为收费内容(by http://www.prretyfoot.com)爆乳の女怪盗がおっぱいで警官を誘惑

5,071文字
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「こちらポイントF、異常なし」

 夜。建物と建物の間。
 紺色の制服に身を包んだ青年が定時報告を行なう声が灰色の壁の間にこだまする。
 彼は無線機を胸元に戻し「ふぅ」とため息をつくと、暗闇の中にキラリと光が瞬いた。
 警官であることを示すバッジが、月の光を反射したのだった。
 そう。彼は警察官であり、予告状を出した女怪盗団を捕まえるため、警察が街の至るところに配置された見張りのうちのひとりであった。
 しかし、待てど暮らせ「怪盗現る」の一報はなく、肩透かしを食らった形の彼は、徐々に警戒と緊張感を緩めつつあった。
 その時であった。
 ゆらり。
 細い路地にゆらめく影が現れた。

「あら、先客がいたのね♥」
「なっ……!? お、お前は女怪盗の――!」
「ご存知のようで嬉しいわ♥ ええ、私こそ世間で噂の美女怪盗団のひとり♥ 爆乳担当の怪盗よ♥」

 闇と静寂に満ちた路地に、ドロリと染み渡るような艶やかな声色が響く。
 不意を突かれた警官が声の発生源へと目を向けると、豊かな胸元を強調するような衣装に身を包んだ美女がいた。
 とにかく印象に残るのはその豊満な胸である。
 でかい。
 大きく膨らんだ双丘は上半分を完全に露出しており、細いハーネス状の装飾を組み合わせた上着に無理やり押し込められているのも相まって、ぎっちりと詰まった巨乳と、挟み込まれたI字型の谷間が夜闇に浮き上がった。
 美女がミニスカートから伸びる白磁器のような美脚を前後に組み替えて歩くたびに、桃色の果実が

 たっぷん♥ たっぷん♥

 と上下に揺れて、ふざけた自己紹介を愛嬌を振りまきながらおこなっているにも関わらず、警官は息を呑んで見惚れてしまった。

「――はっ!? い、いかん。すぐに応援を――」
「――すと~っぷ♥ せっかく二人きりになれたんだから、もうちょっと楽しみましょ?」

 ゆえに、警官が自らの職務を思い出して無線機をを手に取ろうとした時には、女怪盗によって完全に胸を密着させられた状態へ陥っていた。

 むにゅぅん♥

 温かいマシュマロのような感触が、警官の胸板を押し潰してきた。
あまりにも柔らかい双乳は自在に形を変え、無線機を手にした腕ごとをまるで型を取るかのよう包み込む。
「むにゅむにゅ♥」と震える乳臭い桃色の果実と、匂い立つ一本線の深い谷間の織りなす絶景が、警官の視界の下半分に広がった。
 人肌にしては体温の高いぬくもりが、夜風に冷えた制服越しにじんわりと体の芯へと染み渡っていく。

「くっ、くそっ♥ 離せっ♥」

 警官がなけなしのプライドから絞り出した言葉も上擦り調子で格好がつかない。
 内心の動揺を見透かしたらしい怪盗は、更なる行動で慌てる青年を追撃する。

「あはぁ~ん♥ おまわりさんたら、どさくさに紛れて私のおっぱい堪能するなんて♥ 本当はエッチなんだ?」

 ぐいっ♥ ぐいっ♥

 自分から密着してきた事実を無視するかのような口ぶりで、顔を真っ赤にした警官に身体を預けていく。
 一歩、また一歩と警官は押されるがままに後ずさりしていった。
 人気のない路地に二人のぶんの靴音が響いて、夜空に消えていく。
 警官は柔らかい感触と誘われるような暖かさに脳が痺れるような感覚を覚えていた。
 だが、抵抗もままならず、ただ後退してしまっている現状を、かき集めた理性で認識すると、必死の形相で反論をおこなった。

「ち、違う! お前が抑えつけるからそれを振りほどこうと……」
「そう? じゃあさっさと振りほどいたら? ま、いつの間にか壁にまで押し付けられてる非力なおまわりさんでは難しいかもね♥」
「えっ、なっ……こ、これは……」

 あっけなく言葉を返され、知らずの内に壁に背中を当てて完全に追い詰められていた自分に驚愕する警官。
 思考力を失いつつあると判断した相手に向かって、怪盗は更に大胆に身体を押し付けた。

 むにゅうぅっ♥ むにゅむにゅうぅ~ん♥

「あひっ♥」

 街頭で見かけるような威厳と凛々しさを完全に喪失した警官は、驚くほど情けない悲鳴をあげた。

「……ねぇ♥ おまわりさんは私がこの前博物館から宝物を盗んだの知ってるよね?」
「あ、あぁ……」

 真っ赤な舌でベロリを唇を舐めた怪盗は、心ここにあらずな警官へ話を振る。
 もちろんその間にも豊かな巨乳を押し付けることはやめない。
 それどころか一層密着を強め、上半身全体を「すりすり♥」と擦り合わせて、まるでひとつに溶け合おうとする軟体動物のような動きで、誘惑を続けた。

「あの時はテレビのクルーにも、道端の一般人にもたっぷり撮られちゃって恥ずかしかったな~♪ 特に、私があなた達警官から逃げる時に大立ち回りしたシーン♪ 視聴者提供だなんだとか言って、揺れるオッパイが大写しで何度もお茶の間に放送されて、と~っても恥ずかしかったの♥ あ、もちろんキックする時の美脚の根本に写ったパンチラもね♥ おまわりさんは見てくれたかな~?」

 警官の脳裏にこびりついたイメージが瞼の裏で再生される。
 憎むべき犯罪者の弱点を探す、という名目で何回も再生した数々の動画。
 そのどれもが「たぷんっ♥ たぷんっ♥」と揺れる胸を画面に映していた。
 それ以外にも、目が覚めるほど白い太ももや、その奥底に垣間見える明るい色の下着を収めていて――。

「ううっ♥」

 警官は腰の奥に走る痛みにも似た感覚にうめきをあげた。
 食い入るように映像を見ていた時と同様、いやそれ以上の悩ましい昂りがせり上がってきて、足腰に力が入らなくなる。
 怪盗は力の抜けた身体をまるで支えるかのように胸で押し上げた。
 いまやへたり込みかねない警官を、怪盗がなんとか壁に押し付けて立たせている状態であった。

「ふふ♥ コメンテーターのおじさんがみんな鼻の下伸ばしてみてたオッパイ♥ ネットでも何万回と再生されて、エッチで下品なコメントもいっぱいついてたね♥ ――その爆乳オッパイが、今あなたの目の前にあって、独り占めできるんだよ♥ 今堪能しなかったら、もう二度と触れない生オッパイ♥ それでも逃しちゃうのかな?」

 次々と囁きかけられる誘惑の言葉が警官の脳を揺さぶる。
 職務意識というよりも、判断力を失ったゆえの硬直によって、硬い無線機を握りしめていた手のひらの裏――手の甲を覆うように、柔らかい乳鞠があてがわれていた。
 今ここで手のひらを返し、指を屈伸できる方向を前後逆にすれば、妄想の中で何度も楽しんだ巨乳を触ることが出来るのだ。

「はぁ……はぁ……♥」

 警官がケダモノのような荒い息を上げ始め、それでもなお葛藤に脂汗を流す。
 しかし無情にも(見方を変えれば有情でもあったが)怪盗はダメ押しとばかりの誘いの台詞を口にした。

「いつまでも無線機を掴んでるつもり? 手の甲に当たってる私の胸を、思いっきり触って揉んでみたくないわけ? どうせ定時連絡がなければ異常ありと思って仲間が来てくれるわよ♥ へーき♥ おまわりさんがオッパイ揉み揉みしても、結果は変わらないわ♥ むしろ、怪盗を確保する絶好のチャンスなのよ♥ 私のわる~いオッパイ♥ 正義のおまわりさんのお手々で確保してぇ~ん♥」

 正常な判断力があればあまりにも幼稚と思われる誘惑の言葉は、しかし巧みな色仕掛けによって生物の根源欲求を刺激された一介のオスを操るには充分であった。

 ごそごそ……♥ もにゅっ♥ もにゅもにゅうぅっ♥

「あはぁんっ♥ おまわりさんにぃ♥ 捕まっちゃったぁ♥ きゃあ~ん♥ もうダメぇ~ん♥」

 乳肉の中で窮屈そうに動かされた手のひらが、乳房の突き出た前方部をかたどるように触れた。
 指の一本一本が弾力ある球体の中に沈み込み、手全体から零れ落ちそうなほどに柔肉がはみ出る。衣服越しにも分かるグミのような感触が何を意味するのかわかった途端、警官は理性をかなぐり捨てて、荒々しく怪盗の巨乳を揉みしだき始めた。

「こ、これは確保っ♥ 確保のためなんだっ♥ ううっ♥ 柔らかくてっ♥ いい匂いがしてっ♥ 悪いオッパイめっ♥」

 むぎゅっ♥ もぎゅっ♥ むにゅむにゅむにゅうぅっ♥

 涎を口の端から零しながら、貪るように握り、掴み、撫で回す。
 その度に巨乳は形を変えて、まるでそれ自体がひとつの生物であるかのようにオスの情欲を丸出しにした警官を魅了する。
 いまや無線機を掴んでいた片手だけでなく、遊んでいたもう片方の手までもが、怪盗の胸に踊りかかっては貪る始末。
 先ほどとは違い、怪盗にもたれかかるような格好になっていることを、乳揉みに没頭している警官は気付かない。
 怪盗は、自身の体に狂喜しながらのめり込む男の顔を満足げに眺めると、トドメとばかりの提案を口にした。

「うふふ♥ でもいいのかしら? 私はまだ凶器を隠し持ってるかもしれないわよ? おっぱいの谷間になにか入ってないか、覗き込んだらいかが?」
「むふぅっ♥」

 ぱふっ♥ ぱふぱふぱふっ♥ ぐりぐりぐりぃ~っ♥

「んはぁっ♥ もうっ♥ いきなり谷間に顔埋めるなんてぇ♥ それじゃ何も見えないわよぉっ♥」

 揉まれ続けて熱を帯びた白い双丘の合わせ目。香り高い汗が曲線に沿って落ちてゆく谷間。
 乳肉を中央に向けて寄せるような衣装によって強調されるI字型の縦割れに、警官が目をとめるやいなや、すぐさま顔全体が谷あいに埋まってしまった。
 制服を着たケダモノが顔を震わせる度に、匂い立つ湯気のような熱気が奥底から漏れ出る。
 濃いフェロモンを鼻だけでなく顔面いっぱいに受け止めたオスは、夢中で舌を出し谷間を舐め回しながら、味わい深い乳汗を甘露のように飲み下し続けた。

「むふぅ~……♥ ふうぅ~……♥ はぁはぁはぁっ♥」
「はぁ~い♥ オッパイ魅了かんりょ~う♥ 怪盗の下品なデカパイに溺れてもう何も見えない♥ わからな~い♥ ……ほんと、みっともない姿♥ ま、これで仕事がやりやすくなったからいいけど」

 息を荒くして怪盗の胸にすがりつく姿は、警官どころかもはや人間とも思えない有り様であった。
 視覚、嗅覚、触覚、味覚、聴覚……。
 五感すべてを支配された警官は気が付かなかった。
 沈黙した無線機の向こうで警察の仲間が怪盗のグループが細い路地に入ったと叫んでいることに。
 そして、件の路地とは今まさに警官が怪盗相手に胸を堪能していることに。

「――おまたせ~♪ いや~、今日の警察はマジ本気で警備体制ガチガチすぎ~。ドロシー姉、脱出ルート確保お疲れ様~……ってうわっ! そいつが警官? ふがふがってキモい声あげててマジでキッモ……」
「肯定。もはや人間としての尊厳ゼロ。完全に魅了されているにしても、この姿は見るに堪えない。我々の逃亡計画は成功した。これ以上の足止めは不必要と思われる」
「そう言わずに♥ 男ってこういう情けない本性を隠してるから可愛いのよ♥ 先に行ってて♥ すぐに追いつくから♥」

 すべては影のように駆けてきた二人の美少女怪盗――警官に色仕掛けを仕掛けた怪盗の仲間の脱出逃亡を支援するための計画だったのだ。
 度重なる怪盗の勝利に、今回こそはと威信をかけて警備体制を作り上げた警察は、まさしく厳戒態勢で予告状に記載されていた日を迎えた。
 流石に厄介だと思った怪盗団は、警官を誘惑することで逃亡を可能にするプランを作り上げ、実行に移したのだった。
 そのための事前調査で最も適切な――チョロい相手と思われたのが、今現在胸に顔を埋めて腰を虚空に向けて「ヘコヘコ♥」と振っている警官であった。
 計画は成功し、露骨に気持ち悪そうな顔をした仲間の二人を見送って、女怪盗は完全に自身の胸に夢中になった男を見下ろした。
 完全に乳魅了にハマった警官をどうするか、女怪盗は考える。

(硬い膝で股間を「ドカッ♥」と撃ち抜く金的攻撃で昏倒させようかしら。
それとも、ズボン越しにもはっきりと勃起したテントを「スリスリ♥」と優しく擦ってあげるのもいいかも。
いや、いっそ何も与えず突然消えることで、飢餓感を煽り今後も使えるスパイとして役立たせるのもありかもしれないわね……♥)


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長く幸福な夢を見ていた気がする…。

それが、近衛兵モージが目を覚ました時に、最初に心に浮かんだことであった。

「…んっ……ここは?」

長い眠りから覚めたばかりの眼には、魔力による灯りが赫灼と輝いて見える。

眩しさから目元に手を持って行こうとするが、両手が共に動かせないことに気づいた。

何が何だかわからないまま、ぼやける視界が徐々に鮮明になっていくと、周囲には多くの人影が見えてくる…。

その中のひとりが、艶やかな声で話しかけてきた。

「ふふっ…おはよう、モージ。」

声の方に目線を向ければ、その主は異彩を放つ存在であった…。

青紫色のウェーブがかった長い髪にエメラルド色の瞳……左右の側頭部からは前方を向いた立派な角が生えており、それが人間ではないことは明白であった。

そして何より、人智を超えた絶世の美女であることに加え、モージの目を引いたのはその胸の大きさである。

下手をすれば彼女の頭部よりも大きいのではなかろうかという乳房が2つ…シャツに包まれたまま描かれる柔らかな曲線は、視線を外すことを許しくれそうにない。

彼女を視認した数瞬後、自分が何をし何をされたのか、全てを思い出した。

彼女の名はネイム……乳魔ネイム。

王都ブビディアの東の森に住むミルクサキュバスの城主…つまりは乳房の魅力に特化したサキュバスの群れの首魁であり、この現状を作り出した張本人であった。

金貨20枚と引き換えに王女誘拐に手を貸し、仲間であった近衛兵3名を陥れ、命からがら帰還したかのように振る舞えたはずなのに……。

それなのに、心の奥底に真実を隠匿していることを、このイレギュラーな美女に見破られ、快楽による拷問を受け、全てを洗いざらい自白してしまった…。

ここ数日での出来事を走馬灯のように思い出している中、ふと、自身の股間に目を向ければ、信じられないほど怒張したイチモツが、大量の先走りを漏出させていた…。

自分を窮地のどん底に陥れた張本人を前にして、なぜか四肢を椅子に縛り付けられ身動きが取れない中、性的な興奮をしてしまっているという状況…。

「モージ…アナタ、自分がしたことと自分がされたこと、覚えているかしら?」

「……アナタは王女様の命を売った後、嘘をつき続けた挙句、私たち乳魔のおっぱいが無いと生きられない中毒者になっちゃったの。」

確かに、快楽拷問を受けた際に催淫性と依存性が強い母乳を飲まされ、今となってはそれを飲まなければ気が狂ってしまいそうになるほど、掻痒感に襲われる体になってしまっていた…。

その悶絶するほどの苦しみと、それを和らげるために母乳を飲んだときの快楽は、地下牢で鎖に繋がれていたときの記憶としてはっきりと覚えている。

「そしてここは私たち乳魔のお城。…王様と相談した結果、アナタを一生ここで飼い続けることになったわ。」

眼前に佇む絶世の美女に、笑顔でそう告げられた刹那、自分が何故椅子に縛り付けられているのか、自分がどこにいるのか、そして自分が置かれている立場を理解してしまった…。

慌てて見回せば、乳魔ネイムの後ろには彼女に勝るとも劣らないほどの美貌を兼ね備えた5~6人の女たちがいた…。

その美貌、その胸の大きさを見れば、彼女らもまた乳魔の一味であることは疑いようも無い。

サキュバスたちが見せるエロティックな舌なめずりは、情事の期待よりも精を吸われる恐怖として襲ってくる!

「なッ!? や、やめろ…! くっ…外れない!? クソッ!」

全力でもがこうが、魔力を籠めてもがこうが、四肢を縛る拘束具からはギッギッと音が鳴るだけで、とても逃げられそうになかった。

「完全に固定しているから無駄よ。この椅子は人間程度の魔力だったら吸いとってしまえるから、アナタは魔法も使えない。…アナタはここから逃げられないの。」

そう言われ、何か策は無いかと目線を動かすと、乳魔たちの傍に佇むブビディアの兵士らしき男たちに気づいた。

彼らこそが唯一の活路だと思い、自分でも驚くほど大きな声を上げた。

「おい! お前ら、ブビディアの一般兵だろ!? 早く俺を助けろ! …助けた奴には金貨10枚やる! 早く助けてくれ!」

ブビディアでの近衛兵の初任給は金貨2枚……一般兵ならば金貨10枚もあれば動く者が居るかも知れないと思っての言葉だったが、乳魔ネイムから予想だにしない言葉が返ってきた。

「…モージ……眠っている間に、王女様を売った罪でアナタの全財産、没収されたらしいわよ?」

「なっ、なんだと!? くそっ! …じゃ、じゃあ、裏で近衛兵への昇進の口利きをしてやる! …早くこの拘束を外せと言っているんだ!」

……それでも動く者は居なかった。

ブビディアの兵士たちは申し訳なさそうな顔をするわけでもなく、寧ろ何かを恨むかのように睨みつけるだけ……。

「ここにアナタの味方はいないわ。……でも安心して? アナタが死ぬまで、私たちがずっと可愛がってあげるから♥」

他の乳魔たちと同じように妖艶に笑うネイムが椅子に手を向けると、背もたれがリクライニングしたり両腕を広げられたりして、彼女の意のままの姿勢にさせられる!

何が起こっているのか理解できず反論の声すら上げられないまま、大股を開いて陰部を見せつけるような格好にさせられてしまった…。

勃起と先走りの漏出が止まらないペニスにネイムが近づくと、睾丸に人差し指を1本あて、亀頭までゆっくりと撫で上げる…!

「…あ゛あぁッ♥ …オッ♥ やッ! …あぁぁぁあ゛ッ♥」

たったそれだけの所作で、自らの声を抑えられず、与えられた快感の大きさを示すかのようにして、透明な先走りがドパドパと溢れ出てくる…!

「モージ…これからアナタに与えるのは快楽による調教。ここから逃げることもできず、私たちに反抗する気力さえも奪われて、この城で快楽にまみれながら一生を終えるの。」

『調教』という言葉が人間である自分に使われて、まるで人間と家畜のような主従関係を連想してしまう。

そして眼前に佇む乳魔の目を見れば、それが現実のものになることは疑いようも無く、ただただ恐怖に身をすくませるしか無かった。

「この前、私たちの隙を見てこの城を制圧しようと考えていたみたいだけれど…そんな気すら起こせなくなるまで徹底的に調教してあげる♥」

「ひっ♥ …ヒィッ♥ やめっ、やめてくれッ! た…助けて! 頼む…! お願いだ、助けてくれ…!」

それは唯一残されていた希望が絶望に変わる瞬間の断末魔。

「もしかして、私が人間の心を読める…ってこと、忘れてたのかしら?」

この乳魔の城の誰かを人質にして逃げ延びようという算段は全て読まれていた……。

快楽に耐えられず、逃げることも出来ず、そこに在るのは底無しとも呼べるほどの絶望的な快楽の沼。

「大丈夫よ…アナタほどの上物、間違っても殺したりしないわ。アナタは私たちの母乳で病気に罹ることすら無く、天寿を全うするまで快楽の虜でいられるのよ♥」

「い、嫌だ…!」

自分自身が乳魔の食料にされるという宣告は、死をも超えた尋常ならざる恐怖となってモージを襲う。

ガタガタと震えながら反射的に逃げようとするも、四肢と首を束縛する革のバンドがそれを許さなかった。

「今からアナタの催眠を解いて、待ちに待った射精をさせてあげるわ。私の催淫母乳をたっぷり飲んだ後の強制射精による快楽調教♥ すぐに何も考えられない従順な下僕になれるのよ…良かったわね♥」

「い、いやだ! 助けてくれ! しゃ、射精したくない! …イきたくないッ! た、たた、助けて!」

もう誰でもいい…この状況から解放し逃がしてくれるのならば、本当に誰でも良かった……。

そんな必死な思いで叫んでも、王妃を売った国賊を助ける者など誰一人としていない。

「…貴女たち、食べ終わったらいつもの調教部屋に入れておいてちょうだい。ここで搾り取りすぎちゃダメよ? それから、弛緩させるまでは注意するのよ?」

「「「はぁい♥」」」

脳を蕩かすような嬌声を挙げる美女たちとの性の交わりは、普段であれば周囲に自慢できるほどのものであろう。

だが、楽しむことすら出来ないほどの快楽を伴った最期の性の宴となるならば、話は別である。

ネイムは真正面に立つと、ニッコリと笑って1度だけ両手を叩いた。

何が起こったのか変化を感じ取れずとも、何をされたのかは彼女の言葉でわかった。

「これでアナタにかかっていた射精禁止の催眠は完全に解けたわ。射精したくなければ頑張って我慢しなさい? …ふふふっ♥」

駄々を捏ねる子供のように泣き喚くも虚しく、解かれてしまった催眠……。

限界まで勃起し、念願の射精を今か今かと待ちわびるペニスを抑える鎖は、もう何も残っていない。

人間としての死……言い換えればサキュバスの食料としての生に臨んで、「助けて」と叫ぼうとしても、真の恐怖と絶望においては言葉は出てこないという事実を初めて知った。

「さあ、この場は彼女たちに任せましょう。別の場所を案内しますので、ついてきてください。」

ネイムがこちらを見ずにそう告げて、兵士たちを部屋の外に連れ出しドアが閉じられると、見送るようにして手を振っていた6人の乳魔たちが、エロティックな笑みを浮かべながら振り返った……。

「さあ…気持ちのイイ射精のお時間よ♥」

口をパクパクとさせていても、ゆっくりと近寄ってくる彼女らの顔を間近で見れば、誰もが一瞬で心を奪われてしまうほどの美貌を放っていた。

信じられないほどの美貌6つに加えて、柔らかそうで重たそうで思わず埋もれてしまいたくなってしまうほど立派な乳房が12房……ゆっさゆっさと揺らされる魅惑の果実の誘惑により、意に反した興奮がペニスのビクつきとなって現れる…。

「んふふ♥ …怖いのよね? 恐怖が無ければ、ネイムお姉さまの催眠を解かれた瞬間にイッちゃっているもの♥」

「大丈夫よ、怖いのなんて一瞬で忘れて…何も考えられなくなって…すぐに気持ちよさだけに包まれるわ♥」

「私たちにとっては搾精だけれど、これはアナタの調教も兼ねてるの。……気を失ったりなんてさせないから安心して快楽の味を覚えなさい♥」

「やッ…やッやめッ……く、来るな!」

泣きそうな顔で拒否しようとするモージをよそに、乳魔たちは彼の頭部付近2人、腹部付近に2人、開かさせられている股間付近に2人、左右に分かれて立った。

「相当鍛えているって聞いているし、一度、この中身を空っぽにしてしまうわよ♥」

「「「はぁい♥」」」

リーダー格の乳魔がパンパンに膨らんだ陰嚢を軽く持ちあげてそう言うと、残る全員が応えるや否や、乳魔6人による愛撫が一斉に始められた…!

両脇に陣取っていた2人が鍛えられた大胸筋に顔を寄せると、テラテラと艶めかしく光る紅い舌を乳首に這わせ、チロチロと舐め上げる。

それと同時に触れるか触れないかのくすぐるような距離で、割れた腹筋を撫でていた。

リーダー格の乳魔は亀頭を咥えると、先走りでヌルヌルになってしまっている竿を片手でシュッシュッシュッと扱き始める!

股間に陣取ったもう1人と協力し、陰嚢と内腿の最も感じてしまう弱点を見つけ出し、執拗に撫で擦る!

乳魔たちによる搾精のための愛撫が始まってから最初の射精に至るまで、ものの3秒とかからなかった…。

「……ンアァアッ♥ オォォッ♥ …おっ♥ おっ♥ …おほぉっ♥ いぐっ♥ イグぅぅッ!」

…ビュゥッ♥ ビュルルルルッ♥ ビュゥウウウッ♥ …ビュプッ♥ びゅぅううううっ♥

放尿なのではないかと思われるほどの勢いの精が、ペニスを頬張る乳魔の口内に迸る!

「おぁぁ゛ァァ゛ア゛ッ♥ ヒィィぃぃ゛ィィッ♥」

ビュルルルッ♥ ビュルルルるるるッ♥ どぷッ…どぷどぷッ…どぷどぷどぷどぷッ♥

与えられる快楽があまりに強く、反射的に全身がビクビクと跳ねるものの、四肢と首を縛る拘束が身動きを許さない!

「全身ガクガクさせながらお射精びゅるびゅる気持ちイイわよねぇ♥ …私たちに搾り取られる気持ち良さをしっかりと覚えられるよう手伝ってアゲルわ♥」

動かせない頭部の右側に陣取る1人がそう言うと、その熱く紅い舌で耳たぶをレロレロと舐め回し始めた!

それと同時に左側に陣取る乳魔もまた、どこが最も弱いかを探るようにして、舌で左耳を舐め回す!

「いいぃぃ゛い゛イイ゛イ゛イッ♥ ああ゛ッ♥ アァッ♥ …お゛ォッ♥ …ハァぁああッ♥」

息を吸うことすらままならないほどの性感を与えられ、人間が味わってはいけない絶頂の快楽に身悶えるモージは、目の焦点が合わず、獣の咆哮のように喘ぎながらビュルビュルと射精し続けるだけ…。

やがて耳元を這い回る舌がその穴への入り込み、耳の奥をジュポジュポと舐め始める!

催淫性に特化した淫魔の唾液を塗り込むかのようにして舐められた場所は、瞬く間に強烈な性感帯と化し、やがては心地良い痺れが脳を浸し、浮遊感にも似た快感を刷り込んでいく…。

「私たちに搾り取られるの、気持ちイイでしょう? フフッ…もうすぐ次のステージに行けるから、そのまま出し続けなさい♥」

いつの間にかペニスを咥えてる乳魔は交代しており、彼女もまたゴクゴクと美味しそうにその精を飲み続けていた。

6人の乳魔による全身への完璧な愛撫は思考することさえ許さず、延々と続くオーガズムにより視界を真っ白に染めさせたまま、人智を超えた快楽の波を浴びせ続ける。

あれほど肥大していた陰嚢は猛烈な射精によって見る見るうちに小さくなり、その勢いも徐々に失われていく…。

やがて最後の1滴までをも搾り出すと、亀頭を咥えていた乳魔は満足そうに、その剛直を解放した。

「あぐっ♥ …あうッ♥ …あっ♥ …あふっ♥ …ひぐっ♥」

すべての精の放出により射精は止まったものの、未だ全身のオーガズムと痙攣は続いていた…。

ビクッ…ビクッと痙攣するかのように全身を振るわせ、意識を真っ白に染めるオーガズムに浸されるも、精が出ることは無い。

「フフフフッ…アナタのカラダ…搾精される気持ち良さを覚えちゃったわね♥ こんなにビクビクしてもっとシてほしいって言ってるみたい♥」

「ひッ…やッ♥ アッ♥ …ンンッ♥」

ヌルヌルのペニスを片手でシコシコと弄られながらそう言われれば、更なる絶頂感に包まれ喘ぎ声が大きくなる。

「…でも、もう出なくなっちゃったの。アナタの美味しい精、まだ2人しか味わってないんだけれどどうしようかしら?」

ニコニコと笑いながらそう言う乳魔の手元には、見覚えのある道具……哺乳ビン。

中は乳白色の液体で並々と満たされており、それを見せつけるかのようにして目の前でちらつかせた。

「これ…なぁんだ? …ふふふ♥」

それは散々飲まされた乳魔の母乳。

催淫性と依存性を高めたそれを飲まされたからこそ、快楽に負けて罪を自白し、今ここで精を搾り取られる結果となった原因。

「本当はおっぱいから直接授乳してあげたいんだけれど、アナタのカラダはまだ快感に慣れてないから暴れられると困るの。でもその代わり、これをたっぷり飲んで、また美味しい精をたくさん作ってちょうだい♥」

未だ快楽の余韻に浸りつつも、それを飲めば再度快楽地獄に落とされることを本能が理解し、思わず首を横に振った。

「い…いやッ……イヤ…!」

絶対に飲んではいけないと本能が軽傷を鳴らし、咄嗟に拒絶の言葉が口を突いた。

だが、乳魔の母乳の想像を絶する美味しさと、それを飲むことによって得られる安寧の両方を知っている身体は、乳首を模した柔らかな先端が口に近づけられると、意思に反して口を開いてしまう…。

「ふふっ♥ …飲みたくないのに飲んじゃうのよね♥ …だってもう、アナタのカラダは快楽の虜♥ …おっぱいが飲みたくて飲みたくて仕方ないカラダになっちゃってるの♥」

まるで催眠にかかったかのように疑似乳首に吸いつくと、その中の母乳をチューチューと音を立てながら吸い始めてしまった…。

「んっ…んっ…んっ♥ …んくっ♥ …んくっ♥ …んっ♥」

ゴクッ…ゴクッ…と喉を鳴らして嚥下するたびに、喉元が絶頂する感覚に襲われ意識が飛びそうになる!

「ふふふっ♥ 飲み込むたびに射精しているような多幸感に包まれるでしょう? …男を母乳依存症にしてしまう悪いおっぱいなの♥」

何度も何度も押し寄せる絶頂感により、もはや乳魔が何を話しているのかすらよく理解できなかった。

あまりに美味しすぎるおっぱいは、理性的な行動を決して許さず、莫大な快楽を伴って急激に吸収されていく…。

吸収された母乳は体内で、体力と引き換えに濃厚な精へと変わり、空になった陰嚢を徐々に膨らませていった…。

「私たちのおっぱい美味しいわよね♥ …ごくごく飲んで、もうやめられないおっぱい♥」

母乳の誘惑にあっさりと負けた姿を見て満足そうに笑うと、先ほどまでの立ち位置をローテーションするかのように入れ替わる。

やがて哺乳ビンの中身をまるまる飲み干したことを確認すると、乳魔たちはこう切り出した。

「次はおっぱいに負ける練習をしましょ♥ …これから一生私たちの餌として暮らすのだから、おっぱいには絶対に勝てないことを体で覚えなきゃね♥」

そう言うと、6名の乳魔たちは次々に上着からおっぱいをこぼれさせる…!

重たそうにユサッ…ユサッと片方ずつ取り出されるおっぱいは柔らかそうで温かそうで、その光景を見ているだけで、先ほどアレだけ射精させられたにも関わらず、股間は瞬く間に屹立させられた。

強制的に勃起させられた姿にニヤリと笑い、6名が各々のおっぱいの先端…艶めかしい薄桃色の乳首に向かって絞り出すかのように力を入れると、プシャァァァアッとシャワーのように母乳が飛び散り、全身へと降りかかる!

「ほぉら♥ 全身が母乳でヌルヌルになっちゃった♥ ……こんな状態で、おっぱいを押しつけられたらどうなっちゃうのかなぁ♥」

「ヒィッ♥ …いやッ…やめッ♥ …あっ♥ あぁぁッ♥」

ヌルヌルになった頭を、首を、肩を、腕を、胸を、腹を、足を、そしてペニスを、乳魔6人が合わせて12のおっぱいをニュプニュプと擦りつけるような愛撫を始めた途端、長い長い射精が再び始まった…!

…びゅぅぅぅッ♥ …ビュゥゥウウウッ♥ …ビュルルッ♥ …ビュルルルルッ♥ …ドプッ…ドプドプッ♥

おっぱいで股間を刺激する1人がペニスを挟みこみ、その柔らかな女肉で上下にユサユサと揺すり続ける。

反り返ったペニスからは大量の精が迸り、自分自身の胸元から下腹部までを白く青臭く染めていく…。

「ヒッ…ヒィィッ♥ …やぁァ♥ あぐっ♥ …イぐぅぅ゛ぅ゛ッ♥」

喘ぎとともにビュルビュルと飛ぶ精液を、皆が美味しそうに味わっていく…。

全身をパイズリされ絶頂させられ続ける快楽に溺れさせながら、頭付近で愛撫をしていた2人が左右から耳元に囁き始めた…。

「ほら…射精しながらよく聞きなさい。……私の声、頭が痺れてとっても気持ちイイでしょう?」

「さっきまで耳をたくさん舐めてもらってたものね♥ …今、お耳がとっても敏感になっちゃってるの♥」

「あ゛ぁ゛ぁアア゛ッ♥ アァ゛ッ♥ …あぁア゛ア゛ア゛ア゛ッ♥」

左右から甘く優しく囁かれれば、再度あの浮遊感に包まれて天に昇るようなオーガズムを与えられる。

「このまま耳元で囁かれ続けると、アナタはイッちゃうの♥ ……それも射精の絶頂とは違って、脳の奥深くがビクンビクンッてイっちゃうの♥」

「それってどういうことかわかる? アナタの脳が完全に無防備になってしまうっていうこと♥ 今、こうやって普段の射精よりも何十倍も気持ちイイ射精をしていても洗脳できちゃうんだけれど、脳がイっているときはそれ以上に何でも聞き入れてしまうカラダになってしまうの♥」

「アァ゛あ゛へァ♥ …ア゛ァぁア゛ァァッ♥」

脳がイッている最中に行われる洗脳行為……乳魔が餌とする人間に施す最初の洗脳。

人間が最も無防備になったところに流し込む、捕食者と被捕食者の序列。

「…ほら♥ そうこうしているうちに脳がイキそうになってきたわね♥ …気持ちよぉく洗脳してアゲル♥」

「ほぉら♥ もう我慢できない……射精よりもずっとずっと気持ちイイ脳の絶頂……さあ…イキなさい♥」

乳魔の母乳を飲まされた直後の射精に加えて、その官能的な声によって脳は限界を超えてしまった…!

「あがァああッ♥ …あっ♥ …お゛ッ♥ お゛ぁぁッ♥ …ア゛アァァッ♥」

途端に脳が震えるような錯覚を覚え、人智を超えた快楽は喘ぎを絶叫へと変化させる!

視界を真っ白に染められ、おっぱいで射精させられ続けながら、乳魔の餌となり果てるための洗脳を始められた…。

「ふふふ♥ …イキながらよく聞きなさい♥ …アナタはおっぱいが大好き♥ 柔らかくて大きくて温かいおっぱいが大好きなの♥ ……そんな魅力的なおっぱいを持っている私たちミルクサキュバスに反抗できない…反抗しようとさえ思えない♥」

硬いペニスが柔らかいおっぱいで刺激され、ズチュズチュと湿り気のある音が響く中、耳元で囁く2人の乳魔。

脳は度が過ぎた快楽を帯びながら、意識の根底から乳魔たちの思惑を刷り込まれていく…。

「…アナタはおっぱいが大好き♥ …おっぱいは気持ち良くて、おっぱいの魅力に逆らえない♥ …アナタは私たちミルクサキュバスのことが大好き♥ …おっぱいを飲ませてくれるミルクサキュバスが大好き♥ …おっぱいで気持ち良くしてくれるミルクサキュバスが大好き♥」

「…アナタはミルクサキュバスの食料♥ …ミルクサキュバスに気持ち良くされて、チンポから精をピュッピュッ…って吐き出すだけの食料♥ …アナタは精を食べられるだけの存在♥ ……食べる側と食べられる側…どっちが偉いか…わかるわよね♥」

「…あっ♥ …あっ♥ …あっ♥ …アァッ♥」

限界を超えた快楽を脳に直接注ぎ込まれたうえ、ギンギンにそそり立つペニスは乳魔の柔肌に包まれ、ビュクッビュクッと射精するのに合わせるかのようにして声が漏れ出てしまう…。

近衛兵ともなれば鍛錬は十二分であり、その上等な精を味わい続ける乳魔たちもまた上等な食料に舌鼓を打ち、満足そうに微笑んでいた。

「…ほら♥ もうアナタは覚えちゃった♥ ミルクサキュバスのおっぱいを飲んで、ミルクサキュバスに気持ち良くしてもらって、ミルクサキュバスに精を吐き出す喜びを覚えちゃった♥」

「…もう後戻りできない♥ …もうおっぱいの誘惑に抗えない♥ ……アナタは私たちの言うことに何でも従うエサ♥ …私たちの食料♥ …ようこそ…おっぱいの天国へ♥」

無防備な脳の奥深くに延々と刷り込まれていくその言葉に首肯するかのようにして、おっぱいに包まれたペニスから白濁がビュルビュルと飛び出し続ける…。

人としての生を終え、乳魔の餌としての生の始まりを迎えようとするモージの顔は、催淫母乳による度重なる調教による快楽で歪んだまま…。

……やがて飲まされた母乳とほぼ同量の精を出し尽くしたところで、モージは人間としての尊厳を失ったまま再び気を失った。





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少年退魔師が甘々なJK風サキュバスコンビの誘惑で甘く堕とされる話。

17,330文字
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「ほらほら大丈夫、怖くないよ~♡」

「やめてっ…、あの子たちに手を出さないで!」

 時刻は夜…。人で賑わう歓楽街。…その外れの、幼稚園。一人の幼稚園教師が二人の女性を前に、児童たちの眠る宿泊部屋の入り口を、自分の体で隠すように護っていました。

「大丈夫だってせんせー♡悪いようにはしないからさ♡」

「そそ♪私らさ、穏健派だから♪」

 二人の女性の姿は、ミニスカートに白いブラウス…。そして髪の毛はそれぞれ金髪とピンク色に染められており、俗に言うギャルのようです。しかし、その背中からは黒い翼が生えている上に頭には角…。それは、コスプレと言うにはリアルすぎており、まるで本物のようでした。

 そう、彼女たちは人ならざる者…サキュバス。金髪のブロンドヘアを靡かせ、穏健派の言葉に違わないような優しい微笑みを見せる『バッド』…そしてピンク色のロングヘアを美しく風に揺らめかせ、子供一人の顔などすっぽりと覆ってしまえるほどに大きな胸を持ち、口元からは小さなキャンディの棒を覗かせる『イビル』…。彼女たちは、子供の集まる宿泊日を狙い、この幼稚園に忍び込んだのです。

 カラカラ…

「せんせー、どうしたの?」

「震えてるよ?寒い…?」

「だ、だめっ…出てきちゃ…!」

 人の気配を感じ目を覚ました数人の子供たちが、眠たい目をこすりながら部屋から出てきてしまいます。目に映るのは、恐怖に打ち勝つように身を挺して児童たちを護る大好きな先生の震える姿…。それを夜の寒さに寄るものだと勘違いした児童たちは、心配するように教師を抱き寄ります。

「ふわ~♡せんせー心配して抱き着いてるよイビル♡可愛いなぁ…」

「んふふ、やっぱちっちゃい子は可愛いよねバッド♪さて、じゃあちゃちゃっと攫ってぇ…、男の子はペット調教して、女の子は仲間にしちゃいますか…♪」

「だ、誰か…助けて…!」

 ゆらりと近付く二人のサキュバス…。幼稚園教師がもうだめだ、と目を瞑った瞬間――

「急急如律令……護!!」

「わわ!?」

 まだ年場の行かない少年のような声と共に、教師と児童たちは光のバリアに包まれます。その光はまるで、邪悪を払うような暖かい光…。そしてその光は、別方向から今度は二人を狙うように放たれます。

「急急如律令…攻!!」

「やっば、退魔師に見つかった!イビル、撤収!」

「も~、あとちょっとだったのに~!」

 その光から逃げるように、二人のサキュバスは空高く飛び上がり、バサバサと羽を羽ばたかせ逃げていきます。

「せんせー、今のなに?」

「わ、私にも…何がなんだか…でも…もう、大丈夫みたい…」

 サキュバスが逃げたのを見て、緊張の糸が解れ腰を抜かす教師。すると、光が僅かにぼわっ…とゆらめき…

(急急如律令…忘)

 ふわぁ…と穏やかに照らすように、教師と児童を包みます。すると――

「…あら?私…」

「…?せんせーなんでお外に居るの?」

「外寒い…。せんせ、一緒に寝よ…」

「え、ええ…そうね…」

 教師と児童たちは、今まで何があったのかすっかり忘れてしまったように、宿泊部屋へと戻るのでした…。

 その一方――

「まて…サキュバス!」

 真夜中の空…人の気付かぬ場所で逃走劇を繰り広げるバッドとイビル。繁華街を抜け、ところどころに配置された照明が真下を照らす以外はほとんど真っ暗な場所になっても未だ追跡者の声は止みません。

「も~マジしつこい!!もうちょいで大量のロリっ子とショタっ子ゲットできたのに…これだから退魔師はさー!」

「…でもさ、バッド、さっきから聞こえる退魔師クンの声…ちょっと可愛くない?」

「へ?」

 大慌てで逃げるバッド。しかし冷静なイビルの声を聞き、興味深そうに闇夜に耳を澄ませます。

「逃しはしない!」

 暗闇から聞こえる、サキュバス達を牽制する目的も含めた退魔師の声。もとより少年の声とわかってはいたものの――

「うっわ…ホントだめっちゃ可愛いじゃん…♡んー…声からしたらまだ高校生にもなってない感じ?んで、ちょっちクール系っぽい♡」

「ね?それにまだ未熟で一生懸命追いかけてきてるタイプの声だよこれ…♪ビミョーに息切れしてる感じもするし♪」

「うわ~弱々なクール系ショタっ子とか大好物♡じゃあさ…こっちが逃走中に罠を張る可能性なんて…♡」

「んー、まぁ退魔師としての授業とかでベンキョーはしてるだろうけど、ここまで一生懸命だとそこまでアタマ、回ってないっぽいよね…♪」

「じゃあさ…ごにょごにょ…♡」

「ん、りょーかい♪」

 サキュバス達は追手の退魔師がまだ未熟だと判断し、二手に分かれます。そして、イビルが目立ちやすい場所に移動し――

「はぁ…は…追い詰めたぞ…サキュバス…!」

「やっば…退魔師クン早すぎだよ~♪」
(くす…やっぱり想像通りすっごい可愛い顔してる…♪)

 イビルの見立通り、退魔師はまだ未熟な少年。追い詰められたふりをしながら余裕綽々なイビルに対し、少年退魔師は僅かに息切れを起こしています。

「大人しく退魔の洗礼を受けるのなら命だけは見逃してやる…無益な殺生は望まないからな」

 退魔の洗礼。サキュバスなどの「人ならざる物」は、その洗礼を受けることで魔たる力を失い、普通の人として生まれ変わることが出来るのです。しかし…

「ん~、お断り♪だって人間になったら精気吸うだけで色々犯罪になっちゃうんでしょ?」

「…わかった、それなら良い。今…ここで祓うだけだ…!」

 わざと少年退魔師を煽るような口調で挑発するイビル。口元のキャンディの棒も、まるで指をくいくいと誘うような動きでゆらゆらとメトロノームのように振られます。言葉だけでなく、態度でも悪戯に弄ぼうとする……、そういった挑発にも慣れてないのか、少年退魔師はキッとイビルを睨みつけます。

「そんな事言わないでさぁ…♪退魔師クンも遊んでこーよ…♪」

 そう言うと、イビルはその大きな胸を、指でつついてみせます。少しでも背を伸ばしたり、体を曲げたりすればボタンが外れてしまいそうなまでに内側からブラウスを圧迫する大きな胸…。ブラウスについた「指の跡」は、胸の弾力によりすぐに押し戻され、更にはその反動で僅かにふるん…と揺れ…その柔らかさと弾力を主張するかのように淫靡な姿を見せてきます。
 
「うっ……」

「あはっ♪どうしたのかなぁ…、そんなにおっぱい見て…♪もしかしてぇ…これだけでかる~く魅了されちゃったり?」

「そ、そんな訳あるか…!僕は退魔師だ…長い修業で身に付けた魅了への耐性が、そんな簡単な誘惑で……」
 
 なおも挑発するようなイビルの口調と微笑みにムキになってしまう少年退魔師。しかし、イビルの胸から目を離すことは出来ません。長い修業で身に付けた、耐性…。口ではそう言っても、内心は性に旺盛な年頃…。その全てを遮断することなど出来るはずなど無いのです。

「んふ…♪ねえ見てみて…?汗もこんなにかいちゃった…♪」 

「あ…う……」

 先程の逃走劇の後と言うこともあってか、ブラウスはじんわりと汗ばんでいるようにも見えます。汗を吸いやすいその材質は、サキュバスの汗に含まれるフェロモンに染まったのか、うっすらとピンク色付いているようにも見えます。そして、たぷん…ぱつん…と窮屈そうにブラウスに閉じ込められた胸…。見れば見るほど、惹かれれば惹かれるほど淫靡なその光景は、まだ性に疎いであろう少年退魔師を釘付けにしてしまいます。そう、周りのことなど、もう視界に入らないほどに…
 そして、その背後では……

「スキあり~♡」

「うわっ!?」

 完全に夜の闇に溶け込んでいたバッドが、にや~と淫靡な笑みを浮かべながら、少年退魔師の首から手を回し、覆いかぶさるような形で抱き着いてきたのです。咄嗟の出来事に、彼も受け身を取ることは出来ず、バッドの体全体に包まれることを許してしまいました。

 むにゅん…♡

「うあ……」

 背中に感じる柔らかな胸の感触…。サキュバスの体は普通の人間とは比べ物にならないほど厭らしく心地よい感触を持ちます。おそらくは、イビルには及ばないものの、バッドの肉体も妖艶に整った厭らしい体。当てられる胸を中心に、女体特有の甘い心地よさが体中に流れ…少年退魔師は脱力してしまいました。

「にしし、は~い捕まえた♡」

 むぎゅう…♡

「うっ…こ、この……っ」

「あはは、無理無理♡アタシのふにゅふにゅおっぱい押し付けられて体中とろんとろんなんだから振りほどけないってば♡」

 むにゅん…♡ふにゅふにゅ…♡ぽよぉん…♡

「くああっ…」

 肩や腕に力を入れようとしても、それを打ち消すように与えられる柔らかな胸の感触…。つい先程まで、イビルの胸に魅了されていた分、その快楽はまた一塩。もはやその体は、バッドの甘い感触の前に屈服したように、すっかり蕩けきってしまったようです。

「おつかれバッド♪でもアンタってホント後ろからそうやって抱きつくの好きだよね~♪」

「え~?だってこうしたら抱き枕みたいにぎゅ~って出来るから気持ちいいじゃん♡ね~退魔師クン♡」

(クソッ…二人いるのはわかってたのに…!目の前の相手を視認した瞬間すっかりそれしか頭に浮かばなくなってた……不覚だ…!)

「えへへ~、ちょうどアタシがぎゅ~ってしてあげたらそのまますっぽり腕の中に入るくらいだね♡
 こんなにちっちゃいのに、退魔師なんて偉いね~♡」

「こ、この…馬鹿に…するな……!」

 子供をあやすような口調に退魔師としてのプライドを逆撫でされた少年退魔師。残る力で精一杯の抵抗をしようとしますが…

「ふふっ、お姉さんからの、ご褒美だよ♡んん……ふぅ~♡」

「ふああああっ!?」

「あはは、出たバッドの十八番、耳責め吐息♪」

「どうかな~サキュバスのあったかくてあま~い吐息をお耳にふ~っ♡ってされた気分は♡
 …てかさ、イビル聞いた?『ふあああ…』だって♡」

「ふふっ、聞いた聞いた♪」

(ま、まずい…サキュバスの吐息は、フェロモンの塊…男の抵抗力を奪う…。ダメだ…力が完全に抜けて…指さえ動かせない…)

 耳の穴にふわりと入り込む生暖かい吐息…。普段刺激を受けることの少ない敏感な耳は、一切シャットアウトすること無く、その全てを受け入れてしまいます。加えて…

 ふわぁん……

(うあ…こ、これ…サキュバスの……)

 耳に向かって吹かれた吐息は、その全てが耳の穴に入り込むわけではありません。外界に漏れ出た吐息の甘い匂いが、少年退魔師の鼻をくすぐります。

「ん~?甘い匂いでメロメロになっちゃう?にしし…♡」

 甘い匂いで蕩けてしまう…。それは当然バッドにも見破られています。自分の吐息一つで脱力しきった少年退魔師を、バッドはまるで子犬を抱きしめるように…甘やかすように抱きしめます。

「や、やめっ…離れ…離れろぉ……」

「あはは♡おっぱいとお耳吐息だけでふにゃふにゃになった体で言う事じゃないな~♡あと、年上にはちゃ~んと敬語使わないとダメだよ~?」

 抵抗する気力だけは失わないようにする少年退魔師。強気な言葉でサキュバスを威嚇しようとしますが……天真爛漫な性格のバッドには効果はなく、むしろこの状況での威嚇は愛らしいものと思われ、より体を密着させられ、頭を撫でられながら甘やかされてしまいます。

「は~♡クール系の子ってさ、ギャップも相まってこうやって気持ちいいのに耐えてる時の顔とかチョー可愛いよね…♡」

「わかるわかる…♪それに今もそうだけど、さっきもおっぱいに夢中になってたし…♪」

「あはは、クールなのに、おっぱいへの耐性は無いんだ~♡やっぱりまだまだちっちゃな男の子だね♡」

(くっ、くそぉ…)

 好き放題に言われ、羞恥に顔を赤くする少年退魔師。しかし、今の状態ではどうすることも出来ません。

「えへへ、ホンット可愛いなぁ…♡恥ずかしくて悔しくて、顔真っ赤にしちゃって…♡
 その可愛い顔…、もっと見たくなっちゃった♡さっきのもう一回しちゃおっと…♡ふ~♡」

「~~~~~っ……!」

 力の抜けきった耳に吹き込まれる二度目の吐息。先程よりもずっと甘い脱力感がぞわぞわと耳を襲います。

「もっともっと力抜いていいからねー♡お姉さんが後ろからぎゅ~って支えてあげるからさ♡」

 上機嫌のバッド。しかし中々自分に回ってこないイビルがむすっとしながら口を開きます。

「もう、バッドばっかずるいよ?」

「え~、いいじゃん♡イビルはさ、要領いいんだからまた誰か捕まえなよ。この子はアタシの~♡」

「だ~め、私だってその子可愛いと思ってるんだから♪そ・れ・に……言っとくけど、その子捕まえる時に囮役なんて危ない役目引き受けたの私なんだからね?」

「う、それは……」

 推しに弱いのか、バッドは少しだけ納得の行かないような顔をしながら、少年退魔師を抱き竦めながら、イビルの言葉を了承します。

「うー…でもこの位置は譲んないからね?」

「いーよーだ♪私は背中から抱きつくよりか正面から抱きつくのが好きだし♪」

「そ、そんなことしてみろ…!只じゃ置かない…!」

 正面から抱きつく…そう聞いた瞬間、少年退魔師は焦りを見せながら威嚇を強めます。只でさえ力が抜けきっているこの状況…。正面からもサキュバスに抱きつかれれば、敗北は免れません。

「ふ~ん…♪只じゃって…どうされるのかな?バッドのおっぱいと耳吐息で指も動かせないくらいふにゃふにゃになってる君が…どうやって『只じゃ置かない』のかな~?」

「う……」

 言われるとおり、今の脱力しきった体では札を取り出すことも、術を唱えることも出来ません。しかし、今威嚇するのを辞めてしまえば、このまま負けてしまう…。少年退魔師は、なんとか抗うすべを探し――

「そ、それ以上近付いたら……かっ…噛み付くぞ…!」

 咄嗟に思いついた抗う術…、それはこの上なく単純で幼稚な物でした。言ったと同時に、その本人でさえ、もっとマトモな答えはなかったのかと、赤面してしまうほどの…

「…ぷっ♡」

「ふふっ…♪」

 聞きようによっては可愛らしいその術に、バッドとイビルはクスクスと笑い出します。

「そっかそっか♪このまま近付いたら、お姉さん、退魔師クンに噛みつかれちゃうんだ♪」

「あはは、なんかワンちゃんみたいで可愛い~♡アタシも退魔師クンに『かぷっ♡』て噛みつかれてみたいなぁ~♡」

「ふあっ……ぁ……」

 誂うような声と、心の底から愛らしいと思っているような声…。バッドはその気分のまま、更に少年退魔師に抱き着き、その体の感触を与え続けます。むにゅむにゅとした甘い感触で、少年退魔師はまた喘ぎ声を漏らしてしまいます。

「うりうり…♡これでもまだお姉さん達のこと、かぷっ♡って出来るかな~?」

「おっと、そんなに抱き着いたら危ないよバッド♪ここは噛み付かれないように…退魔師クンの心をもっとメロメロにしてあげないとさ…♪」

 そう言うと、イビルは胸ポケットからピンク色の棒キャンディを取り出します。コンビニやスーパーで30円程度で売られているような小さなキャンディ…。包装を見る限り、一般的に売られているものと同じようですが…

「おぉ…イビルってば、もうそれしちゃうの?」

「だって退魔師クン可愛いんだもん…♪一旦さ、とろんとろんになってもらって、私らのアジトにつれてこーよ♪」

「そだね♡このままだと仲間とか来ちゃうかも知んないし…。誘拐…しちゃいますか♡」

(連れてく…誘拐…!?)

 このままでは連れさらわれてしまう…。危機感を感じた少年退魔師は、なんとかして体を動かそうと力を入れますが…

「ふぅ~♡」

「はううっ……」

 それを察知したバッドに、再び甘い吐息を吹き付けられてしまいます。力は再び蕩けきり、バッドに身を預けたままになってしまいます。

「にしし、大人しくしてな♡今からさ、イビルがすっごいエッチなことしてくれるから♡」

「な、何を……っ!」

 このままではまずい。そう思いながらも、少年退魔師は、バッドの言葉に僅かな期待を抱いてしまいます。イビルのする、エッチなこと…。先程胸で魅了されていた事もあってか、自然と胸を使った魅了術を意識してしまうのです。

「ふふっ…♪ではでは、取り入出したるこのキャンディ♪これをこうやってぇ…」

「っ……?」

 イビルはそのキャンディを包装を捲り、自分のブラウスへと押し付けます。そしてキャンディは、ボタンとボタンの間から、つぷぷ…とブラウスの中…ブラジャーも越えた先…、つまりは「生の胸」へと沈み込んでいきます。

「ふあ……?」

 間の抜けた声を出してしまう少年退魔師。目の前で起きていることが理解できないのが半分と、胸の中に何かを挟むという淫靡な光景に魅了されてしまったのが半分の、喘ぎ声とため息の中間のような息遣いです。

「ふふ、何されるかわかんない?じゃあもう…ぱぱっとやっちゃおっかな…♪」

 そしてイビルは、胸の谷間から先程のキャンディを取り出します。

「ん…しょっと♪」

 ちゅぷっ……むわぁ……♡

「うっ……」

 キャンディは胸の温もりでやや表面が溶け、胸の中で蒸気のようにむわっ…♡と漂うフェロモンで燻製にされたように、ほわっ…と湯気を立てているように見えます。そして、その「飴玉」の部分を少年退魔師に向け……

「はい、あ~ん♪」

「!!?」

 その言葉を聞いた瞬間、少年退魔師は全てを理解します。そう、イビルはこれを食べさせようとしているのです。他の香りや味が混じりやすいキャンディ…。そしてそれに、胸のフェロモンの味と香りを染み込ませた「フェロモンキャンディ」を…。当然、そんなものを舐めてしまえば体内にサキュバスのフェロモンが浸透し、今以上に魅了されてしまうのは必至。少年退魔師は、口を閉じ、抵抗しようとしますが……

「バーッド♪」

「にしし、あいあいさ~♡んっ……ふ~♡」

「くふぁあ……」

 バッドの耳吐息を受け、喘ぎ声を我慢できずに口を開いてしまい……

「ふふっ、は~い、召し上が…れっ…とぉ♪」

 ちゅぱっ……♡

「むぐぅ~!?」

 とうとうその口に、フェロモンキャンディを咥えさせられてしまったのです。

(な、なんだこれぇ…♡甘い味と匂いがツン…って頭まで来て……、あ、ああ……♡)

 少年退魔師の体は一瞬ビクン…と震えたと思うと、背後のバッドの体をベッドにするかのようにだらん…と体をすっかり預けきってしまいます。フェロモンの影響により、サキュバスに抱かれているという状態への危機感を喪失し……まるでおしゃぶりを咥える赤ちゃんのように、キャンディを咥えた口だけはやんわりと動かしたまま……瞼が、徐々に重くなっていきます。

「ふふっ…フェロモンキャンディちゅぱちゅぱ…♪美味しいね♪」

「体の力、もう全部とろ~んとろんって感じだね♡良いんだよ~、そのまま目、閉じて寝ちゃいな♡」

「ふあ……あ……」

「んふふ、良い子良い子…♪」

「次起きたら…も~っと気持ち良いことしようね~♡」

(ふあ…ダメ…も、もう……眠いの…耐えられな……)

 こうして…少年退魔師はサキュバス達の手によって眠らされてしまったのです。そして、夜の闇に溶け込むように、3人の姿は、ふっ…と消えてしまったのでした…

「う、ううん……?」

 しばらくして…少年退魔師はゆっくりと目を開きます。辺りを見回すと、そこはどうやらホテルの一室…。ですが彼の知るビジネスホテルとはどこかインテリアや装飾の雰囲気が違っていました。「ここは一体…」ぼやけていた思考が目覚めかけたその時――

「おっは~退魔師クン♡目が覚めた…?」

「ひあっ…!?」

 背中に感じる柔らかな感触、そして耳元で吐息混じりに聞かされるバッドの甘い声…。少年退魔師は、つい先程自分がサキュバスに捕まってしまったことを思い出します。

「にしし、あれからどれくらい立ったか気になる?だいじょーぶ、退魔師クンが寝てからまだ2時間も立ってないから安心していーよ♡」

 バッドは自分もベッドに寝そべりながら少年退魔師を抱きしめていました。柔らかなベッドは、彼とバッドの身体を優しく受け止めます。それにより…先程抱かれていたときよりも体重を預ける感覚が増しており、言葉通り、「身体が沈み込む」ような感覚に少年退魔師を誘っているのです。

「おっすー、夜食買ってきたよ~…って、退魔師クン、起きてるじゃん♪」

 そんな中、個室のドアが開き、大きな胸を揺らしながら、もう一人のサキュバス…、イビルもその部屋へと入ってきます。イビルはそのまま夜食と言っていたコンビニのビニール袋を鏡台に起き、くすくすと笑みを浮かべながら、ベッドの端へとゆっくりと腰掛けます。

「ねー退魔師クンいつから起きてた?ま・さ・かぁ……つまみ食いとかしてないでしょーねバッド」

「してないしてない♡退魔師クンが起きたのもホントついさっきだし、寝てる子をイジメてもつまんないし♡」

「そ、じゃあいいんだけど…♪」

 談笑しながらビニール袋から缶コーヒーを取り出し、くぴ…と一口飲むイビル。それは、少年退魔師を捕まえたことなど、全く気にもとめていないようなありふれた日常のような光景にも見えます。

「こ、ここはどこだっ……!」

 そんなアットホームな雰囲気に飲まれないよう、少年退魔師は毅然とした態度で二人に話しかけます。

「ん?ふふ~♡ここがどこかって?それはね~♡」

 バッドはその言葉に対し、にやりと淫靡に笑いながら少年退魔師の耳に口を近づけ囁きます。

「ラ…ブ…ホ…♡」

「……っ!」

 ぞわぞわとした快楽と共に、ビク…と戦慄してしまう少年退魔師。今から起こるであろう事に、検討をつけてしまったようです。

「ふふ、ラブホの意味知ってるんだ♪そうだよ~、ここはね…サキュバスの仲間が経営してるラブホ♪女と男が、エッチなこと…する場所だよ♪」

「う……」

 そのまま背後からバッドに抱きしめられた体勢で寝かされている少年退魔師に、ゆっくりとよつん這いで覆いかぶさるように近付いてくるイビル。ぎし…とベッドの軋む音すらも淫靡な音に聞こえ…、ごくりと唾を飲み込んでしまいます。

「んふ、イビルばっか見てると嫉妬しちゃうなぁ…♡」

「ひあ…!?」

 かたや、バッドはわざと不機嫌そうな顔を浮かべながら、人差し指で少年退魔師の太ももをくりくりと渦巻きを描くように弄り初めます。くすぐったいような、気持ちいいような感覚。もじもじと足を動かしてしまいます。

「ここはさ、だ~れの邪魔も入らないサキュバスと人間のデートスポット♡じっくりねっとり時間をかけて、たっぷり満足するまで楽しめるんだぁ…♡
 つまりさ、なんていうか…アタシらもちょっちテンション上がってんだよね…♡だからさ、ちょ~っとだけ、本気出しちゃうよ……♡んん…♡はぁ~……♡」

「んはあぁぁぁ……!?」

 ゆっくりと迫るイビルに気を取られていたスキを突くように…背後のバッドによって少年退魔師は、またも耳に息を吹きかけられてしまいます。しかし、それは先程までの耳の中のゴミを吹き飛ばすような吐息ではなく、耳全体を温める、温風機のような、サウナのような――…はぁ~っとした纏わりつくような吐息です。
 と言っても、がぁっと大口を開けてのものではなく、ため息をつく時のようなはぁ…とした口の開き方。その分、声の大きさも今のエッチなムードを壊すものではなく、むしろ喘ぎ声を聞いたときのように高めるような…息だけでなく、女性の声も僅かに意識させるような、脱力ではなく「発情」を促す吐息として、少年退魔師の耳へと流れ込んでいきます。

「あ、ふあぁ……」

「はっ…はぁ~……♡」

「はくぅっ…?」

 快楽がペニスに直接流れ込むような吐息に悶える少年退魔師…。バッドは休む間もなく、「1、2の…」と掛け声をかけるように短めの吐息を吹き付けます。嵐の前の静けさとも言うべき、「練習」の吐息を…。そして――

「はっ…はぁっ…♡んん…はああああ~~~~♡」

「ふえああああ…♡」

 息を大きく吸ったバッドは、より濃度の高いフェロモン吐息を浴びせつけます。耳だけでなく、顔までも覆い尽くすような吐息の前に、少年退魔師は敗北の証のような官能的な声をあげ、ふにゃふにゃになってしまいました。

(ふああ…耳が、とろとろで…ホットケーキみたいな…甘い匂いで…身体、力…入らない…)

「んふふ、どうかなぁ、男の子をメロメロにしちゃうメロメロスチームブレスの威力は♡…って、聞くまでもないか♡じゃあさ…せっかくだからこういうのも経験しとこっか♡ん…れろ……♡」

「ひゃうううう……!?」

 纏わりつくような吐息についで少年退魔師を襲ったのは、耳の縁をゆっくり…じっとりと犯す耳舐め。今まで吐息だけでも脱力するほどの心地よさだったのに、「舐められた」…ともなれば、その快楽は性に未熟な彼が耐えきれるものではありません。
 少年退魔師はその一舐めだけで抗いようのない脱力感に見舞われ、密着するバッドの体と一体化しているような感覚に陥ってしまいます。

「んふ…やっぱり耳舐めされた男の子の反応は可愛いなぁ…♡耳ってさ、すっごく敏感なのに誰も鍛えようとなんかしないから、大半の子はここ舐めてあげただけでとろとろになっちゃうんだよね…♡退魔師クンも、その1人…♡」

「うあ…ふああ……」

「まずは今みたいに縁からゆっくり舐めたげるからね…♡初心者コースみたいなもんだからさ、安心してお姉さんの体に甘えちゃいな…♡」

 水は、音を拾いやすいと言います。先程の蒸気のような吐息に加え、耳舐めの際、とろりとした唾液に濡らされた少年退魔師の耳は、バッドの甘い言葉を反響させ、より濃密に脳へと伝え、彼の心を甘い毒で蝕んでいきます。

「れ…ろぉ…… ぴちゃ…… ちゅうう……ん…ちゅっ♡」

「あっ、あ……ああ……」

 ぞわぞわとした快楽を与えるゆったりとした舐めと、脱力のピークを狙うように、時折合わせられる耳へのキス…。甘く優しい、バッドの舌使いは、戦慄、緊張、敵対心など…様々な要因で強張ったままだった少年退魔師を、ゆっくりと甘えん坊へと変えていきます。

「ふふ、また蕩けてきた♡ね?意地なんか張らないでさ…、もう全部委ねちゃいなよ…♡」

「ふあ…でもぉ……」

 強い言葉で二人を威嚇していた少年退魔師。しかし、心を溶かされたせいか、もうその言葉遣いに相手を威嚇するような攻撃的な口調はありません。年上の女性に誘われるままに…、でも、本当にそのまま身を預けて良いのかという不安のみが残っている状態…。それほど、バッドの優しい耳への舌愛撫は心地いいものだったのです。

「ん~?まだちょっち怖い?仕方ないなぁ…♡じゃあ今度は……」

「こ~ら、エッチなお姉さんは目の前にも居ることを忘れちゃダメだよ~?」

「あ……」

 たゆん…♡

 一方、気がつけばイビルは寝かされた少年退魔師に完全に覆いかぶさっていました。その距離はほとんど0…。そして、目の前に突きつけられる重力に従ってたぷん…と垂れ落ちるイビルの大きな胸……。先のフェロモンキャンディの快楽も思い出し、完全にその光景に目を奪われてしまいます。

「ふふっ…♪」

 ぽよん…ぽよん……♡

「……っ」

 ゆっくりと肩と腰を動かすだけで、ふるん…と揺れる胸。そして…サキュバスの魔力に寄るものか、手を使わずともブラウスのボタンはプツ…と外れ…生の胸とブラジャーを見せながら、ふわん…♡と服の中に封印されていた濃密なフェロモンが、少年退魔師を繭のように包み込みます。

(ふああ…いい匂い…。汗と、甘いのが混じったみたいな…凄く、エッチな…匂い…)

「ほあ…♡っとと、危ない危ない、アタシまで堕ちるとこだった…イビルってばエロい匂いさせすぎっしょ…♡これ退魔師クン、戻れなくなっちゃうよ?」

「いいじゃん、別に♪どうせ人間の世界なんて節制ばっかでつまんないんだしさ、この機に私らのカレシになったほうがこの子もずっと幸せだって♪」

「か、彼…氏?」

「そう、カ・レ・シ♪ 君すっごく可愛いからさ、これからもずっと一緒にいようよ♪」

「あはっ、それ良いかも…♡クールぶってても根は素直でエッチなことに弱くて…ぶっちゃけドストライクなんだよね♡
 ねぇねぇ退魔師クン♡このままさ、アタシらと恋人同士になっちゃおうよ♡朝も昼も夜も…ず~っとこうやってエッチなことしてあげるよ?」

 二人のサキュバスに魅了されている少年退魔師にとって、それはこの上なく甘い誘い。しかし――

「だ、だめ…僕は…退魔師で……二人は…サキュバス……」

 桃源郷のような心地よさに包まれても、それまで培った退魔師としての記憶や信念が、ギリギリのところで彼を踏みとどませます。

「ふふっ…耐えるなぁ…♪じゃあ仕方ない…♪おっぱい攻撃…、解禁し~ちゃおっと♪」

「あ~あ、イビルのこと本気にさせちゃった♡」

 イビルの目つきは今までの悪戯で優しいモノ。しかし、そこに獲物を捕食する肉食動物のような目つきも加わります。

「あ…あ……」

 蛇に睨まれた蛙のように、少年退魔師は指先一つ動かせません。期待…そして僅かな恐怖。ゆっくりと近づけられる胸を、只見つめることしか出来ないのです。

「ん~…なんかそういう怖がる顔されたらやりにくいなぁ…。」

「いやいや…イビルがそんな顔するからだって…。だいじょーぶだよ退魔師クン♡イビルってば優しいからさ、あんな顔してるけど壊されはしないって♡ほら…もっかいお耳舐めたげるから落ち着きな♡ん…れろろ…んちゅ……♡」

「ふあぁ……」

「にしし、良い子良い子…♡すっかり耳舐め大好きになっちゃったね~♡」

 蕩け声をあげる少年退魔師を優しく抱きしめるバッド。その上で、イビルはゆっくりと身体を倒していきます。

「ふふ、サンキューバッド♪ほらほら退魔師クン、おっぱい…怖くないよ~♪すっごく柔らかくて、温かくて、エッチな匂いがして、ちょ~っと頭とろとろになるだけだからさ♪ほ~ら…ほら…♪」

 ゆらん…ゆらん……♡

「あ……」

 まるで催眠術の振り子のように、胸を揺らすイビル。たぷん…と見るからに柔らかで、ふわん…と甘い香りを漂わせるそれに、少年退魔師はうっとりと見惚れてしまいます。

「ふふっ、あとどれくらいかなー?どれくらいでおっぱいにお顔食べられちゃうかな~?」

 やがて、おっぱい催眠術によって揺れる脳は距離感すらも曖昧になっていきます。多重の魅了によりすっかり蕩かされた脳には、恐怖も、抵抗も一切なく、あるのは今か今かと、おっぱいを心待ちにする甘い欲望のみ…。そして――

「じゃあ…食べちゃうよ?退魔師クンの可愛いお顔を、お姉さんのおっぱいでぇ……むぎゅ~っ……♪」

「~~~~~~~っ…!!」

 ついに、少年退魔師の顔はイビルの大きなおっぱいにむにゅりと包み込まれてしまいました。そして――…
 ふにゅうん…♡とやわからさのままに招き入れ…ある程度まで進めば、むにゅっ…♡と弾力によって僅かに押し返され、理想のバランスで包み込まれる…。そんな、魔性の沼へと少年退魔師は落ちてしまったのです…。

(あ、あ――……♡)

 ほんのり顔を湿らせる汗の心地、そしてその水分ごと温めるようなおっぱいの温もりと全てを抱擁するような柔らかい感触…そしてそれらに僅かに遅れてやってくるのは、汗の癖のある酸っぱいような匂いが鼻を突きつつも、それすら入り交じる甘い匂いの前では程よいアクセントとなる、まさに「フェロモン」と呼ぶべき、魔性の匂い…。
 温もりと感触で蕩けきったタイミング…性的な耐性が0となったと同時にやってくるフェロモンは一瞬で少年退魔師を虜にし、その顔を、鼻を…更におっぱいの奥へと誘導します。

「ふあ…んむぅ……♡」

 そして一切の抵抗のないまま…その顔は、一番奥へと辿り着いてしまったのでした。

「は~いようこそ、イビルちゃんのメロメロおっぱいホテルへ♪」

「~~~~~~~っ♡」

 そこは、甘いフェロモンに満ちた桃源郷…。今までの自分の使命も、何もかも忘れてしまうほどの、幸福に満ち溢れた場所でした。興奮のあまり呼吸は荒くなり、はっはっという辿々しい息遣いの度に、心を満たす匂いを吸い込み、その度に自分から顔を押し付け…そしてそれを、優しく受け入れられる――。
 蕩ける意識に続き、身体もその匂いと感触だけで快楽に染められ始め、足や太ももはあまりの快楽に耐えきれずビクンビクンと跳ねてしまいます。最も快楽に弱い場所…、ペニスは一切手を触れられていないのにも関わらず、限界にまで膨張し…

 ぴゅっ……

「んむ!?」

「…あれあれぇ?退魔師クン…♡」

「あはは、おっぱいだけでちょっと漏らしちゃった?」

(あ、あうう……)

 あまりのおっぱいの心地よさに、腰の力がフッ…と消え、それと同時に先端まで来ていた精液を漏らしてしまう少年退魔師。あまりの恥ずかしさに、穴があったら入りたい程に羞恥に飲まれてしまいます。

「ふふっ、しょうがないしょうがない♡イビルのおっぱい凄い気持ちいいもんね♡恥ずかしくないよ~♡」

「そそ♪おっぱいだけでイッちゃう退魔師クン、めっちゃ可愛いくてますます好きになっちゃった♪」

 その羞恥心も蕩かすように、バッドは耳元で甘く囁き、イビルはおっぱいに顔を包んだまま、頭を優しく撫で始めます。

「ふあ……」

 おっぱいの温もりとも違う、心を癒やすような温かさ。それに加え……

「ふふん…、もうさ…一回全部出しちゃおっか♡」

 ちゅぷっ…♡

「んふあ!?」

「あは♡耳舐め中級者コースだよ~♡唾液たっぷりの舌でぇ…れる…耳のここ…側面よりもっと内側…穴の周り♡この辺をれろ~ってしてあげる♡」

 甘いおっぱいに加え、バッドのイタズラな声とともに、くぐもった水音が脳に響き渡ります。

「ぴちゅ…ちゅうう……れろろろ……♡」

「ふあ…はええ……」

 耳の穴の付近…、坂となっている部分を舐め取られてしまう少年退魔師。耳にはすっぽりと蓋をされてしまう形になり、非現実感が更に増していきます。

(あ、ああ…あ~…♡)

「ぬちゅ…ちゅう…んふ…♡」

 最も敏感な耳の、より鋭敏な部分を、甘く優しく舐め取られてしまう…。それは脱力感を超えた、体中が溶けてしまうような…溶解感に変わっていきます。おっぱいの感触と匂い、耳舐めの脱力と淫らな水音…。幾重にも重なる蕩けるような甘い感覚の中で…少年退魔師の心は、ピンク色の沼へと堕ちていき――

「あ……♡」

 寝言のような、ため息のような喘ぎ声を漏らしたと同時に――

 どくんっ…!どぷっ…どぷどぷ……

「きゃ♪」

「あはは、出た出た♡」

 ついに、一切性器に触られずして本気の射精を迎えてしまったのです。

「はぁ…ふああ……」

「んふふ、いっぱい出たね~♡お姉ちゃんベッドとお姉ちゃん布団のサンドイッチ攻撃、とっても気持ちよかったでしょ…♡ん…れろ…♡」

「ふふ…、でもさバッド…この子、まだちょっとモジモジしてるよ?」

「え、マジ…?あはは、ホントだ、ちょー絶倫♡じゃあさ…もう、直接触ったげようよ♡」

「そだね♪じゃあ…私がおちんぽ担当するからさ、バッドお顔の方頼むよ♪」

「え~?…んー…わかった、良いよ♡アタシも今日はちんちんより可愛い顔の担当したい気分だし…このまま、退魔師クンのお口も堪能しちゃおっと♡」

 二人は当然、一度の射精で満足するはずはなく…そのまま体勢を入れ替えるのでした…
じゃあおっぱい顔から離してっとぉ…♪」

「ふあ…」

 顔を包んでいた柔らかなおっぱいが恋しいように、少年退魔師は情けない喘ぎ声を漏らしてしまいます。

「大丈夫だよ~♡お顔はお姉ちゃんが担当してあげるからさ♡ん…ちゅっ♡」

「ふあ…んむぅ…」

 しかし即座にバッドの唇が彼の唇を塞ぎ、その感触でおっぱいへの恋しさを絶つように新たな快楽で心を埋め尽くします。既に立て続いた快楽調教により二人のサキュバスへの抵抗を失っていた少年退魔師の心は、そのキスを完全に受け入れてしまっているようです。

「ん~♡ちゅっちゅ♡ほらほら…まずは唇同士をあわせてぇ…、体温と唾液をお揃いにしてぇ…♡」

 舌を入れる前に、バッドはぴっとりと唇同士をあわせ、そのままじっくりお互いの唇を溶け合わせるように密着させます。そして、唇同士の境目がどこにあるかすらもわからなくなった頃合いで――

「れ…るぅ…ん♡」

「ふむぅぅぅ…♡」

 ゆっくりと、少年退魔師の舌を自らの蕩けるような舌使いで絡め取ります。味蕾にたっぷりと唾液をしたらせ、甘い唾液の味を堪能させ…甘い味で緩んだ口内にも、そのままとろり、とろりと唾液を舐め広げていき…まるで口の中が液状化してしまったような感覚を与えます。

「ふふ、バッドの真骨頂はなんてったってその舌使いだからね~♪夢心地になってる間に私はこっち…っと♪」

 その間に、イビルはゆっくりとむき出しにしたおっぱいを少年退魔師のペニスへと近付けていきます。ブラウスとブラジャーで蒸れたおっぱいの中央…。そこに、亀頭が密着するように位置を調整し――

「んしょ…っとぉ♪」

 ぬっぷぅぅぅっ♡

「んぷぁ…!?あ、ふあああああ…♡!?」

 イビルとバッドからすれば狙い定めたかのようなパイズリでも、少年退魔師からすればそれはあまりに唐突な快楽。背筋はビンっ…と硬直し、おもわず唇も離してしまいそうになりますが…

「だ~め♡ほら、ちんちん以外の力…もっかい全部抜いたげる♡あ~…ん♡」

「むぅ…むあ……」

 その強張った身体をキスで脱力されてしまいます。食いつくようなキスではなく、そっと抱き戻すような優しいキス…。それはペニスを挟み込んだおっぱいの感触を上塗りするような…

「こっちも負けてないよ~?ほ~ら…むわむわのおっぱいの真ん中でぇ…退魔師クンのちんちんをスチ~ム♪ぎゅ~~~~♪」

 むちゅうっ…じゅぷううう…♡

「~~~~~~~っ!?」

 しかし、再びイビルのパイズリが少年退魔師の心をおっぱいの方へと傾けます。フェロモン汗とフェロモン蒸気がたっぷりと密集したおっぱいの底に亀頭を誘われ、むずむずむわむわとした射精直前のこそばゆいような快楽に類似した「蒸される」感覚がペニスを支配します。

「ふふ、退魔師クンは優しいのが好きみたいだから、このまま甘々圧迫パイズリで気持ちよくしたげる♪ほ~ら…、可愛いソーセージクンを、ふわふわおっぱいでサンドイッチにしちゃうよ~♪」

 ふにゅううう……♡

「んっふぅっ…♡」

 どくんっ…!どくん……

「あはは、は~いワンポイント先取~♪」

 そうやってイビルが強い快楽によるパイズリ射精でおっぱいの虜にしてしまったかと思うと…

「むぅ~…。んむ…ちゅ……とろっ…とろ……♡」

「あむぅ…?ん…こく…こく…」

 ぶるっ…ぷぴゅっ…

「んふふ~♡」

 今度はバッドが甘い唾液を少年退魔師に流し込み、失禁のような甘い射精でキスの虜へと戻してしまいます。しかしそうなると――

「ちょっ…そっちがそう来るならぁ…こっちも、んあ…唾液追加~♪」

 ぺとっ…とろぉ~♡

「は、はわぁぁぁ…」

 とくんっ…とろ…

 天然の唾液ローションでおっぱいをなめらかな心地にすることでぬるぬるとした快楽を圧迫パイズリに追加し、再びイビルが主導権を握ります。

「ぐむ…、んん…ふぅ~~♡」

「んっくうううう…!?♡」

 ぴゅるる……

 対するバッドは、甘い吐息をたっぷりと少年退魔師の肺に注ぎ込みます。そして再び主導権はバッドへ…と思えば、イビルに、そしてまたもバッドへ…互いの性技を駆使して、少年退魔師を自分側に誘おうと二人は躍起になりますが、数を経る毎に終わりが見えなくなっていき…

「ああ…はええ……」

 少年退魔師は、脳が全て溶けてしまったかのような、心ここにあらずといった蕩けきった顔つきになってしまっていました。

「うーん…ねえバッド…、えーっと…もうこれさ、後腐れなく二人一辺に責めたげた方がよくない…?」

「ん~?ちゅ…ぱ……♡アタシ的には自分だけのにしたかったんだけどなぁ…でもま、このまま続けてると退魔師クン、壊れちゃいそうだし…」

「もうさっきからずっとアヘアヘ状態だしさ、そろそろ出させてあげようよ♪」

「しょうがないなぁ…♡じゃあさ、いっせーのせーで…」

「キスと圧迫パイズリ、ダブルでしちゃおっか…♪」

 意識合わせを終え、イビルとバッドはそれぞれの性の象徴たる部分を少年退魔師に近付けます。そして――

「い~ち♡」

「にの…♪」

「「さ~ん♡♪」」

 ちゅうっ…♡ ぷにゅううう…♡

「ふあ…」

 もう喘ぎ声も出尽くしたのか…、最後の一滴が漏れ出るようなか細い声と共に、精液もまた、最後の一滴――

 どくっ……ぴゅっ……

 僅かな射精音と共に、漏らして、しまったのでした。おそらくは、もう二度と彼女たちから離れられないであろう敗北の証として……

「んっ…ふあ~♪おいし…♪」

「ぷあ…♡んふふ、唾液も射精も…この最後の一絞りが一番美味しいんだよね~♡」

 二人のサキュバスは精液と唾液をじっくりと堪能し、愛らしいペットへと目を向け直します。

「明日からもずっと楽しもうね~退魔師クン♪♡」

 そうして…淫らな夜は更けていきます。一人の人間の、サキュバスペットへの転生を祝うかのように――




















 胸に顔を埋める男に対する処置を考える女怪盗の顔には、絶対的な支配者の笑みが浮かんでいた。
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