败给村娘的勇者(msize社小说翻译)全网首发

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节选一
少女が魔物をなぎ倒してゆく。
少女打倒了魔物。
その見事な肉体を誇るかのように、
仿佛在炫耀自己漂亮的身体一般。
口元にうっすらと笑みさえ浮かべて。
嘴角甚至浮现出淡淡的笑容。

木の陰に隠れて、少年がそれを見ている。
少年躲在树后,看着它。
握りしめているのは剣ではなく、
握着的不是剑,
淫らに勃起した自らの肉棒だった。
那是自己淫荡勃起后的肉棒。

节选二
「あははっ、またチンポ膨らましてるわ。
“啊哈哈,你又在膨胀小鸡鸡了。
後ろから前から忙しいわね、あはははははっ」
从后面到前面都很忙啊,哈哈哈哈哈。”

二人きりの居城でおくる、淫靡な生活。
在只有两个人的居城,过着淫靡的生活。
常に全裸で過ごすことを命じられ、
经常被命令全裸,
一挙一投足はもちろん、大小の排泄まで
一举一动自不必说,就连大大小小的排泄
リタ様の目の前で行わされていた。
在丽塔小姐的眼前进行。

***

「ふぅ、ただいま。勇者でいるのもラクじゃないわね。
“啊,我回来了。做个勇者也不轻松啊。
あっちの王宮は広くって足が疲れちゃったわ」
那个王宫太宽敞了,脚都累坏了。”

世間では慈愛に溢れた女神のようだとすら囁かれる彼女に
甚至有人说她是一个充满慈爱的女神,
こんな一面があるなどとは、天上の神々ですら想像できていまい。
连天上的众神都无法想象它有这样的一面。

「ほら、ご主人様の足にお帰りなさいませのご挨拶をしなさい」
“你去跟主人的脚打声招呼吧!”
「はぁぁっ……んちゅっ……!」
“哇……哇……哇……”

犬のようにリタ様の足元に飛びつき、
像狗一样扑到丽塔小姐的脚边,
汗の匂いが薫る美しい素足を舐め回す。
舔着散发着汗味的美丽的光脚。
踵から足の指一本一本まで、丁寧に。
从脚后跟到脚趾一根一根,小心翼翼。
そのうち我慢できなくなったのか、カイルは口いっぱいに 过了一会儿,凯尔终于忍不住了,
彼女のつま先を頬張ってじゅぷじゅぷとしゃぶり出してしまった。 我把她的脚尖贴在脸上,用力吮吸。

「うふふっ、本当に足舐めが大好きねぇあなたは。
“呵呵呵,你真的很喜欢舔脚。
こんなことでそこまで興奮できるなんて
这样的事情竟然能让我兴奋到这种程度
ホント便利な身体だわ、マゾって。あははっ」
真的是很方便的身体啊,被虐。啊哈哈!”
「はぶっ、しゃぶっ、んんっ、ふあぁ、リタ様ぁぁんっ……!」
“噗、噗、噗,丽塔大人啊……!”

興奮のあまりペニスはピンピンと痙攣を繰り返し、
由于过于兴奋,阴茎反复痉挛,
先走り汁をトロトロと溢れさせる。
先让汤汁咕嘟咕嘟溢出来。
緩んだ肛門からは、プスプスと弱々しい音とともに
从松弛的肛门里发出“噗噗噗”的微弱声音
おならが漏れてしまっている。 屁漏了出来。
以下为收费内容(by http://www.prretyfoot.com)少女が魔物をなぎ倒してゆく。
少女打倒了魔物。
その見事な肉体を誇るかのように、
仿佛在炫耀自己漂亮的身体一般。
口元にうっすらと笑みさえ浮かべて。
嘴角甚至浮现出淡淡的笑容。

木の陰に隠れて、少年がそれを見ている。
少年躲在树后,看着它。
握りしめているのは剣ではなく、
握着的不是剑,
淫らに勃起した自らの肉棒だった。
那是自己淫荡勃起后的肉棒。

***

カイルの腕から銀色の光が迸り、襲い来る魔物は真っ二つに切り裂かれた。
凯尔的手臂射出银色的光,将来袭的魔物切成两半。
毒の粘液で構成されたそのモンスターは、断末魔の叫びを森中に響かせながら
这只由有毒黏液构成的怪兽,在整个森林中发出临终的呐喊,
ずぶずぶと地中に沈み込んでいった。
慢慢地沉入地下。
彼は剣に残る毒々しい粘液を振り払うと、残る敵の姿を目で追う。
他挥去剑上残留的毒液,用目光追踪剩下的敌人。
その視線の先には、今まさに少女に襲いかからんとする同種の魔物の姿。
在她的视线的前方,此刻正是想要袭击少女的同种魔物的身影。

「リタ、危ないっ!」
“丽塔,危险!”

カイルは魔法で防御しようとする少女の前に滑り込むと、
凯尔溜进想用魔法防御的少女面前。
そのまま体を回転させて敵を薙ぎ払った。
就那样旋转着身体把敌人甩了出去。

「大丈夫か、リタ?」
“你没事吧,丽塔?”
「ええ。ありがとう、カイル」
“嗯,谢谢你,凯尔。”
「これで全部片付いたみたいだな。ふう、いきなりだったから焦ったよ」
“看来一切都收拾好了。啊,这么突然,真让人着急。”
「あ、カイル。腕に……」
“啊,凯尔,手臂上……”

リタと呼ばれた少女はカイルの腕に手を乗せると、 那个叫丽塔的女孩把手放在凯尔的胳膊上。
小さな声で治癒の魔法を唱える。 小声念着治愈的魔法。
柔らかな光が少年の腕を包み込み、瞬く間に擦り傷は消え去っていった。
柔和的光线包裹着少年的手臂,瞬间擦伤就消失了。

***

鈍い月明かりが木々の隙間から差し込む夜の森。
昏暗的月光透过树木的缝隙照进夜晚的森林。
パチパチと音を立てる焚き火を挟んで、 夹着发出啪啪啪啪声的篝火。
カイルとリタは携帯していた夕食を採っていた。 凯尔和丽塔正在吃随身携带的晚餐。

「さっきの石碑がここだから……うん、明日には町に着きそうだな」
“刚才的石碑就在这里……嗯,明天应该就能到镇子了。”

羊皮紙の地図を指でなぞりながら、カイルはそう言って干し肉を齧った。
凯尔一边用手指比划着羊皮纸上的地图,一边嚼着肉脯。

「やっぱり外の世界は広いわね。村にいた頃は想像も出来なかった」
“外面的世界果然很广阔,我在村里的时候简直不敢想象。”

焚き火の明かりをじっと見つめながら、リタが呟く。
盯着篝火的光亮,丽塔喃喃道。
その大きな瞳には、やるせない悲しみと憂いの影が漂っていた。
那双大眼睛里,漂浮着无法释怀的悲伤和忧伤。

「そうだな。でも……オレたちは旅を続けなきゃいけないんだ」
“是啊。但是……我们必须继续旅行。”
「うん。村のみんなの為にもね」
“嗯,为了村子里的所有人。”

大陸の端に位置する田舎の小さな村。二人はそこの出身だった。
位于大陆边缘的乡村小村庄。两个人都来自那里。
誇るものなど何もない、だが温厚な人々が営む平和な生活。
没有什么值得炫耀的,但温厚的人们所经营的和平生活。
だが、ある日突然にその安寧は打ち砕かれた。
但是,突然有一天,这种安宁被打破了。
カイルとリタが山の頂上に咲く薬草を摘みに行っている間に、
当凯尔和丽塔去采摘山顶上的草药时,
村は魔物の軍勢の襲撃を受けたのだ。
村子遭到了魔物军势的袭击。
黒煙の上がる村の異常を察知して急いで駆けつけた
察觉村子冒着黑烟,急忙赶了过去
二人の目に映ったのは、見る影もなく壊滅した村の姿だった。
在二人的眼中,村庄已经毁灭得无影无踪。
かろうじて生き残っていたのは、瓦礫の下敷きになったカイルの母親のみ。
勉强活下来的,只有被埋在瓦砾下的凯尔的母亲。
そこで息も絶え絶えな彼女から、カイルは衝撃の事実を知らされたのだった。
在那里,从奄奄一息的她那里,凯尔得知了令人震惊的事实。
カイルは実の息子ではなく、彼女が峡谷で見つけた赤子だったこと。
凯尔不是她的亲生儿子,而是她在峡谷里发现的婴儿。
カイルを拾い上げたとき、その手に握られていた宝石から 当我捡起凯尔的时候,从他手里拿着的宝石中
不思議な声が聞こえてきたこと。 听到了不可思议的声音。
そしてその声は、カイルが世界を救う勇者の生まれ変わりだと語ったこと───。
而且那个声音是凯尔所说的拯救世界的勇者的转世——。
悲しみと戸惑いを浮かべるカイルの頬をひと撫でし、育ての母は息をひきとった。
抚弄了一下露出悲伤和困惑的凯尔的脸颊,养母停止了呼吸。

「もう他の誰も、あんな目にはあわせたくない。
“其他任何人都不想再遇到那样的事了。
オレが勇者だって言うんなら、世界を支配しようとしている魔王を倒して───」
如果你说我是勇者,那就打倒想要支配世界的魔王……”

カイルはオレンジ色の炎から透かして見えるリタの姿を見つめる。
凯尔凝视着透过橙色火焰看到的丽塔。
亜麻色の髪を三つ編みに束ねた、純朴で可愛らしい幼馴染の少女。
亚麻色的头发编成麻花辫,是纯朴可爱的儿时玩伴少女。

「(リタを、幸せにしてやるんだ)」
“(让丽塔幸福)”

心の中でそう呟き、カイルは少し気恥ずかしそうに目を伏せた。
凯尔在心里嘀咕着,有些不好意思地垂下了眼睛。
ネックレスに仕立てて首から下げた宝石は、 做成项链挂在脖子上的宝石
彼の胸元で深海を思わせる青い光を静かに湛え続けていた……。 在他的胸前静静地散发着让人联想到深海的蓝色光芒……。

***

二人の旅は順調に進んでいった。
两个人的旅行进行得很顺利。
要所要所で輝く宝石の導きに従いながら、出会った人々を助け魔物を征伐してゆく。
在重要的地方遵从闪耀的宝石的指引,帮助遇到的人们征伐魔物。
はじめは頼りなさげな少年だったカイルも、
一开始是个不可靠的少年的凯尔,
今ではすっかり冒険者らしくなってきていた。
现在已经完全像个冒险家了。
だが、それ以上に変わったのは───
但是,更奇怪的是——

「カイル、あぶないっ!」
“凯尔,危险!”

戦場に似つかわしくない可憐な声と同時に、
与战场不相称的楚楚可怜的声音同时,
ひらりと宙に身を躍らせたリタが鋭い蹴りを魔物に命中させた。
一闪一闪地跃入空中的丽塔用锐利的一脚踢向魔物。
魔力で強化されたその一撃は、魔物の急所を的確に打ち抜き
被魔力强化的那一击,准确击中魔物的要害
見事に昏倒させる。
将其昏倒。

「おお、やるな。リタ……」
“哦,别做,丽塔……”
「うん、毎日特訓した成果が出てきたみたい」
“嗯,每天特训的成果好像出来了。”

赤いスカートの砂埃をパンパンと打ち払うと、
拍拍红裙子上的灰尘。
リタは蹴りの感覚を反芻するように片足を上げて見せた。
丽塔抬起一只脚,像是在回味踢腿的感觉。

「自分でも驚いてるわ。私、この戦い方が合ってるのね」
“我自己也很惊讶,我的这种战斗方式真的很合适。”

自らの戦闘力不足を自覚していたリタは、
意识到自己战斗力不足的丽塔,
魔法のみならず武闘家としての修行も重ねて
不仅是魔法,作为武斗家的修行也在不断地进行。
立派に肉弾戦を戦えるまでにレベルアップしていた。
已经达到了能够出色地进行肉搏战的水平。
四肢に魔力を纏うことで攻撃力を倍増させる
在四肢上添加魔力使攻击力倍增
その戦闘スタイルは、まさに魔法拳士と呼ぶに相応しい。
其战斗风格,确实与魔法拳士的称呼相符。
間合いの広い剣ではなく拳で戦う事を選んだのは、
选择用拳头战斗,而不是用宽广的剑。
村を滅ぼした魔物へ怒りを直接叩き込めるからなのかもしれなかった。
也许是将愤怒直接注入毁灭村庄的魔物中。

「私だってちゃんと役に立たないとね。
“我也得好好帮上忙。
なんたって世界を救う勇者サマの仲間なんだもの」
为什么是拯救世界的勇者萨玛的伙伴呢?”

リタはそう言ってぱちりとウインクすると、
丽塔说着,眨了眨眼。
いたずらっぽく笑った。
恶作剧地笑了。

***

勇者カイルと幼馴染リタの旅は続く。
勇者凯尔和儿时玩伴丽塔的旅行还在继续。
魔王の本拠地に近づくにつれ、魔物の強さは増して二人の行く手を阻む。
随着越来越接近魔王的根据地,魔物的强度越来越大,阻碍了两人的去路。

「はぁっ、はぁっ……!」
“哈,哈……!”

破邪の護符が封印されているという迷宮で、
在封印着破邪护符的迷宫中,
カイルは牛頭のモンスターが振るう斧をかろうじて剣で受け止めた。
凯尔勉强用剑挡住了牛头怪兽挥舞的斧头。
じんじんと手が痺れる。
手一阵发麻。
だが、腕を休めるわけにはいかない。
但是,胳膊不能休息。
少しでも気を抜けば、魔物の恐ろしい一撃はカイルの脳天を
只要稍有疏忽,魔物可怕的一击就会击中凯尔的大脑。
ゼリーのように叩き潰してしまうだろう。
会像果冻一样被敲碎吧。

「うおおおおっ!」
“哎呀哎呀!”

裂帛一閃、必殺の剣を振るう。
裂帛一闪,挥出必杀之剑。
牛頭の赤い眼が爛々と輝き、カイルの剣を右手の斧で弾いた。
牛头的红眼闪闪发光,右手的斧头弹了一下凯尔的剑。

「まずいっ!」
“先说!”

同時に魔物の左拳が、巨大な岩塊となってカイルを襲───
同时,魔物的左拳变成巨大的岩块袭击凯尔——
わなかった。
没有。
カイルを屠らんとしていた恐ろしい魔物は、地響きを立てて
想要杀死凯尔的可怕的魔物,在大地上响起了回响。
その場に崩れ落ちていた。
坍塌在那里。

「よかった……間に合った」
“太好了……赶上了。”

倒れ伏した魔物の後ろで、リタが拳を突き出した姿勢で立っていた。
在倒下的魔物身后,莉塔以突出拳头的姿势站着。
後方から放たれた彼女の必殺の一撃が、魔物の脊髄を粉々に粉砕したのだ。
她从后方射出的必杀一击,粉碎了魔物的脊椎。

「リ、リタっ、大丈夫か!?」
“丽、丽塔,你没事吧? !”

助けられたのは自分なのに、カイルは思わずそう呼びかける。
虽然获救的是自己,凯尔却不由自主地喊了起来。

「うん。なんとか……魔物の数が増えてきたわね」
“嗯。总算……魔物的数量增加了。”

そう言ったリタの後方には、同種の魔物が数匹、折り重なって絶命していた。
这么说着的丽塔的后方,有几只同种类的魔物重叠在一起,绝命了。

「あ、ああ。やっぱりこの先に封印があるんだ。
“啊,啊,前方果然有封印。
いま俺が戦ったモンスターも、特に強い奴だったみたいだし……」
我现在战斗过的怪兽,好像也是特别厉害的……”

後段は言う必要などないのに、カイルは余計な一言を付け加えてしまう。
后面的部分没必要说,但凯尔却加了一句多余的话。

「え? ええ、そうね。それより怪我はない? カイル。
“嗯?是啊。对了,你有没有受伤?凯尔。
傷を負っていたら治癒魔法をかけるわよ」
如果你受伤了,我就给你施魔法。”
「ああ、大丈夫だ。それほどヤワじゃないさ」
“啊,没事,没那么可怕。”

また強がった台詞が混じってしまう。
又夹杂着强硬的台词。
カイルの胸の奥に生じた、焦りにも似た黒いしこりがそう言わせていた。
在凯尔的内心深处,出现了一个类似焦虑的黑色疙瘩。

「そっか。じゃあ先に進みましょう。
“这样啊,那我们继续吧。
多分この先に破邪の封印が隠されてるはずよ」
恐怕破邪的封印就藏在后面了。”

松明で地図を照らしながら、リタが迷宮の奥を指差す。
丽塔用火把照着地图,指着迷宫的深处。
思えばここ最近は戦闘のみならず、遺跡の難解な仕組みも封印の謎掛けも、
仔细想想,最近不仅是战斗,遗迹难解的构造和封印的谜题,
全てリタが解き明かしている。
全都由丽塔解开了。
カイルの黒いしこりが、また大きくなった。
凯尔的黑疙瘩又变大了。

「よ、よし。行くぞリタ。周りの罠に気をつけろよ」
“好,走吧,丽塔,小心周围的陷阱。”

事さらに胸を張り、カイルはリタを追い越して歩みを進めてゆく。
凯尔更加昂首挺胸,越过丽塔向前走去。
リタの足元に倒れ伏した魔物の群れ、
倒伏在丽塔脚边的魔物群,
その中に明らかにリーダー格であろう大柄な一匹が
其中有一只很明显是领头的大块头
混じっていたことにも気が付かないまま……。
也没意识到自己混在一起……。

***

窓から差し込む朝日が、カイルの瞼を優しく照らす。
从窗户照进来的朝阳温柔地照在凯尔的眼皮上。
湖の中心に建てられた「水の都」と呼ばれる町の宿屋で、
建在湖的中心,被称为“水之都”的小镇的旅馆。
彼はゆっくりと目を覚ました。
他慢慢地醒了。
旅は順調に進んでいる。
旅行进行得很顺利。
体のどこにも不調はない。
身体没有任何不适。
なのに……胸の奥に生じた焦りが消えてくれない。
然而……内心深处的焦虑无法消除。
こうしている間にも、魔王の軍勢は
在这期间,魔王的军队
着々と支配の魔の手を伸ばしているから?
是因为不断地伸出支配的魔手吗?
いや、違う。
不,不是。
この焦りはきっと───
这种焦虑一定是——
とその時、コンコンと扉をノックする音がカイルの耳に届いた。
这时,一阵敲门声传到了凯尔的耳朵里。

「カイル、もう起きてる?」
“凯尔,你醒了吗?”
「ああ、リタか。いま目が覚めたところ」
“啊,是丽塔啊,我刚睡醒。”
「そう。それじゃ……」
“是吗?那么……”

カイルの返答を受けて、部屋の扉がゆっくりと開かれた。
听到凯尔的回答,房门缓缓打开。

「え、えええっ!?」
“啊?啊? !”

ベッドの上で、カイルは驚きの声をあげる。
躺在床上的凯尔发出惊讶的声音。
そこに立っていたリタは、いつもの赤い民族衣装ではなく、
站在那里的丽塔并没有穿平时的红色民族服装。
まるで水着か下着と見まごうような際どい格好をしていたからだ。 简直就像泳衣或内衣一样,穿得很出挑。

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「そ、そんなに驚かないでよ。私だって恥ずかしいんだから」 “别、别那么惊讶,我也不好意思。”

頬を赤らめながら、リタは困ったように眉を寄せて微笑んだ。
丽塔红着脸,为难地皱着眉微笑着。

「朝はやく目が覚めたから、町の防具屋さんに行ってみたの。
“一大早就醒了,去镇上的防具店看了看。
そしたら丁度、これが入荷したって言われて……」
结果正好被告知这个已经到货了……”

リタが装備した服装が何であるかは、カイルも知っている。
凯尔也知道丽塔装备的服装是什么。
一見防御力など皆無と思わせるその服は、実は精霊の加護が宿った
乍一看毫无防御力的那件衣服,其实有精灵的保佑
糸で編み上げてあり、装備した者の全身を魔力によってガードしているのだ。
用线编织而成,用魔力保护装备者的全身。
その防御力はそこらの全身鎧などとは比べ物にならないらしい。
它的防御力是全身铠甲无法比拟的。
身体を覆う面積が狭いのはそれだけで十分な性能があるからであり、
覆盖身体的面积很小,这就足够了,
原料の素材が宝石以上に希少な代物でもあるからだ。
因为它的原料是比宝石更稀有的代物。
そういう理由だと分かってはいるものの……
虽然知道是这样的理由……

「…………ごくっ」
“……谢谢。”

田舎娘らしく純朴な顔立ちのリタが
有着乡下姑娘般纯朴容貌的丽塔
こんな扇情的な格好をしているというアンバランスさに、
穿着这么煽情的衣服,这种不平衡感,
どうしても後ろめたい興奮を覚えてしまう。
无论如何都会感到内疚的兴奋。

「で、でも大丈夫なのか? それって確か……」
“那么,你没事吧?我确定……”

軽く咳払いし、カイルはさも心配そうな表情をつくる。
凯尔轻咳一声,露出担心的表情。

「うん。朝からずっと着ているけど特に疲れは感じないわ。
“嗯,虽然从早上开始一直穿着,但是没有特别累的感觉。
私の魔力量なら大丈夫みたい」
我的魔力量好像没问题。”

そう、この装備が真価を発揮するには、装着者が常に
是的,为了让这个装备发挥真正的价值,佩戴者必须时刻保持
服へ魔力を供給し続けなければならない。
必须不断给衣服提供魔力。
この服を身につけられるというのは、それだけで
能穿上这件衣服,仅仅是这样,
超一流の冒険者だという証でもあるのだ。
这也是超一流冒险者的证明。

「見た目はちょっとアレだけど、魔物相手にそんな事は言ってられないしね。
“虽然看起来有点像那个,但是不能对恶魔说那种话。
強い装備があるならそれを選ばないと、殺されてから後悔しても遅いもの」
如果有很强的装备,不选择的话,被杀后再后悔也晚了。”
「まぁ確かにそう言われれば……
“嗯,确实这么说……
うん、それなら俺もちょっと防具屋を見てみるかな」
嗯,那我也去一下护具店吧。”
「あ、じゃあ朝食がてら一緒に行きましょう?
“啊,那我们一起去吃早饭吧?
この服に高いお金払ったから、カイルのはきっと割引してくれるわよ」
我花了这么多钱买这件衣服,凯尔的一定会打折的。”
「あっ、ちょ、ちょっと待って、先に下に降りといて。
“啊,等、等一下,你先下吧。
着替えたら行くから……!」
我换了衣服就去……!”

カイルの手をとったリタを慌てて振り払い、
慌忙甩开拉着凯尔的手的丽塔。
ベッドから降りずにそう答える。
他没有下床,这样回答。
起きたばかりのせいか、それともリタの姿を見たからか。
是因为刚起床,还是因为看到了丽塔?
カイルの股間はシーツの下でむっくりと膨れ上がっていた……。
凯尔的大腿间在床单下鼓胀起来……。

***

「てぇええぇぇいっ!」
“嗯嗯嗯嗯!”

可憐な少女の叫びが、深い森に木霊する。
可怜的少女的叫声,在森林深处回响。
魔力を十分に帯びたリタの拳と蹴りは、
带着足够魔力的丽塔的拳头和踢腿。
ガス状の魔物たちを次々に屠り続けていた。
一个接一个地屠杀着瓦斯状的魔物。
その後方で、明らかに格下の魔物一匹と剣戟を合わせるカイルの姿。
在他的后方,有一只明显处于下风的魔物和手持剑戟的凯尔。

「くっ……!」
“嗯……!”

魔物とにらみ合いながらも、カイルの意識は
与魔物对峙的同时,凯尔的意识
その先のリタの姿を目で追ってしまう。
目光追随着前方的丽塔。
今まではゆったりした民族衣装で隠されていた、リタの肉体。
到现在为止被宽松的民族服装遮住的丽塔的肉体。
大地を蹴るたびにプルンと揺れる豊満な乳房。
每踢一脚大地,就会晃动的丰满乳房。
鍛え上げられた腹筋がうっすらと浮かぶ、締まったウエスト。
锻炼后的腹肌隐约浮现,紧实的腰身。
そして布地がキツく割れ目に食い込んだ、驚くほど大きなお尻……。
还有被布料咬破的、大得惊人的臀部……。
そんな場合では無いというのに、自然と股間に熱が生じてくる。
虽然不是这种情况,但大腿之间自然会产生热量。
ようやく目の前の魔物を切り伏せた後も、
好不容易把眼前的魔物砍下之后,
カイルは助太刀をするどころか
凯尔非但没有出手相助,
その場で彼女の活躍を観客のように見つめ続けていた。
我在那里像观众一样一直注视着她的活跃。

「リタ……」
“丽塔……”

無意識に彼女の名を口にする。
下意识地说出了她的名字。
おぞましい姿をした魔物の群れを、
一群恶魔的可怕姿态,
扇情的なスタイルの乙女が軽々と屈服させてゆく。
带有煽情风格的少女轻轻松松就让人折服。
さくらんぼのような艶やかな口元に、軽い笑みすら浮かべながら。
她那樱桃般娇艳的嘴角,甚至浮现出淡淡的笑容。

「ああっ……」
“啊……”

その光景にある種の背徳的な官能を覚え、
这种光景让我产生了一种背德的官能,
カイルの股間がキュンキュンと疼く。
凯尔的大腿间一阵剧痛。
剣を手にしていた彼の右手は、
他的右手拿着剑。
いつの間にか勃起した性器をまさぐり始めていた。
不知何时开始抚摸勃起的性器官。

「何してるのっ、カイルっ!!」
“你在干什么啊,凯尔! !”

ひゅん、と一足飛びに身を躍らせ、
嗖的一声,纵身一跃。
リタがカイルへと飛びかかった。
丽塔扑向凯尔。

「えっ!? うわっ!!」
“啊? !哇! !”

カモシカのような美脚から繰り出された回し蹴りは
羚羊般的美腿发出的旋转踢腿
カイルの頭をかすめ、背中から襲いかからんとしていた
擦过凯尔的头,从背后袭击他。
魔物を一撃のもとに切り裂いていた。
将魔物一击而破。

「……ふう。どうしたの、ボーッとしちゃって。幻惑の魔法でもかけられた?」
“……啊。怎么了,发呆。是不是被施了迷惑的魔法?”
「あ、い、いや大丈夫。すまなかった、リタ……」
“啊,不,没事。对不起,丽塔……”

紅潮した頬を伝う汗を拭い、カイルはドギマギしながら
凯尔擦了擦红肿的脸颊上的汗水。
そう答えるだけで精一杯だった。
光是这样回答就已经竭尽全力了。

「もう、しっかりしてよね。勇者サマ?」
“已经,振作起来吧。勇者沙玛?”

頬を膨らませたリタに、ツン、と額をつつかれる。
被鼓起脸颊的丽塔戳了一下额头。
だが単純にふざけただけに違いないそのリタの台詞は、
但是,丽塔的这句话肯定只是单纯的玩笑。
カイルの焦燥をさらに色濃くさせてしまうのだった……。
让凯尔的焦躁变得更加浓厚了……。

***

それからの道中も、二人の状況は変わらなかった。
之后的路上,两人的状况也没有改变。
リタが次々と凶悪な魔物を沈めていく間に、
在丽塔接二连三将凶恶的魔物沉入水中的时候,
カイルは一匹をかろうじて倒すのに精一杯。
凯尔竭尽全力,好不容易才把其中一只打倒。
実際のところ、彼とて経験を積みレベルは上がってはいる。
实际上,和他一起积累经验,水平也提高了。
村を出たあの日と比べれば、雲泥の差だろう。
和离开村子的那天相比,简直是天壤之别。
だがリタのレベルアップは、そんなカイルの成長など
但是丽塔的提升,和凯尔的成长
誤差でしかないほどに速いのだった。
速度快得只有误差。
それでもリタは慢心に陥ることはなかった。
尽管如此,丽塔并没有陷入自满。

「王様、魔物に奪われた聖なる王冠、勇者カイルが取り戻しました」
“国王,被魔物夺走的神圣王冠,勇者凯尔夺回了。”
「おお、ありがとう勇者カイルよ! お付きのそなたもご苦労であったな」
“哦,谢谢勇者凯尔!你也辛苦了。”

このように、どこへ行ってもカイルを勇者として立ててくれた。
就这样,无论去哪里都把凯尔当作勇者立了起来。
ときおり溢れるカイルの強がりも、全て肯定してくれる。
偶尔流露出的凯尔的逞强,也全都得到了肯定。

「さぁ行きましょうカイル。みんながあなたの助けを待ってるわよ」
“走吧,凯尔,大家都在等待你的帮助。”
「あ、ああ……」
“啊,啊……”

だが、そんな優しいリタの態度は
但是,丽塔的这种温柔的态度
密かにカイルの自尊心を追い込んでゆくのだった。
偷偷地将凯尔的自尊心推向深渊。

***

「えいっ! やあああっ!」
“啊!啊!”

リタはダンスのように戦場を縦横無尽に舞い踊り、
丽塔像舞蹈一样在战场上纵情起舞,
カイルは相も変わらず彼女の際どい姿に股間を熱く膨らませてしまう。
凯尔还是一如既往地被她那耀眼的身姿弄得大腿间膨胀起来。
彼は戦っているリタに気づかれぬよう、そっと
他为了不让正在战斗的丽塔注意到,悄悄地
ズボンのポケットに手を入れて勃起した性器をいじり回すようになっていた。
手伸进裤子口袋,摆弄着勃起的性器官。
リタの大きな胸は生地で擦れやすいのか、
丽塔的大胸很容易被布料摩擦。
ここからでもはっきり見て取れるほど乳首がピンと勃っている。
从这里也能清楚地看到乳头勃起着。
大胆に蹴りを放てば放つほど、股布はどんどん食い込んでゆき、
越大胆地放开脚踢,胯下的布就越陷进去。
ぷりんとした桃尻が何も履いてないように見えてしまう。
丰满的桃臀看起来就像什么都没穿。
ペニスをこねくる手が止まらない。
手不停地搓着阴茎。
こうしていると、カイルの胸に張り付いた劣等感に
这样一来,凯尔心中的自卑感
もどかしい快感が混ざり合い、不思議と心が楽になってゆくのだ。
焦躁的快感混杂在一起,不可思议地心情变得轻松起来。

「あ、くぅっ……ああっ……!」
“啊、啊……啊……!”

彼は現実から逃れるように、密かな自慰を繰り返し続けた。
他为了逃避现实,反复进行着隐秘的自慰。

***

「カイル、ちょっといいかしら」
“凯尔,有时间吗?”

魔王の居城を目の前に望む、戦いの最前線である国家の城下町。
魔王的居城就在眼前,战斗最前线的国家城下町。
とうとう明日、魔王を討伐すると決まったその晩、
终于决定明天讨伐魔王的那天晚上,
しんと静まり返った宿屋で、リタはカイルを外に呼び出した。
旅馆里鸦雀无声,丽塔把凯尔叫到外面。

「どうしたんだ、リタ? 何かあったのか?」
“怎么了,丽塔?发生什么事了吗?”
「う、うん……あのね」
“嗯,嗯……那个。”

チリチリと虫の鳴き声が響く裏庭で、
在昆虫叮叮作响的后院,
リタは目を伏せたまま口を開いた。
丽塔垂着眼睛开口。

「少し……いえ、すごく言いづらいことなんだけど」
“有点……不,这是非常难以启齿的事情。”
「?」
“?”
「カイル。あなたの旅は、ここで終わりにしましょう」
“凯尔,你的旅程到此结束吧。”

気まずそうに視線をそらし、だがリタははっきりとそう言った。
丽塔尴尬地移开视线,但明确地说。

「え、ええっ? 何を言ってるんだリタ」
“咦?咦?你在说什么呀,丽塔?”

少女の言葉の意味が飲み込めず、カイルは戸惑いの表情を浮かべた。
凯尔无法理解少女的意思,露出困惑的表情。

「なんで今になって……もう魔王との決戦が目前じゃないか。
“为什么到了现在……和魔王的决战不是已经近在眼前了吗?
ここまできて諦めるっていうのか!?」
到这里还想放弃吗!?”
「違う、私は魔王と戦うわ。諦めるのは……カイル、あなたよ」
“不是的,我要和魔王战斗。放弃的是……凯尔,是你。”
「はぁ? な、なんでオレが……」
“啊?我为什么……”

ドクドクと心臓が高鳴るのを感じながら、
我感到心脏怦怦直跳。
それでもカイルは彼女の言葉を理解できないフリをした。
尽管如此,凯尔还是装出无法理解她的话的样子。

「……この町の外れに一軒家を用意したわ。
“……在这个小镇的外围准备了一间独栋的房子。
あなたはそこで静かに暮らしてちょうだい」
你就在那里安静地生活吧。”
「な、何言ってるんだよ、ははっ……リタらしくない冗談だな」
“你在说什么啊,哈哈……这玩笑不像丽塔。”
「いえ、冗談なんかじゃなくて……」
“不,不是开玩笑……”
「あぁそうか、最後の戦いを前にしてオレの決意を試したんだな?
“哦,是吗,在最后的战斗之前,你是在考验我的决心吧?
心配するなよ、オレは命がけで世界を───」
不要担心,我会冒着生命危险去世界——”
「っ……だから!」
“啊……所以!”

苛立ちを露わにし、リタが鋭くカイルの言葉を遮った。
莉塔露出焦躁的表情,尖锐地打断了凯尔的话。

「あなたの実力じゃ足手まといだって言ってるの!」
“我是说你的实力是累赘!”
「な───」
“什么……”
「ここから先の戦いでは、あなたのお守りを
“在接下来的战斗中,我会守护你,
している余裕なんてないのよ。どうして分からないの?」
根本没有时间做。为什么不知道呢?”

三つ編みを振り乱し、リタが叫ぶ。
乱编着麻花辫的丽塔叫道。
カイルは突然、深い谷底に落とされたような気分になった。
凯尔突然觉得自己仿佛掉进了深深的谷底。
足手まとい。お守り。
累赘护身符。
リタの言葉が、脳内で何度も反響している。
丽塔的话在脑海里反复回响。

「ねぇ、お願いだから分かって。
“喂,求你了,你要知道。
幼馴染として、あなたには死んでほしくないのよ。
作为小时候的朋友,我不希望你死。
魔王の城では蘇生の魔法が効かないって噂、知ってるでしょ?
魔王的城堡里复苏的魔法不起作用的传闻,你知道吧?
もし今のあなたのレベルで乗り込んだら……」
如果以你现在的水平进入的话……”
「だっ、だからこそ! だからこそ二人で協力しあって……!」
“正因为如此!正因为如此,两个人才要互相协助……!”
「……協力?」
“……协助?”

リタの口元に、微かに嘲るような笑みが浮かんだ。
丽塔的嘴角浮现出嘲讽的笑容。

「あなた……私より弱いじゃない」
“你……不是比我弱吗?”

槍で貫かれたかのようなショックが、カイルの胸に突き刺さった。
仿佛被标枪贯穿一般的冲击,刺进了凯尔的胸膛。
それは、絶対に言われたくなかった言葉。
这是他绝对不想听到的话。
心のなかで薄々感じながらも、絶対に認めまいとしていた言葉。
这句话虽然在心里隐隐感觉到,却绝对不肯承认。

「で、でも、オレは……!」
“但是,我……!”
「………………」
“………………”
「おっ、オレはぁっ、勇者なんだぞっ!?」
“啊,我是啊,是勇者啊! ?”

ぶるぶると全身を震わせて叫ぶように絞り出したのは、
他全身颤抖,像在喊叫一样挤出来的是:
まるで子供のような台詞だった。
这句话简直像个孩子。
悔しげに顔を歪ませて、視線を落とすカイル。
凯尔委屈地歪着脸,垂下视线。
リタは同情と哀れみに満ちた瞳で、そんな彼の姿を見つめるのだった。
丽塔用充满同情和怜悯的眼神注视着他。

「わかったわ、カイル」
“知道了,凯尔。”
「! じゃ、じゃあ……!」
“!那,那……”

リタはため息をひとつつくと、腕を軽く振った。
丽塔叹了口气,轻轻挥了挥手臂。

「勝負しましょう。あなたが私にかすり傷ひとつでも
“我们来一决胜负吧,哪怕你给我一个擦伤,
負わせられたら、実力を認めて連れていってあげるわ」
如果你让我输了,我肯定你的实力,带你去。”

突然の提案に、カイルは素っ頓狂な声をあげる。
面对这个突然的提议,凯尔发出了疯狂的声音。

「なっ……オレとリタが、戦うっ!?」
“变成……我和丽塔,战斗! ?”
「そうよ。あ、カイルは剣を使ってね。私は、これでいいから」
“是啊。啊,凯尔用的是剑,我用这个就行了。”

そう言うとリタはすっと拳を構え、カイルを真正面から見据えた。
说完,丽塔立刻举起拳头,直视着凯尔。
その目は冗談でもお遊びでもない、本気の意志が込められていた。
他的眼神既不是开玩笑,也不是玩闹,而是认真的意志。

「で、でもリタに怪我でもさせたら……」
“可是,要是让丽塔受伤了……”
「ご心配なく。回復魔法は最上のものを習得済みよ。
“不用担心,恢复魔法已经学会了最好的东西。
まぁあなたの腕じゃ心配するだけ無駄だけど」
唉,凭你的本事,担心也没用。”

そこまで言われてはもう引き返せない。
这么一说,我已经无法回头了。
カイルは腰から下げた愛用の剣をすらりと引き抜いて覚悟を固めた。
凯尔从腰间抽出心爱的剑,下定了决心。

「よ、よし。いくぞ」
“好,走吧。”
「ええ、どこからでもかかってらっしゃい」
“嗯,从哪儿打都行。”

リタは開始の合図のように、拳でパン、と手のひらを叩いた。
丽塔像开始的信号一样,用拳头“啪”地拍了一下手掌。

「うっ……」
“嗯……”

その仕草を見た途端、カイルは自分の股間が熱く疼き出すのがわかった。
一看到这个动作,凯尔就感觉到自己的大腿间开始疼痛起来。
そんな場合ではないのに。
明明不是这种情况。
ずっとリタが戦う姿で自慰をしていたせいで、 因为丽塔一直以战斗的姿态自慰,
彼女が戦闘態勢をとると 当她准备战斗时,
条件反射で勃起してしまうようになっていたのだ。 因为条件反射而勃起。
戦うどころか、まるでリタに「オナニーを始めなさい」と
不是战斗,简直就像对丽塔说:“开始手淫吧。”
命じられているような気分になる。
有一种被命令的感觉。

「どうしたの? 自信が無ければ辞めていいのよ」
“怎么了?没有自信的话就辞职吧。”
「くっ……馬鹿にするなっ!」
“你……别小看我!”

邪念を振り払い、カイルは一直線にリタへと突進した。
放下邪念,凯尔径直向丽塔冲去。

(よし、イケる……!)
(好,很帅……!)

何度も繰り返し身体に染み付いた、必殺の間合い。
一遍又一遍地渗透在身体里的必杀的间隙。
後はリタに大怪我させないように、当たった瞬間に腕の力を抜けば───
之后为了不让丽塔受重伤,只要在击中的瞬间放松手臂……
だが。
但是。

「えっ!?」
“啊? !”

今まさに剣がリタの左腕に当たるという瞬間、
就在剑击中丽塔左臂的那一瞬间,
彼女の姿がふっと視界から消えた。
她的身影突然从视野中消失了。

「おぶっ!?」
“装! ?”

同時にカイルの胸に、鉄球をぶつけられたかのような衝撃が走る。
与此同时,凯尔的胸口仿佛被一颗铁球撞了一下。
そこにはぴったりと密着し、彼の胸元に拳を突き立てているリタの姿があった。
丽塔紧紧地贴在他胸前,用拳头抵着他。

「おっ、ぐぅ」
“哦,哦。”

バキバキと肋骨の折れる嫌な音が体内から聞こえてきた。
身体里传来一阵刺耳的肋骨折断的声音。
カイルは堪らず膝を折り、その場で前のめりに倒れかかる。
凯尔忍不住屈膝跪倒在地。
と、その瞬間、彼の視界いっぱいに少女の美しい足の甲が映った。
就在这一瞬间,他的视野里出现了少女美丽的脚背。

バキッ……!
啪……!

リタの放った追撃の一閃によって、カイルの頭は
因为丽塔追击的一闪,凯尔的头
ボールのように蹴り上げられていた。
像球一样被踢了起来。
首の折れる音が響いたその刹那、カイルは理解した。
听到脖子折断的声音的刹那,凯尔明白了。
今まで味わったことのない感覚なのに、
这是我从未体验过的感觉,
「これ」だとハッキリとわかる。
清楚地知道是“这个”。
これが、死ぬという感覚──────
这就是死亡的感觉——

***

「……はっ!」
“……哈!”

一瞬の暗転の後、気がつくとカイルは
在短暂的黑暗之后,凯尔意识到
大地の上で四つん這いの姿勢をとっていた。
在大地上呈匍匐的姿势。

「えっ、えっ!?」
“啊?啊? !”

確かに死んだと思ったのに。
明明以为他已经死了。

「大丈夫だった? カイル」
“没事吧,凯尔?”

彼の目の前には、両手を腰に当てて
在他面前,我双手叉腰,
カイルを見下ろしているリタの姿があった。
莉塔俯视着凯尔。

「首の骨が折れた瞬間、魔法で回復してあげたのよ。
“脖子骨折的瞬间,用魔法帮他恢复了。
アバラも元通りになってるでしょう?」
阿巴拉也恢复原状了吧?”

そう言われて胸元に手をやると、服は破れているものの
这么一说,我把手放在胸前,衣服虽然破了
肉体には傷ひとつ残っていない。
肉体上没有留下一丝伤痕。

「これで分かったわね? 
“现在你明白了吧?
あなたは自分の実力を認めておとなしく───」
你承认自己的实力,老老实实地——”
「っ……まだだっ!」
“啊……还没有!”

カイルは荒々しく立ち上がると、
凯尔粗暴地站了起来。
足元の剣を拾って再びリタに構えた。
捡起脚边的剑,再次对着丽塔。

「今のは怪我させちゃマズいと思って本気を出さなかっただけだ!
“现在的只是觉得让他受伤不好,所以没有认真对待而已!
リタのスピードは分かったから、今度はちゃんと……!」
我知道了丽塔的速度,这次一定要好好……!”

ふぅ、とリタがため息をつく。
唉,丽塔叹了口气。

「仕方ないわね。まぁ幼馴染のよしみ、
“没办法啊,毕竟是儿时玩伴的交情,
あなたが納得いくまで付き合ってあげる」
我陪你到你满意为止。”

***

バキィッ……!
啪……!

「あぐぅっ……!」
“啊……!”

再度の戦いでも、結果は変わらなかった。
再次交战,结果依旧。
いや、その次も、そのまた次も。
不,接下来,再接下来。

「うぶっ!!」
“假装! !”

カイルの悲鳴だけが、夜の裏庭に虚しく木霊する。
只有凯尔的惨叫,在夜晚的后院发出空洞的回声。
昏倒しては回復され、また昏倒しては回復され……。
昏倒后又恢复,昏倒后又恢复……。
カイルはだんだん、自分が何をしているのかよく分からなくなっていた。
凯尔渐渐不知道自己在做什么了。

「うおおぉーーっ!」
“哇——哇!”

まただ。
又来了。
ぶん、と振り下ろした剣の先にいるはずのリタの姿は、
应该是在挥下的剑尖上的丽塔的身影。
まるで最初から幻だったかのように消えてしまう。
仿佛从一开始就是幻象似的消失了。
かと思えばその直後、圧倒的な実在感と質量をもった
刚一想,就有了压倒性的实在感和质量
リタが現れカイルを叩きのめすのだ。
丽塔出现了,把凯尔打了。

「はぁっ、はぁっ、はぁっ……!」
“哈、哈、哈……!”

息があがっている。
呼吸急促。
身体は全快しているはずなのに、心臓の動悸が止まらない。
明明身体已经完全康复,心脏却止不住地跳动。
いつも離れて盗み見ていた、リタの戦闘。
一直躲在一旁偷看的丽塔的战斗。
それがいま、自分の目の前で繰り広げられている。
现在,这一切就在自己眼前展开。
屠られていった魔物たちには、こんな光景が見えていたのか。
被杀的魔物们,看到了这样的光景吗?

あぁ、また来た。
啊,又来了。

少女らしい細腕が繰り出したとは思えない、巨岩のように重い拳。
她的拳头像巨岩一样沉重,丝毫不像少女纤细的手臂。
一発で内蔵がぺちゃんこにされてしまった。
一枪就把内置弹扁了。
むっちりした太ももから放たれる、なんて凄まじい蹴り。
从紧实的大腿上被射出去,多么可怕的一脚踢。
まるで丸太が激突したみたいだ。
简直就像圆木相撞一样。
両足の骨が粉々に砕かれた。
两腿的骨头被粉碎了。
あぁ、今度は膝だ。
啊,这次是膝盖。
顔に向かって一直線に飛んでくる。
朝着我的脸飞过来。
今から自分は少女の美しく滑らかな膝で、
从现在开始,我要用少女美丽光滑的膝盖,
顔面を粉砕されてしまうんだ。
脸被粉碎了。

「はぁ……はぁっ……はぁっ……」
“哈……哈……哈……”

それは、見るに耐えない惨状だった。
那是令人不忍目睹的惨状。
リタの回復魔法は効果満点で、
丽塔的恢复魔法效果满分,
カイルの身体には傷跡ひとつ残っていない。
凯尔的身体没有留下任何伤痕。
だが度重なる攻撃で衣服は散り散りに破れ、
但是由于反复的攻击,衣服被撕裂了,
もはや破れた服を着ているというよりも
比起穿着破衣服,
裸にボロ布がチラホラまとわりついていると
如果你赤身裸体地裹着一块破布,
形容した方が正確な状態だった。
用这个词来形容才是正确的状态。

「ねぇ、そろそろやめましょう?
“哎,差不多该放弃了吧?
これだけ繰り返せば流石にわかったでしょ?」
重复这么多,你就明白了吧?”

呆れ顔を隠すそぶりもなく、リタは肩をすくめた。
丽塔毫不掩饰惊讶的表情,耸了耸肩。

「い、嫌だ……! オレは絶対にあき───」
“不、不……!我绝对是腻的……”
「『絶対にあきらめない』。 “‘绝对不会放弃’。
そう言えば私がその根性に打たれて受け入れるとでも思ってる? 这么说来,你以为我会被他的毅力所打动而接受吗?
残念だけどそういう精神論でなんとかなる戦いじゃないの」 遗憾的是,这不是一场用这种精神论就能解决的战争。”
「っ……!!」
“啊……! !”
「ちゃんと考えて? いったい何度倒されたと思う?
“仔细想想,你知道我到底被打倒了多少次吗?
私が回復してあげなければ、あなたはもうとっくに死んでるのよ?」
如果我不帮你恢复,你早就死了。”
「うっ、ぐ……それでも……!  “呜、呜……即便如此……!
それでもオレは、戦わなきゃいけないんだ!!」 即便如此,我也必须战斗! !”

カイルは首から下げた勇者の証を、ギュッと握りしめた。
凯尔紧紧握着脖子上挂着的勇者的证明。

「……仕方ないわね」
“……没办法啊。”

微かな声でそう呟いた瞬間、リタは宙に身を躍らせた。
小声嘀咕着的瞬间,丽塔纵身跃起。
この勝負で初めての、リタからの先制攻撃。
在这场比赛中,丽塔第一次先发制人。
カイルが身構えるヒマもなく、リタの長い脚が唸りを上げて襲い来る。
凯尔还没来得及准备,丽塔的长腿就咆哮着扑了过来。

「蹴っ……!」
“踢……”
「ちがうわ」
“不是。”

ドスンッ……!
扑通……!
大きな音を立てて、二人分の体重が大地に落ちる。
发出巨大的声音,两个人的体重都掉到地上。

「ふぐぅうぅぅっ……!?」
“呜呜呜……! ?”

カイルに伸びてきたリタの脚は、そのまま彼の首根っこに絡みつき
瑞塔的腿伸到凯尔身上,就这样缠住了他的脖子,
太もも締めの格好で地面に倒れ込んだのだった。
抱着大腿瘫倒在地上。

「今までみたいに一瞬でカタをつけるのはやめたわ。
“现在已经不像以前那样一瞬间就打了。
身体だけじゃなく、ちゃんと心にまで敗北を刻み込んであげる」
不仅是身体,还要把失败铭刻在心里。”
「ふっ、ふぐぐぐ……!」
“呼,河豚……!”
「ごめんね。こんなことしたくないんだけど」
“对不起,我不想做这种事。”

そう言うとリタはカイルの右手から剣を取り上げ、
说着,丽塔从凯尔的右手里拿起剑。
シュッ、と一振りしたのち後ろに放り投げた。
“哧”地挥了一挥后,扔到了身后。
ぱらっ……。
啪……。
仰向けに倒れているカイルの股間、 仰面躺着的凯尔的大腿间,
そこをかろうじて隠していた布が 好不容易藏起来的布
2つに切り裂かれて風で飛んでいった。 被劈成两半被风吹走了。

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「っ!! っっ!!」
“啊! ! !”

カイルがにわかに焦りだしたのも無理はない。
难怪凯尔突然焦躁起来。
最後の守りを失った後に残されたのは、
失去最后的坚守后,剩下的是:
天を向いて勃起しているペニスの姿だったのだ。
那是朝天勃起的阴茎的样子。
冷たい視線でそそり立つ肉棒を見つめ、リタは太ももに力を込めた。
用冰冷的视线注视着高耸的肉棒,丽塔大腿用力。

「ふぐぅっ!」
“哇!”

一刻も早くこの屈辱から逃れようと、カイルはしゃにむに身を捩る。
为了尽快摆脱这种屈辱,凯尔用力扭过身子。
だが、動けない。
但是,动弹不得。
むっちりと肉肉しい太ももが、顔半分から下を完全に埋め尽くしている。
肉乎乎的大腿完全填满了半张脸以下。

「別に今さら恥ずかしがらなくてもいいわよ。
“事到如今也不用害羞。
ずっと勃起してたの、知ってるから」
我知道你一直在勃起。”
「っ……!」
“啊……!”

リタの言葉にショックを受けながらも、
虽然被丽塔的话震惊了,
カイルは湧き上がる興奮を抑えることが出来なかった。
凯尔无法抑制涌上心头的兴奋。
シルクのように滑らかな肌が吸い付いてくる、この感触。
像丝绸一样光滑的肌肤吸附在我身上,这种触感。
このまま自分の顔はリタの太ももに吸収されて
我的脸就这样被丽塔的大腿吸收了,
無くなってしまうのではないかとすら思えた。
甚至觉得会不会消失。
そして残った顔の上半分。
还有脸的上半部分。
その瞳の先には、キュッと布地が食い込んだ
她的眼眸被布料深深吸了进去
あまりにも魅惑的すぎる桃尻があった。
桃臀太过迷人。

「ふっ……ううぅ……!」
“呼……呜……!”

もう視線を外すことなど不可能だった。
已经不可能移开视线了。
何度も何度も密かに眺めていた、まん丸で弾力に満ちたリタの大きなお尻。
我一遍又一遍地偷偷地看着丽塔那圆圆的、充满弹力的大屁股。
その巨尻がいま、女の臭いを放ちながら目の前に鎮座しているのだから。
因为那个巨尻现在散发着女人的气息,端坐在眼前。

「ふふっ、恥ずかしい部分、一向に収まらないわね」
“呵呵,不好意思的部分,一点儿也收不住啊。”
「っ、ふうぅっ……!」
“啊、啊……”

あまりにも至近距離にあるせいで、 因为距离太近了,
まるでお尻と会話しているような気分になる。 感觉就像在和屁股对话。
声の出せぬカイルに代わって、彼のペニスは巨尻からの指摘に
他的阴茎代替了无法发声的凯尔,
呼応するかのようにヒクヒクと痙攣していた。
像是在呼应似的,抽搐着。

「まぁ仕方ないわよね。
“唉,没办法啊。
私が戦う姿でオナニーしてたせいで、
因为我以战斗的姿态手淫,
完全に勃起癖がついちゃったんだものね」
完全勃起了。”
「っ!!」
“啊! !”
「なに? バレてないとでも思ったの?
“什么?你以为没露馅吗?
あはっ……悪いけどぜ〜んぶ筒抜けよ。全身に魔力を纏って 啊哈哈……不好意思,你可别忘了。浑身充满魔力,
気の流れに敏感な私が気づかないわけないでしょう」 对气的流动很敏感的我怎么可能不注意到呢?”
「ふぉっ、ん……!」
“哈哈哈……”
「いつもちょっと離れたところから、 “总是在稍远一点的地方,
いやらしい気をムンムン立ち上らせちゃって。 让人厌恶地站了起来。
流石に指摘しちゃ可哀想だから、知らんぷりしてあげてただけよ?」
随便指指点点就太可怜了,你就不知道了吧?”
「ふっ、ふぐぐ……!」
“呼,河豚……!”
「そうとも知らず、毎回毎回チンポを一生懸命シコシコシコシコ……
“也不知道,每次都拼命地哼哧哼哧地哼哧哼哧……
よく飽きないものだと内心呆れてたわ」
我心里很吃惊,觉得他怎么也吃不腻。”

まさか。
不会吧。
全部リタに知られていたなんて。
全都被丽塔知道了。
呼吸の苦しさとは別に、カイルは
除了呼吸困难,凯尔
自分の意識が遠のいていくのを感じていた。
感觉自己的意识渐渐远去。
だが、リタはそんな彼の秘密をさらに容赦なく暴く。
但是,丽塔更加毫不留情地揭露了他的秘密。

「でもあなた、その場では射精しないのよね。
“可是,你不会当场射精吧?
さんざん自分のチンポを焦らして金玉に精液をいっぱい溜め込んで……
把自己的小鸡鸡烤焦了,把精液装满了金玉……
その晩の宿屋で、一気に全部ドピュドピュするのが大好きなんだものね」
我最喜欢那天晚上在旅馆里一口气把所有的东西都抖个精光。”
「〜〜〜〜っ……!!」
“~ ~ ~ ~ ~……! !”
「あとこれも黙ってたけど、 “还有这个也没说,
朝のあなたってザーメン臭くてたまらなかったわよ? 早上的你,精液臭得不得了啊。
なのに真面目な顔して『行くぞ、リタ』だなんて……
可是却一脸认真地说‘走吧,丽塔’……
もう夜にイッたでしょ、ってあははっ、 已经是晚上了吧,啊哈哈。
笑いを堪えるのが大変だったわよ」 强忍着笑是很困难的。”

肩を揺らして笑うリタの振動が、
莉塔笑着摇着肩膀。
カイルのひび割れたプライドを粉々にしてゆく。
将凯尔那破碎的自尊心击得粉碎。

「さて、ぜーんぶバレちゃったところで、どう?
“好了,就算全都暴露了,怎么样?
流石に戦う気は無くなっちゃった?」
不想和流石战斗了吗?”
「………………」
“………………”
「うふふっ……返事をする気力もないのね。
“呵呵呵……连回答的力气都没有。
勇者的には、死にたいぐらいのショックだったかしら」
从勇者的角度来说,是想死的打击吧。”

カイルはもう、考えることを放棄していた。
凯尔已经放弃了思考。
いつも自分の傍らにいた幼馴染の少女、
一直陪伴在自己身边的儿时玩伴少女,
いつも自分を勇者として盛り立ててくれていた少女。
总是把自己当作勇者来盛放的少女。
そんな優しいリタが、いつの間にか内心で
如此温柔的丽塔,不知何时在内心
自分をこんなに蔑んでいたなんて。
竟然如此蔑视自己。
これまでの長い旅路が、走馬灯のように脳内に流れ続けている。
迄今为止的漫长旅途,像走马灯一样在脑内不断流淌。
その記憶の中のリタの笑顔も、
记忆中的丽塔的笑容,
すべて自分を嘲笑しているように感じられた。
感觉一切都是在嘲笑自己。

「………………」
“………………”
「そっか……うん、いいわよ。
“这样啊……嗯,好啊。
そんなに辛いんだったら、望みを叶えてあげる」
既然那么痛苦,我就帮你实现愿望。”

ぎゅうっ、とリタの太ももが圧力を増した。
丽塔的大腿被压得更紧了。

「このまま私の太ももで絞め殺してあげるわ。
“就这样用我的大腿勒死你。
そしてもう……回復はしてあげない」
然后……我不会帮你恢复的。”

それがどういう意味を持つかは、カイルにもすぐに理解できた。
这意味着什么,凯尔很快就明白了。
だからといって、どうすることもできない。
即便如此,也无能为力。
ギチギチと音を立てて、カイルの顔が挟み潰されてゆく。
咔嗒咔嗒,凯尔的脸被夹碎了。

「(これで……終わり……)」
“(到此为止……结束……)”

それまでピクリとも動かなかったカイルの手が、よろよろと上がり始めた。
之前一动也不动的凯尔的手开始摇摇晃晃地往上爬。
その手はゆっくりと下腹部へと移動し、とうとう目的のものを握りしめた。
那只手慢慢地移动到下腹部,终于握住了想要的东西。
未だ隆々と勃起し続けている、淫らな肉棒を。
还在不断勃起的淫荡肉棒。

「っ……ふっ、ふっ……!」
“啊……呼、呼……!”
「あははっ、それでいいのよカイル。いっぱいシコシコして見せなさい」
“啊哈哈!这样就行了,凯尔,你就使劲使劲给我看看。”

粉々に砕けたカイルの心に、
凯尔破碎的心,
ゾクゾクするような快感が染み渡ってゆく。
一种怦怦直跳的快感渗透了全身。
ペニスをしごくカイルの手は、もう止まらなかった。
凯尔捋着阴茎的手已经停不下来了。

「ほらほらそれだけでいいの?  “你看,你看,这样就可以了吗?
前にわたし言ったわよね? 死んでから後悔しても遅いって。 我之前不是说过吗?死后再后悔也晚了。
悔いの残らないよう、私に見られたかったこと全部やっちゃいなさい」
为了不留下遗憾,把想让我看到的事情全部做完吧。”
「ふぅう〜〜っ、ふぅぅ〜〜っ……!」
“嗯……嗯……嗯……”

カイルの全身から汗が吹き出す。
凯尔浑身冒汗。
彼の手はペニスのみならず、 他的手不仅仅是阴茎,
ぶら下がった金玉をも猛烈に揉みしだき始めた。 她开始猛烈地搓揉吊着的金玉。

「あははっ、いいわよいいわよ、もっと見せて」
“啊哈哈!好啊好啊,再给我看看。”

リタの笑い声に後押しされ、何の迷いもなく肛門に指を突っ込む。
在丽塔的笑声的推动下,她毫不犹豫地将手指伸进了肛门。
ズボズボと指を出し入れするたびに、
每当我伸出手指时,
ペニスからピュッピュと我慢汁が噴き出していた。
从阴茎里吧嗒吧嗒地喷出忍耐的汁液。

「とってもえっちな姿ねぇ、うふふっ、
“你这个样子,呵呵呵,
お尻の穴、指が3本も入っちゃうんだ?
屁股的洞里有3根手指?
あ、また増えた。もう片手の指全部入っちゃってるじゃない。
啊,又增加了。一只手的手指都伸进去了。
なんてユルユルの肛門なのかしら、うふふふふっ」
竟然是栗律的肛门啊,呵呵呵呵。”

腸液を指に絡みつかせながら、存分にアナルの快楽を味わう。
让肠液缠绕在手指上,尽情享受肛交的快乐。
柔らかく伸び切った肛門からは、情けないことに
从柔软的、伸展不开的肛门里,
プスプスと屁まで漏れてしまう有様だった。
甚至连屁都流出来了。

「あはははっ、もうどれだけ笑わせてくれるのよ。
“啊哈哈哈哈,你能让我笑多少次啊。
こんな滑稽なオナニーで気持ちよくなっちゃうなんて。
这么滑稽的手淫竟然让人心情舒畅。
あはははははっ、ぷっすぅ〜、だって。
哈哈哈哈,呵呵~,因为。
ホント笑えるわね、あはははははっ」
真的很好笑啊,哈哈哈哈哈。”

リタの嘲笑が魔法のように快感を倍増させてゆく。
丽塔的嘲笑像魔法一样让快感倍增。
少女のさらなる嘲笑を求めるかのように、
仿佛在寻求少女的进一步嘲笑。
カイルは腰をヘコヘコと上下させ始めた。
凯尔开始扭动腰部。

「ふぅ〜〜っ、ふぅぅう〜〜んっ!」
“呼~ ~呼,呼~ ~呼!”

何もない空間を、濡れそぼった肉棒が突きまくる。
湿淋淋的肉棒不停地戳着空无一物的空间。
あまりの興奮に身体が勝手に動き出し、
由于过于兴奋,身体不由自主地动了起来。
セックスをしているつもりらしかった。
似乎是打算做爱。

「あははっ、今度はちんぽでダンスしちゃうの。
“啊哈哈,这次要跳舞了。
とことん恥ずかしい姿を見られたいのね、あはははっ」
你是想让别人看到你害羞的样子啊,啊哈哈哈哈。”

肛門をピストンし、金玉を叩き、揺れるペニスでリズムを刻む。
活塞肛门,敲击金玉,摇晃的阴茎刻节奏。
それはリタが言うとおり、この世で最も恥ずかしい
正如丽塔所说,这是世界上最可耻的事情。
ダンスショーに他ならなかった。
简直就是一场舞蹈表演。

「ほらほら一生懸命踊らないと、お客さんが飽きちゃうわよ?
“你看,你看,不拼命跳舞的话,客人会腻的。
もっと大胆に腰ふって、ちんぽこプルプル揺らしなさいっ」
再大胆一点,不要摇晃。”
「ふぅぅ〜〜んっ、くぅぅ〜〜んっ!」
“哦~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ !”

人としての尊厳を打ち捨てた、あまりにも滑稽なその姿。
放弃了作为人的尊严,实在是太滑稽了。
だが彼はもうすっかり、そこから生じる快楽に没頭しきっていた。
但他已经完全沉浸在由此产生的快乐中。
もっと嘲笑されたいと願い、本能の赴くままに痴態を晒す。
希望受到更多的嘲笑,本能地流露出痴态。
じゅくじゅくと漏れ続ける我慢汁に、次第に白いものが混じり始めていた。
不断渗出的忍耐汁液中,渐渐开始夹杂着白色的东西。

「あら、そろそろね。よっと」
“哎呀,差不多了。哟。”

瞬間、肉棒に強烈な快感が走った。
瞬间,肉棒产生了强烈的快感。
必死で揺らしていたペニスを、リタが突然握りしめたのだ。
她拼命摇晃着的阴茎,突然被丽塔抓住了。

「ふぶぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!」
“呼~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ! !”
「うふふっ、最後はサービスタイムよ。
“呵呵呵,最后是服务时间。
私の手コキで、チンポを天国に送ってあげる」
用我的手把小鸡送到天堂。”

リタの美しい手が、ぐちゅぐちゅとペニスをしごき始めた。
丽塔那双美丽的手开始舔阴茎。
その快感の凄まじさ。
那种快感的惊人。
今までの人生で重ねた快楽を全て合わせても
把我一生中所有的快乐加在一起,
太刀打ち出来ない程の快感が、カイルの全身を駆け巡る。
一种无法抵挡的快感在凯尔的全身萦绕。

「そーら、チンシコいくわよ。
“是啊,我会去的。
頭から爪先まで、全身で快楽を味わいなさい」
从头到脚,用全身享受快乐。”

リタの指一本一本の何気ない動きが、
丽塔的每一个不经意的动作,
極上の快感となって襲ってくる。
一种至高无上的快感袭来。

「あははっ、ビクンビクン跳ねちゃって。 “啊哈哈,扑通扑通跳起来了。
私は適当に手を揺らしてるだけなのに、 我只是随便晃了晃手,
あなたにとっては信じられないくらいの快感なのね」
对你来说是难以置信的快感。”
「んふぅ〜〜んっ! ふぶぅうぅ〜〜んっ!!」
“唔~ ~唔!唔~ ~唔! !”
「私とあなたの格差、はっきり出ちゃったわね。
“我和你的差距,清楚地显现出来了。
二人の間にはこれくらいの開きがあるの。わかった?」
两个人之间就有这么大的差距。明白了吗?”
「ふぐぅ〜〜んっ、ふぐぅぅ〜〜ん」
“嗯……嗯……嗯……”
「よろしい。素直なのはいいことよ。あなたは私の足元にも及ばない。
“好吧,老实是好事,你连我的脚都不如。
チンポ勃てるだけしか能がない、恥ずかしい存在。そうよね?」
只有小鸡勃起才能,令人羞耻的存在。是吧?”
「ふぐぅ〜〜んっ、ふぐぅぅ〜〜ん」
“嗯……嗯……嗯……”
「よし、自覚したわね。なら変態らしくチンポに集中しなさい。
“好吧,你自觉了,那就像变态一样集中精力在小鸡鸡身上吧。
汚い汁を垂らして、ご褒美をありがたく受け取りなさい」
滴下肮脏的汁液,感激地接受奖赏吧。”
「っ!! ふぐぐぐぐぐぐぐぐっ!!」
“啊! !河豚咕嘟咕嘟咕嘟! !”
「そら、もう最後よ。チンポの根本にギュッと力を込めて───」
“喂,这已经是最后一次了。小鸡鸡的根部用力……”
「ふぐぐぐぐぐぅ〜〜〜〜〜〜〜〜んっ!」
“河豚咕嘟咕嘟~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ !”
「イッちゃいなさい、ほら」
“快点儿,你看。”

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びゅびゅっ! びゅびゅびゅびゅびゅびゅびゅ〜〜〜〜っ……!
嗖嗖嗖!哎呀呀哎呀呀~ ~ ~ ~ ~ ~……!

リタの命令と共に、肉棒から高々と精液が噴き上がった。
随着丽塔的命令,肉棒里喷出了精液。
同時に少女の太ももが、万力のようにカイルの首を締め上げる。
同时,少女的大腿像万力一样勒住了凯尔的脖子。
ゴキン、と首の骨が折れる音が聞こえた。
“咔”的一声,传来脖子骨折的声音。
だがカイルの視界はそれまでとは異なり、 但是凯尔的视野和以前不同,
まばゆいばかりの純白に包まれていた。 被耀眼的纯白包围着。
ペニスから噴出し続ける、粘ついた白濁。
从阴茎持续喷出的黏糊糊的白浊。
それはまるで、天に召されてゆく彼の魂そのもののようだった……。
那简直就像是他即将上天的灵魂……。

***

目覚めたのは、見慣れないベッドの上だった。
醒来的时候,是在一张陌生的床上。
慌てて起き上がると、テーブルには今まで稼いだ金貨の袋と、
慌忙起身,桌上放着迄今为止赚到的金币袋子。
1枚のメモが残されていた。
留下了一张便条。

『ここでおとなしく暮らしなさい』
“在这里老老实实地生活吧。”

リタの筆跡でそう書かれた紙切れを見たとき、
当我看到一张用丽塔的笔迹写着的纸片时,
カイルは命を奪われなかったこと、
凯尔没有丧命,
そして彼女に置いて行かれたことを理解したのだった。
然后他明白了自己是被她丢下的。

***

カイルは、リタを追わなかった。
凯尔没有追上丽塔。
それはプライドを打ちのめされたからでもあるが、
这一方面是因为自尊心受到了打击,
単に自分がこの街から出るには 如果你想离开这个城市,
レベルが足りていないという理由でもあった。 这也是水平不够的原因。
考えてみれば、ここに辿り着くまでに 仔细想想,在到达这里之前,
襲ってくる魔物を倒したのは全部リタだ。 打倒来袭的魔物的都是丽塔。
もしカイルが一人で街の外に出てしまったら───
如果凯尔一个人出了城——
リタによってさんざん教え込まれた、目の前が暗転するあの嫌な感覚。
被丽塔灌输了很多,那种令人眼前发黑的感觉。
いやがうえにもそれが思い出され、
上面也想起了这一点。
カイルの足はついに街の門をくぐることはなかった。
凯尔的脚最终没有穿过城市的大门。
そのくせ夜中のベッドでは、
但在半夜的床上,
魔王の城でピンチに陥ったリタの前に颯爽と現れて彼女を救う勇者───
在魔王的城堡中陷入危机的丽塔面前,英姿飒爽地出现拯救她的勇者——
そんな都合のいい妄想に浸ってしまうのだった。
沉浸在这样的妄想中。

***

自責から逃れるように、自慰を繰り返した。
为了逃避自责,他反复自慰。
戦うリタを見ながらペニスを扱いた、
一边看着战斗的丽塔,一边抚摸着她的阴茎。
あの頃と同じように。
和那时一样。
自分を叩きのめすリタの姿、
丽塔拍打自己的样子,
まだ顔に残っている太ももの感触、
还残留在脸上的大腿触感,
大きなお尻……そして、嘲笑。
大屁股……然后,嘲笑。

「リタ、あぁぁ、リタっ……」
“丽塔,啊,丽塔……”

あの夜の出来事を再現するかのように、
就像再现那晚发生的事情一样。
一人ベッドの上で淫らなオナニーに耽る。
一个人在床上沉溺于淫荡的手淫。
またあの快感を味わいたい。魂を吸い尽くされるような射精がしたい。
我还想体验那种快感。想要吸尽灵魂般的射精。

「あぁぁ、リタ様ぁ〜〜っ……!」
“啊,丽塔小姐啊……”

無意識に口をついたその言葉は、彼に更なる興奮を与えてくれた。
无意识脱口而出的这句话,让他更加兴奋。
妄想の中で、リタが勝手に動き始めた。
在妄想中,丽塔开始擅自行动。

「あぁあ〜〜っ! だめぇ、リタ様、そんなぁぁっ……!」
“啊~ ~ ~ !不行,丽塔小姐,这样啊……!”
「ひぃ〜〜んっ、踏まないでリタ様ぁ〜〜っ、あん、あぁぁんっ!」
“啊,别踩我呀,丽塔大人啊,啊,啊,啊!”
「やぁぁん恥ずかしいぃ〜〜、
“啊~ ~不好意思啊~ ~,
もう許してくださいリタ様ぁぁ〜〜〜〜んっ……!」
请原谅我,丽塔小姐啊~ ~ ~ ~嗯……!”

その日から自慰の際のリタの呼び名は、『リタ様』で固定された。
从那天起,自慰时对丽塔的称呼就固定为“丽塔大人”。

***

そんな無為な日々を過ごしていた、とある日。
就这样过着空虚的日子,有一天。
長らく空を覆っていた黒雲が晴れ、
长久以来笼罩天空的乌云散去,
まばゆいばかりの光が世界中に降り注いだ。
耀眼的光芒洒向世界。
人々は驚き、何事かと空を見上げる。
人们惊讶地抬头望向天空。
家の窓から、カイルもおそるおそる顔を覗かせていた。
凯尔也战战兢兢地从家里的窗户探出头来。
するとまもなく、天から神々しい声が響き渡った。
不一会儿,从天上传来神圣的声音。

『世界を危機に陥れていた魔王は、
让世界陷入危机的魔王,
いま一人の人間によって倒されました』
现在被一个人打倒了。”

ドクンッ、とカイルの心臓が高鳴った。
咔嗒一声,凯尔的心脏怦怦直跳。
ついにこの時が来てしまった、と。
这一刻终于到来了。

『魔王の軍勢は魔界に敗走し、
魔王的军队败走魔界,
もはやこの地上を脅かすものは存在しません』
已经没有什么东西能威胁到地球了。”

……聞きたくない。聞きたくない。
……不想听。不想听。

『この偉業を成し遂げた、その人間の名は……』
“完成这一伟业的那个人的名字是……”

……あぁ、やめろ、やめてくれ……。
……啊,住手,住手……。

『勇者、リタ』
《勇者,丽塔》

わああっ、と外から歓声が上がった。
哇,外面响起了欢呼声。
それはこの街だけではなく、世界の場所全てで。
不仅仅是这个城市,世界上所有的地方。
世界中すべての人間が、歓喜していた。
全世界所有的人都为之欢喜。
ただ一人を除いて……。
除了一个人……。

「おっ、おおお、おおおおぉぉ……!」
“哦、哦、哦哦……!”

頭を抱え、カイルは床にへたり込んでいた。
凯尔抱着头瘫在地上。
どうして、どうして。
为什么,为什么。
世界を救うのは、自分だったはずなのに。
拯救世界的,明明是自己。
勇者は自分のはずなのに。
勇者明明是自己。
どうして自分じゃなくて、ただの田舎の村娘に過ぎないリタが……。
为什么不是自己,只是一个普通的乡下姑娘的丽塔……。

「あぁあぁぁぁ、うあぁぁぁ……!!」
“啊啊啊啊啊啊啊啊……!”

カイルは床に顔を擦りつけ、大声で泣いた。
凯尔把脸贴在地板上,放声大哭。
絶望と嫉妬に身を苛まれながら。
被绝望和嫉妒折磨着。
世界中が愛と平和を謳い上げたこの日、
在全世界都在宣扬爱与和平的这一天,
唯一それを喜べなかったのが勇者として生を受けた人間だったとは、
唯一不高兴的是作为勇者接受生命的人。
あまりにも皮肉な結末だった……。
结局实在太讽刺了……。

***

「おい、勇者様がそろそろ帰って来るってよ」
“喂,听说勇者大人差不多要回来了。”
「おお、こりゃ見逃せねぇ。是非とも直で見なくちゃ」
“哦,这个可不能错过,一定要亲眼看看。”

城下町の沿道は、人々でごった返していた。
城下町的沿街都挤满了人。
誰もが幸せに満ちた表情で、いまかいまかと救世主の凱旋を待つ。
每个人都洋溢着幸福的表情,等待着救世主的凯旋。
その人混みの中には、フードで深く顔を隠したカイルの姿もあった。
人群中,还有用帽子遮住脸的凯尔。

「おっ、来たみたいだぞ! ほら見ろ、騎士の一団がやってくる!」
“啊,好像来了!快看,一群骑士来了!”

白馬に乗った王宮の兵士たちの姿が、高く掲げた旗と共に見えてきた。
王宫里骑着白马的士兵们的身影,和高举的旗帜一起显现出来。

「あっ! あれだ! おおい、勇者さまーっ!」
“啊!就是那个!喂,勇士!”
「勇者さまー!」「ありがとう、勇者リターっ!」
“勇者大人!”“谢谢你,勇者利特!”

自分ではない者に投げかけられている、勇者という称号。
这是抛给不是自己的人的勇者的称号。
カイルはこんな場所にノコノコと来てしまった事を
凯尔告诉我他来到了这个地方
後悔しながら、それでも今更帰ることもできずにいた。
虽然后悔,但事到如今也不能回去。
万が一、もしかしたら……。
万一……。
心優しいリタは自分の姿を見つけ、 善良的丽塔发现了自己,
共に戦った英雄として皆の前で讃えてくれるのではないか。 作为一起战斗过的英雄在大家面前赞颂。
都合のいい妄想だとはわかっている。
我知道这是一种妄想症。
だが、それでも。
但是,即便如此。
それでも彼は、そんな一縷の望みにすがるしかなかったのだ。
即便如此,他也只能寄希望于这一线希望。

「おおおっ! 勇者リターーっ!!」
“喔喔喔!勇者归来! !”

隣の男が出した大声につられ、反射的に顔を上げる。
被旁边的男人发出的声音吸引,反射性地抬起头。
陽光がキラリとひらめき、目を細める。
阳光闪过,眯起眼睛。
そこに、リタがいた。
丽塔就在那里。

「……………!」
“…………!”

騎士の一団を従え、ひときわ立派な毛並みの 在一群骑士的带领下,
白馬にまたがって手を振るリタの姿。 骑在白马上挥手的丽塔的身影。
沿道の歓声が、一斉に大きくなる。
沿途的欢呼声一齐变大。
笑顔の彼女はあの際どい衣装はそのままに、 她面带笑容,穿着那件华丽的衣服。
純白に金の刺繍をあしらった豪奢なマントを上から羽織っていた。 外面披着一件纯白镶金刺绣的奢华斗篷。

「リ……!」
“利……”

そう声を出しかけ、カイルは口をつぐんだ。
说到这里,凯尔闭上了嘴。
彼女の姿を見た瞬間、感じてしまったのだ。
看到她的瞬间,我就感觉到了。
田舎くさい三つ編みも、純朴な顔立ちも変わっていないのに、
土里土气的麻花辫和纯朴的容貌都没变。
リタから神々しい輝きが放たれていることに。
从丽塔身上散发出神圣的光辉。
その輝きは、自らの力で栄光を勝ち取った者だけが放つ、
只有靠自己的力量获得荣耀的人才会绽放光芒。
圧倒的な勝者のオーラだった。
是压倒性的胜者的气场。
勇者という称号は、まさに彼女にこそ相応しい。
勇者的称号,正适合她。
リタを見た誰もが、嫉妬に塗れたカイルでさえ、 看到丽塔的每个人,甚至是被嫉妒所笼罩的凯尔。
それを認めざるを得なかった。 我不得不承认。
カイルは一層フードを深くかぶり、静かにその場から離れていった……。
凯尔把帽子盖得更深,静静地离开了那里……。

***

それから半月後。
半个月后。
カイルはリタが残してくれた町外れの一軒家で、 凯尔住在丽塔留给她的镇外的独栋房子里。
抜け殻のような生活を送っていた。 过着空壳般的生活。
そんなある日の正午。
有一天中午。

「失礼。カイル様はおいでか」
“不好意思,凯尔先生在吗?”

突然訪ねてきた王宮の兵士に、カイルは
面对突然造访的王宫士兵,凯尔
有無を言わさず連行されていった。
不容分说就被带走了。

「あ、あの……オレが何か……?」
“啊,那个……我有什么……”

兵士が同乗した馬車の中で、
在士兵同乘的马车中,
カイルは恐る恐るたずねた。
凯尔战战兢兢地问。

「勇者リタ様に、カイル様をお呼びになるよう
“让勇者丽塔大人呼唤凯尔大人。
申しつかったのです。勇者様は城下町から離れた
是您说的。勇者大人离开了城下町
古城にお住いになられています」
住在古城里。”

それを聞いた瞬間、カイルの胸に
听到这句话的瞬间,凯尔的心
久方ぶりの歓喜が湧いた。
久违的欢喜油然而生。

(リタが、オレを覚えてくれていた……!)
(丽塔记得我……!)

兵士が怪訝な顔をするのも構わず、
士兵露出惊讶的表情也无所谓。
カイルは溢れる喜びに瞳がうるむのを止められなかった。
凯尔的眼睛被溢出来的喜悦湿润了。

***

到着した城は、こぢんまりとしているものの
到达的城堡虽然小巧玲珑
美しい庭園に囲まれた気品あふれる場所だった。
这里被美丽的庭院包围,充满了高贵的气质。
兵士に先導され、城の中に案内される。
在士兵的带领下,被带到城中。
石造りの長い廊下を渡ると、一団は両開きの大きな扉の前で足を止めた。
穿过石砌的长廊,一群人在两开的大门前停下脚步。

「この先で勇者様がお待ちです。
“前方有勇者等着您。
ここから先は我々は入る事を禁じられていますので、これにて」
从这里开始我们是禁止进入的,所以就这样。”
「えっ? じゃあオレ一人で?」
“啊?那我一个人?”
「はい、そのように申し使っております。あぁそれから…… “是的,我是这么说的。哦,还有……
『二人に相応しい再会を望む』と勇者様からの言伝になります」 从勇者大人那里得到了‘希望两个人合适的再会’的口信。”
「ふたりに……相応しい……」
“适合两个人……”

ボンヤリとそう繰り返したカイルを残して、
凯尔重复着这句话。
兵士たちは城から退出していった。
士兵们退出了城堡。

***

重い音を響かせて、ゆっくりと扉が開いてゆく。
响起沉重的声音,门缓缓打开。
まず目に入ってきたのは、広々した部屋の中央に敷かれた真紅の絨毯。
首先映入眼帘的是铺在宽敞房间中央的鲜红地毯。
そしてその絨毯が真っ直ぐに伸びた先に……
然后,在那条地毯笔直延伸的尽头……
彼女がいた。
是她。

「久しぶりね、カイル」
“好久不见,凯尔。”

束ねた三つ編み、涼し気な青い瞳。
扎起的麻花辫,清凉的蓝眼睛。
身につけているのは例の際どい装備ではなく、
身上穿的并不是那种花哨的装备,
それまでずっと彼女が着続けていた民族衣装。
在那之前她一直穿着的民族服装。
カイルが最も見慣れた姿で、リタが立っていた。
凯尔最熟悉的身影是丽塔。

「すぐに呼べればよかったんだけど、各国の歓待やら何やらで忙しくてね。
“要是马上叫来就好了,可是各国的款待什么的忙得不可开交。
この城を貰ってやっと暮らしも落ち着いたところなのよ」
有了这座城堡,生活才算安定下来。”

コツコツと足音を響かせながら、
发出咯噔咯噔的脚步声。
リタはカイルの目の前まで歩み寄る。
丽塔走到凯尔面前。

「うふふっ……合格よ。ちゃんと分かってたようね」
“呵呵……合格啦。你好像很清楚啊。”
「………………」
“………………”

耳まで真っ赤になった顔をうつむかせ、無言で立ち尽くしているカイル。
凯尔垂下连耳朵都通红的脸,默默地站在原地。
両手でそっと股間を隠しているその姿は……
用双手轻轻遮住大腿间的样子……
一糸まとわぬ丸裸だった。
一丝不挂地赤裸着。

「もし勇者ぶった格好で来ていたら、
“如果以勇者的姿态来的话,
すぐ城の外に叩き出してやろうと思ってたわ。うふふっ」
我想马上把他轰出城外。呵呵呵。”

リタは余裕たっぷりに腕組みをしながら、
丽塔从容地抱着胳膊说:
はぁはぁと熱い吐息を漏らしているカイルを眺める。
望着呼出热气的凯尔。

「手をどかしなさい」
“把手挪开。”
「はぁっ……あぁ……」
“啊……啊……”

抗うそぶりもなく、カイルはそっと股間から両手を離す。
凯尔毫不掩饰地将双手从大腿间移开。
露わになった性器は当然のように大きく勃起しており、
露出来的性器官理所当然地大大地勃起着,
興奮のあまりか鈴口からはプシュプシュと我慢汁が噴き出していた。
可能是太兴奋了吧,铃口扑哧扑哧地喷出了忍耐的汁液。

「あぁぁぁ……リタ様……」
“啊……丽塔小姐……”
「あはっ、リタ様? ふ〜ん、もうそこまで目覚めちゃったんだ。
“啊,丽塔小姐?嗯,已经醒到这种程度了。
それなら話が早いわね、ほら」
这样的话,说话就快了,你看。”

リタ様はカイルの股間の前に、ずいっと片膝を突き出す。
丽塔小姐在凯尔的大腿间伸出一只膝盖。

「私の膝にご挨拶しなさい、マゾ」
“向我的膝盖打个招呼吧,老妈。”

その呼び名に、カイルの心臓がドクンと高鳴る。
听到这个名字,凯尔的心脏怦怦直跳。
彼の妄想の中にだけ存在していたリタ様が、
只存在于他妄想中的丽塔大人,
いま現実となって目の前に降臨したのだ。
现在变成现实,降临在眼前。
真っ赤なスカートに包まれた隆起に向けて、
朝着被鲜红的裙子包裹着的隆起。
カイルは迷うことなくペニスを擦りつけはじめた。
凯尔毫不犹豫地开始摩擦他的阴茎。

「あははっ、マゾに相応しいご挨拶ね。
“啊哈,这句话真不愧是受虐狂。
マゾオナニー漬けのチンポには、これでも刺激が強すぎるかしら?」
对被施虐自慰的小鸡鸡来说,这样也太刺激了吧?”
「あへぇ、はへぇっ、リタ様っ、リタさまぁぁっ……!」
“啊,哈哈,丽塔大人,丽塔大人啊……!”

布越しに感じるリタ様の膝小僧の感触が興奮を加速させ、
隔着布感受到的丽塔小姐膝盖的触感加速了兴奋。
カイルは一心不乱に腰を振り続ける。
凯尔一心一意地不停地扭动着腰。

「あひぃぃ、出ちゃう、もう出ちゃうぅ」
“啊!要出去!快出去!”
「あらあら、そうじゃないでしょ。
“哎呀哎呀,不是这样的吧。
『臭くて汚いザーメンが、チンポから飛び出しちゃいそうです』でしょ?」
‘又臭又脏的精液,好像会从小鸡鸡身上蹦出来’吧?”
「はひぃ〜っ、はひ、くさくてきたなひザーメンがぁ、
“哎呀呀~哎呀呀,哎呀呀,哎呀呀,哎呀呀,哎呀呀,哎呀呀。
ちっ、ちんぽから飛び出しちゃいそうですぅぅ〜〜っ……!」
啊,好像要从公鸡里蹦出来啊~ ~ ~……!”
「あははっ、相変わらず情けないチンポねぇ。
“啊哈哈,你还是个没出息的小混混啊。
私の身体に触れるとすぐ射精しちゃうんだもの」
一碰到我的身体就射精。”
「あひぃ〜〜っ、飛び出ちゃいますぅ、情けないチンポ、
“啊~ ~ ~啊,快跳出来啦,没出息的真浦,
リタ様のお膝であっさり射精しちゃいますぅぅ〜〜っ!」
用丽塔小姐的膝盖轻松地射精哦~ ~ !”
「ほらダメダメ、久しぶりの再会なんだからもう少し我慢なさい。 “不行不行,久别重逢,再忍耐一下吧。
いい? 私が許しを出すまで射精しては駄目よ。 可以吗?在我允许之前不许射精。
だからといって、腰フリを弱めるのも許さないわ」
即便如此,我也不允许你削弱腰的力量。”
「くうぅううぅぅ〜〜〜〜〜〜っ……!」
“哇哦~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ !”
「必死でチンポをコリコリ擦りつけて、最高の興奮と快感を味わいながら、
“拼命地摩擦小鸡鸡,享受着最高的兴奋和快感。
それでも射精しないで我慢しなさい。
即使这样也不要射精,请忍耐。
歯を食いしばって耐えてるその顔、とっても面白いもの。うふふっ」
咬牙忍耐的表情,非常有趣。呵呵呵。”

眉を寄せ、苦悶し、涎を垂らし、口をすぼめ……
皱眉、苦闷、垂涎、噘嘴……
まるで百面相のように表情を目まぐるしく変化させながら、
就像百面相一样,表情瞬息万变。
こみ上げる射精感に耐え続ける。
继续忍受着涌上心头的射精感。
そんな無様な様子をリタ様に愉しんでもらっていることに、
丽塔小姐欣赏着她那副狼狈的样子。
この上ない幸せを感じながら。
感到无比的幸福。

「ぐひぃ、ひぐ、あっ、あひぃぃぃっ……!」
“咳!咳!啊!咳! !”
「あら、素っ裸だと思ってたけど……
“哎呀,我还以为你光着身子呢……
あなた、まだこんなものを後生大事にぶら下げてたのね」
你还小心翼翼地挂着这种东西呢。”

カイルの首から下げられていたネックレスの宝石をつまみあげ、
他抓起凯尔脖子上挂着的项链上的宝石。
リタ様はにやりと笑った。
丽塔小姐微微一笑。
それは言うまでもなく、彼が勇者である事を証明する大事な品。
不用说,那是证明他是勇者的重要物品。

「もうこれは必要ないわよね。 “已经不需要这个了吧。
魔王は私が倒しちゃったんだし。うふふっ」 魔王是我打倒的。呵呵呵。”

そう言うとリタ様は宝石をつまんだ指先に、ギリギリと力を込め始めた。
说着,丽塔小姐捏着宝石的指尖开始用力。

「あっ! しょれぇぇ、ぐぅっ、はひぃっ!」
“啊!是吗?啊,是啊!”
「いい機会だから、私が処分してあげるわ。
“这是个好机会,我帮你处理掉。
ちゃんとあなたが現実を受け入れられるように」
让你能够接受现实。”

深い青を讃えた神秘の宝石に、ピシッ、と亀裂が入り始める。
赞美着深蓝的神秘宝石,“啪”的一声开始裂开。

「あ〜〜〜〜っ! あ〜〜〜っ! あぁあぁ〜〜〜〜っ!」
“啊~ ~ ~ ~ !啊~ ~ ~ ~ !啊~ ~ ~ ~ ~ ~ !”
「ほ〜ら、もっと激しく腰を振りなさい。 “呵呵,再用力甩腰吧。
最後の拠り所が破壊されてゆく様を見ながら、 看着最后的救命稻草被破坏的样子,
チンポをビンビンに勃起させちゃいなさい」 让小鸡鸡勃起。”

リタ様の膝が、またがったカイルの股間をズンズンと突き上げ始めた。
丽塔小姐的膝盖开始从凯尔的大腿间往上推。

「おぉおぉぉぉおおぉぉ〜〜〜〜っ! それ駄目ぇぇ〜〜っ!
“哈哈哈~ ~ ~ ~ ~ !那可不行~ ~ ~ ~ !”
イグぅ、イッちゃううぅぅ〜〜〜〜っ!!」
哇,哇,哇~ ~ ~ ~哇! !”
「ほらほらほらほら、どんどんヒビが入ってきたわよ。
“你看,你看,龟裂越来越严重了。
この小さな石も、あの晩のアナタみたいに 这小小的石头,也像那天晚上的你一样,
あっさり私に挟み潰されちゃうわよ」 很快就会被我夹碎的。”
「ほおぉおぉぉぉ〜〜〜〜んっ……!!
“哈哈哈~ ~ ~ ~嗯……! !
もうチンポ駄目ぇぇ〜〜っ! リタ様リタさまリタさまぁぁ〜〜っ!!」
小鸡鸡不行了~ ~ !丽塔小姐丽塔小姐丽塔小姐啊~ ~ ~啊! !”
「あはははっ、もうイッちゃうのね。 “啊哈哈哈哈,你已经受不了了。
ちょっと突き上げてやっただけで、 只是稍微往上推了一下。
マゾチンポひとたまりもないのね。 简直连一顿虐心都没有。
いいわよ、もっとズンズンしてあげる」 好啊,我再给你点赞。”
「おほぉおぉぉ〜〜〜〜んっ! イグイグイグイグイグイグぅうぅぅ
“大家ぉおぉぉ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~我!イグイグイグイグイグイグぅうぅぅ
ゆっゆっゆっゆっゆっ……」
摇啊摇啊摇……”
「そらそらそらそら、もう最後よ! 
“是啊是啊,已经是最后一次了!
宝石と一緒にっ……イッちゃいなさいっ!」
和宝石一起……快点儿!”
「勇者リタ様ぁあぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜んっ!!!」
“勇者丽塔大人啊~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ! ! !”

その叫びと同時に、青い宝石は粉々に砕け散った。 就在他大叫的同时,蓝色的宝石碎裂开来。

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カイルのペニスからはビュービューと精液が飛び出し、
凯尔的阴茎里射出了精液,
リタ様の赤いスカートを白濁で濡らしてゆく。
白浊浸湿了丽塔小姐的红裙子。
宝石の破片がキラキラと舞い散るなかで、
在闪闪发光的宝石碎片中,
二人の表情は至上の恍惚に満ち満ちていた……。
两人的表情充满了无比的恍惚……。

***

それからのカイルは、この城でリタ様の
从那以后,凯尔在这座城堡里
忠実な性奴隷として暮らし始めた。
开始了忠实的性奴隶生活。
彼女に対する嫉妬や競争心は、遥か彼方に消え失せた。
对她的嫉妒和竞争心,消失在遥远的远方。
自分の全てをリタ様に委ね、彼女に飼われていることに
把自己的一切托付给丽塔大人,被她养着。
このうえない幸福を感じている。
感到无比的幸福。

「あははっ、またチンポ膨らましてるわ。
“啊哈哈,你又在膨胀小鸡鸡了。
後ろから前から忙しいわね、あはははははっ」
从后面到前面都很忙啊,哈哈哈哈哈。”

二人きりの居城でおくる、淫靡な生活。
在只有两个人的居城,过着淫靡的生活。
常に全裸で過ごすことを命じられ、
经常被命令全裸,
一挙一投足はもちろん、大小の排泄まで
一举一动自不必说,就连大大小小的排泄
リタ様の目の前で行わされていた。
在丽塔小姐的眼前进行。

***

「ふぅ、ただいま。勇者でいるのもラクじゃないわね。
“啊,我回来了。做个勇者也不轻松啊。
あっちの王宮は広くって足が疲れちゃったわ」
那个王宫太宽敞了,脚都累坏了。”

世間では慈愛に溢れた女神のようだとすら囁かれる彼女に
甚至有人说她是一个充满慈爱的女神,
こんな一面があるなどとは、天上の神々ですら想像できていまい。
连天上的众神都无法想象它有这样的一面。

「ほら、ご主人様の足にお帰りなさいませのご挨拶をしなさい」
“你去跟主人的脚打声招呼吧!”
「はぁぁっ……んちゅっ……!」
“哇……哇……哇……”

犬のようにリタ様の足元に飛びつき、
像狗一样扑到丽塔小姐的脚边,
汗の匂いが薫る美しい素足を舐め回す。
舔着散发着汗味的美丽的光脚。
踵から足の指一本一本まで、丁寧に。
从脚后跟到脚趾一根一根,小心翼翼。
そのうち我慢できなくなったのか、カイルは口いっぱいに 过了一会儿,凯尔终于忍不住了,
彼女のつま先を頬張ってじゅぷじゅぷとしゃぶり出してしまった。 我把她的脚尖贴在脸上,用力吮吸。

「うふふっ、本当に足舐めが大好きねぇあなたは。
“呵呵呵,你真的很喜欢舔脚。
こんなことでそこまで興奮できるなんて
这样的事情竟然能让我兴奋到这种程度
ホント便利な身体だわ、マゾって。あははっ」
真的是很方便的身体啊,被虐。啊哈哈!”
「はぶっ、しゃぶっ、んんっ、ふあぁ、リタ様ぁぁんっ……!」
“噗、噗、噗,丽塔大人啊……!”

興奮のあまりペニスはピンピンと痙攣を繰り返し、
由于过于兴奋,阴茎反复痉挛,
先走り汁をトロトロと溢れさせる。
先让汤汁咕嘟咕嘟溢出来。
緩んだ肛門からは、プスプスと弱々しい音とともに
从松弛的肛门里发出“噗噗噗”的微弱声音
おならが漏れてしまっている。 屁漏了出来。

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「あははっ、情けな〜い。いいわよ、
“啊哈哈,真可怜啊,好啊。
面白いからそのままオナニーして見せなさい」
很有趣,就这样手淫吧。”
「はひぃ……! はふっ、はふっ、はふぅっ……!」
“哈哈……哈哈,哈哈……哈哈……”

右手でペニスをしごき、左手の指を肛門に突っ込む。
右手捋着阴茎,左手伸进肛门。
同時に金玉をぷらんぷらんと揺らし、快感を表現する。
同时将金玉轻轻摇晃,表现出快感。
これがリタ様に仕込まれた、基本のオナニースタイルだった。
这是丽塔大人教给我的基本手淫方式。

「あ、今日は私の許可を待たずいつでもイッていいわよ。
“啊,今天不用等我的许可,随时都可以。
どれくらい耐えられるかしらね?」
能忍受多久呢?”
「あひゅっ!!」
“哎哟! !”

とその途端、カイルの肉棒から放物線を描いて
就在这时,从凯尔的肉棒上画出一条抛物线,
精液が飛び出してしまった。
精液流出来了。

「あははははっ、もう射精しちゃったわ。
“啊哈哈哈哈,已经射精了。
私が命令してあげないと本当にユルユルなんだから
如果我不命令你,你就真的是在胡闹。
このマゾチンポったら。あはははははっ」
你这个受虐狂。哈哈哈哈哈!”
「あふぅんっ……ちゅうっ、ちゅうぅ〜〜っ……」
“哇……哇……哇……”

あまりにも早すぎる射精をわびているつもりなのか、
是想为过早射精道歉吗?
カイルはリタ様の足指を媚びた顔つきでちゅうちゅう吸い続けるのだった。
凯尔满脸谄媚地吸着丽塔小姐的脚趾。

***

厳かな陽光が差し込む、城の中庭。
庄严的阳光照进城堡的中庭。
色とりどりの花が咲き乱れる天国のようなその場所で、
在这个五彩缤纷的天堂般的地方,
午後のリタ様は散歩を楽しんでいた。
下午的丽塔小姐很享受散步。
彼女の真っ白な指先から伸びるリードに引かれ、
被从她雪白的指尖伸出来的导线吸引。
犬のように四つん這いで後を追うカイルと共に。
和像狗一样匍匐着追赶的凯尔一起。

「う〜ん、いい天気ねカイル。お日様の光は気持ちいいでしょう」
“嗯,好天气啊,凯尔。太阳的光很舒服吧?”
「はぁっ、はぁっ、はぁん……」
“哈、哈、哈……”
「……うふふっ、あなたは違うところが気持ちよくなってるみたいね」
“……呵呵呵,你好像在不同的地方感觉很舒服。”

リタ様はきらきらと光る金髪を掻き上げると、
丽塔小姐撩起闪闪发光的金发说:
瑞々しい芝生でぴたりと足を止めた。
在清新的草坪上停下脚步。

「ちょっとここで休憩にしましょうか。ね?」
“在这里休息一会儿吧,对吧?”

その一言でカイルは勢い良く立ち上がり、
这句话让凯尔一下子站了起来。
彼女の真後ろにペタンと座り込んだ。
扑通一声坐在她身后。
その顔は限界まで天を向き、空で輝く太陽を見上げている。
那张脸一直望着天空,仰望着天空中闪耀的太阳。

「ふふっ、準備よし、ね」
“呵呵,准备好了。”

ぶわっ、と風が巻き起こり、
一阵狂风呼啸而过。
カイルの視界から一瞬で太陽が消失した。
一瞬间,太阳从凯尔的视野里消失了。
それもそのはず、彼の上半身はリタ様のスカートの中に
他的上半身被塞在丽塔小姐的裙子里,
すっぽりと包み込まれてしまっていたのだ。
被包裹得严严实实。

「うふふっ、どう? 極上の眺めでしょう」
“呵呵呵,怎么样?是山顶的景色吧?”

天を見上げていたはずのカイルの目の前に、
就在本该仰望天空的凯尔眼前,
突如としてリタ様の巨大な尻が出現していた。
丽塔大人的巨大屁股突然出现了。

「あぁあぁっ、リタ様ぁっ……!」
“啊啊啊啊,丽塔大人啊……!”

下着もつけていない、正真正銘の生尻。
连内衣都没穿,货真价实的生屁股。
ピンク色をした性器の割れ目と、キュッと締まった肛門。
粉红色的性器裂口和紧绷的肛门。
その周囲にうっそうと茂る長い陰毛が、
它的周围是茂密的阴毛。
興奮したカイルの鼻息でチロチロと揺れていた。
被兴奋的凯尔的鼻息轻轻摇晃着。

「ほ〜ら、自分の顔が何に押し潰されちゃうのか、
“呵呵,自己的脸会被什么压垮呢?
じっくりと確認しておくといいわ。うふっ」
仔细确认一下就好了。呵呵。”

ゆらりゆらりと腰を揺らし、リタ様が妖艶に笑う。
丽塔小姐摇晃着腰,妖艳地笑了。
見上げる男の興奮を弄ぶかのように、
像是在玩弄仰视的男人的兴奋。
獲物をじっくりと追い詰めるかのように、
就像仔细追击猎物一样。
リタ様はゆっくりと腰をおろしてゆく。 丽塔小姐慢慢坐了下来。

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「はぁっ、はぁっ、ああ〜〜っ……!」
“哈、哈、啊~ ~啊……!”

カイルの視界が、巨尻で埋め尽くされてゆく。
凯尔的视野被巨尻填满。
男の身体では絶対に持ち得ない、
男人的身体是绝对无法拥有的,
女にだけ許された、その圧倒的な肉感。
只有女人才会有那种压倒性的肉感。
まるで魔王が黒雲で世界を覆い尽くしていたように、
就像魔王用乌云覆盖了整个世界一样,
リタ様の巨大なお尻は世界を征服していた。
丽塔大人巨大的臀部征服了世界。

「うふふっ、しっかり支えるのよ。そら」
“呵呵呵,你可要好好支撑啊。”

ずずぅぅぅぅぅぅんっ……!
哎哎哎哎……!
そんな地響きすら聞こえてくるような迫力で、
那种震撼力连大地的回响都能听到。
リタ様のお尻がカイルの顔面を押し潰した。
丽塔小姐的屁股压扁了凯尔的脸。

「ふぐぅぅぅうぅぅ〜〜〜〜〜〜っ!!」
“呜呜呜~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ! !”

首筋に力を込め、必死で彼女の全体重を受け止める。
脖子用力,拼命承受她的全部体重。
これがリタ様専用、休憩用のマゾ椅子なのだった。
这是丽塔小姐专用的休息椅。

「うん、いい座り心地。やっぱり家具は
“嗯,坐着很舒服。果然家具
使えば使うほど馴染んでくるものね」
越用越熟悉。”

事も無げにそう言い放ちながら、
若无其事地说着。
リタ様は容赦なくお尻に体重を乗せる。
丽塔小姐毫不留情地把体重压在屁股上。
あまりにも強い肉圧と、スカートで遮られ
因为太大的肉压和裙子的遮挡,
どんどん濃度が高まってゆくリタ様の匂い。
浓度越来越高的丽塔大人的味道。
カイルは自らが受けている仕打ちに陶然となりながら、
凯尔对自己所受到的待遇感到很陶然。
その舌は自然と彼女の肛門を舐め始めていた。
那舌头自然而然地开始舔她的肛门。

「あはは、始まった。お掃除機能まで
“啊哈哈,开始了,连清扫功能都有了。
ついてるのよね、このマゾ椅子。
你真走运啊,这把女式椅子。
せいぜい綺麗にしてちょうだいね、あはははっ」
最多也要弄得漂亮一点啊,哈哈哈。”

カイルの舌に、濃厚で複雑な味が染み渡ってゆく。
浓郁而复杂的味道逐渐渗入凯尔的舌头。
わざと拭きを甘くしていたのか、 是故意把擦手巾擦得太甜了吗?
リタ様の肛門は舌をねじ込めばねじ込むほど、 丽塔小姐的肛门越塞舌头,
マゾへの返礼だと言わんばかりに
就好像是对我妈的回礼一样
こってりとした味と匂いをにじませてくる。
散发出浓郁的味道和气味。
いつしかスカートの内部は肛門の匂いが充満し、
不知不觉间,裙子内部充满了肛门的味道,
まるで自分の上半身すべてが、リタ様の直腸に
就好像自己的上半身全部被丽塔小姐的直肠
すっぽりと飲み込まれてしまったかのような
就像被完全吞噬了一样
錯覚を覚えるほどになっていた。
甚至产生了错觉。

「うふふっ……今日のお尻、ずいぶん気に入ったようね。
“呵呵呵……你好像很喜欢今天的屁股。
チンポがびっくんびっくん跳ね上がってるわ」
小鸡鸡跳得一瘸一拐的。”
「ふぐぅ、ぶぶっ、んぶぶぶぶぶ……!」
“噗、噗、噗、噗……!”
「こんな爽やかな場所で、 “在这么清爽的地方,
ポコチンおっ勃てて一人で興奮しまくっちゃうなんて。 勃起得厉害,一个人兴奋得不得了。
本当に恥ずかしい男だわ、あはははっ」
真是个不好意思的男人啊,哈哈哈。”

リタ様の嘲笑に身悶えするかのように、
仿佛被丽塔小姐的嘲笑吓得浑身发抖。
ペニスがビクンビクンと痙攣する。
阴茎剧烈地痉挛。
亀頭から金玉まで我慢汁が滴り落ち、
从龟头到金玉,忍汁滴落,
次第にそれはねっとりと糸を引き始めていた。
渐渐地,它开始黏糊糊地拉线。

「ふうぅっ、ぶぅぅ、んぶっ、んぶっ!」
“嗯,嗯,嗯,嗯!”

それでもリタ様は、さらにペニスを追い詰める。
尽管如此,丽塔小姐还是继续追问她的阴茎。

「マゾチンポびくびくさせて、臭い金玉汁だらだら漏らして……
“让你提心吊胆,臭臭的金玉汁液滴漏出来……
挙句の果てには女の肛門ひとつにねじ伏せられちゃって。
结果被女人的一个肛门缠住了。
みっともないとは思わないの? こんな姿を晒して情けなくならないの?」
你不觉得丢人吗?晒出这样的样子不觉得可怜吗?”
「ふぐぅ〜〜〜〜っ! んぶぅぅ〜〜〜〜っ!」
“嗯~ ~ ~ ~ ~ ~ !嗯~ ~ ~ ~ ~ ~ !”
「何よ腰をクネクネさせちゃって。
“什么啊,把腰扭了。
やめて〜、イジメちゃいや〜ん、って言いたいのかしら。
是想说“住手!不要欺负我!”吗?
あははははっ、そんなので許すはずないでしょ、このマゾっ」
啊哈哈哈哈,这样的话怎么可能原谅你呢,你这个婊子。”
「ふぐぅぅ〜〜んっ、んむぅぅ〜〜〜〜んっ!」
“嗯……嗯……嗯……嗯……”
「マゾ。このマゾ。変態マゾ。ちんぽこいじって “婊子,你这个婊子,变态变态的婊子。
マゾ射精するしか能がない、この世界で最低の恥ずかしい生き物。 这世界上最可耻的生物,只能进行性虐射精。
女の子にされることなら何でも快感に繋げちゃう、
只要是女孩子做的事,都能带来快感。
マゾチンポの本能だけで生きてるミジメな存在。
只靠受虐狂的本能生存的作弄人的存在。
あははっ、なに悲しそうな声出してるのよ。
啊哈哈,你的声音怎么这么悲伤啊。
気持ちいいんでしょ? 嘲笑されると金玉フル回転で
很舒服吧?当你被嘲笑的时候,你可以用金玉满盘
キュンキュンってマゾザーメン作り始めちゃうんでしょ?
心动就开始做虐心面了吧?
だったら素直にちんぽこヒクヒクさせてなさいよ。
那就老老实实地让他嘻嘻哈哈的吧。
何の結果も成果も生み出さない、存在自体が無意味な
不会产生任何结果和成果,存在本身毫无意义
勃起チンポ震わせて、あひ〜ん、あひ〜んって泣き続けなさいよ。
勃起小鸡颤抖着,哇哇、哇哇地哭个不停吧。
そういうミジメな姿を女の子に見て貰って
我想让一个女孩看到我这样作弄人的样子,
笑われて、馬鹿にされて、憐れまれて。
被嘲笑,被愚弄,被怜悯。
それでどぴゅどぴゅぅ〜んって感激射精しちゃうんでしょうが。
所以才会扑通扑通地激动地射精。
ほらやれ、して見せなさいよ。
喂,给我看看。
金玉にみっちり詰め込んだ臭いザーメン、
金玉满地的臭精液,
私の目の前で噴水みたいにどっぴゅんしちゃいなさいよ。
就像在我面前喷水一样。
出せ、早く出せマゾっ! 私の言葉だけでイッちゃえ、
快点快点快点快点快点快点快点快点快点快点快点!光凭我的话,就能让你生气。
このドスケベマゾチンポっ!」
你这个蠢蛋!”

どぴゅっ!! どぴゅぴゅぴゅぴゅぴゅ〜〜〜〜〜〜〜〜っ!! 扑通! !扑通扑通扑通~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ! !

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身体が浮き上がるかのような快感と共に、
伴随着身体仿佛浮起来的快感。
限界まで追い詰められたペニスは勢い良く射精した。
被逼到极限的阴茎用力射精。
リタ様からの叱責だけで絶頂に至った肉棒は、
因为丽塔小姐的斥责而达到高潮的肉棒,
その調教に感謝を示すかのように
就像对它的调教表示感谢一样
いつまでも庭園に真っ白な花を咲かせていた。
庭院里一直开着洁白的花。

「うふふふっ、本当にイッちゃったわ、おもしろ〜い。
“呵呵呵,真的很兴奋,很有趣。
どこまで変態になっていくのかしら、このマゾチンポは」
这个受虐狂会变态到什么程度呢?”

マゾ絶頂に震えるカイルを尻に敷いたまま、
我把浑身颤抖的凯尔垫在屁股上。
リタ様は流れ込む春の風を迎えて気持ちよさそうに深呼吸した。
丽塔小姐迎着流入的春风,愉快地深呼吸。

「ふぅ〜、ってあら、いつの間にか小便まで漏らしちゃってる。
“哎呀,哎呀,不知什么时候连尿都漏了。
ザーメン出すだけじゃ足りなかったのね、うふふっ」
光是精液还不够啊,呵呵呵。”

ちょろちょろと黄色い小便を漏らしているペニスを
他的阴茎滴漏着黄色的小便,
両足のつま先でツンツンつつき回しながら、リタ様が笑う。
丽塔大人一边用脚尖不停地戳着,一边笑了。

「今夜は久しぶりにマゾダンスが見たいわ。
“今晚想看久违的虐舞。
また私にたくさん笑ってもらえるよう、
为了能让我再次笑得更多,
スケベで滑稽な踊りを考えておきなさい」
先想想用色鬼做的滑稽舞蹈。”

足元から広がってゆく水たまりが、
从脚边蔓延开来的水洼。
太陽の光を反射してキラキラと輝いている。
反射着阳光闪闪发光。
全てを手に入れて、本当の自分にたどり着いた女。
得到一切,找到真正的自己的女人。
全てを失って、本当の自分にたどり着いた男。
失去一切,找到真正的自己的男人。
同じ場所から始まった二人のめくるめく冒険の旅は、
从同一个地方开始的两个人令人眼花缭乱的冒险之旅,
こんな形の大団円で幕を閉じたのだった……。
以这样的形式大团圆落幕……。


【END】  【END】
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